新加入メンバーたちの初陣パフォーマンス評価:コナテ選手の壁と実力派たちの初陣パフォーマンス評価

新シーズンに向けて、フロレンティーノ・ペレス会長は無冠からの完全な復活を期して、移籍市場で巨額の投資を行い、各ポジションにトップクラスの新戦力を次々と引き入れました。エスパニョールとの開幕戦では、そのうちの3選手(イブラハ・コナテ選手、デンゼル・ダンフリース選手、ベルナルド・シウバ選手)が先発メンバーに名を連ねました。

最も強烈な存在感を放ったのが、リヴァプールからフリーで加入したフランス代表センターバックのイブラハ・コナテ選手でした。コナテ選手は抜群の身体能力を活かし、エスパニョールの空中戦の強みであるロベルト・フェルナンデス選手らを完璧に窒息させ、前半終了間際にはゴールライン上での奇跡的なシュートブロックを披露。ディフェンス陣に素晴らしい安定感をもたらし、正センターバックの座を力強くアピールしました。 (via SPORT / ElDesmarque)

一方、右サイドバックとして Trent Alexander-Arnold選手を抑えて先発起用されたデンゼル・ダンフリース選手(インテルから違約金2000万ユーロで獲得、2030年までの契約)は、その持ち前のアグレッシブな推進力で何度も攻撃を牽引したものの、守備での大きな desajuste(ギャップ)を露呈。エスパニョールの同点ゴールの場面では、対面するJavi Hernández選手にあまりにも安易にスペースをプレゼントしてクロスを許し、失点の大きな要因となってしまいました。 (via SPORT / ElDesmarque)

また、マンチェスター・シティからフリーで加入し、大きな期待を集めていたベルナルド・シウバ選手は、守護神アンカーのチュアメニ選手が右膝の違和感により急遽招集外となったことで、フェデ・バルベルデ選手と変則的な「ダブルピヴォット」を形成。ベルナルド選手はピッチを縦横無尽に走り回ってゲームをコントロールしようと努めたものの、本来守備的な選手ではないため、エスパニョールの鋭いカウンターの前にバイタルエリアのプロテクトが崩壊。守備陣が完全に相手アタッカーにさらされる状況を作り出してしまいました。 (via SPORT / ElDesmarque)

後半からは、左サイドバックにマルク・ククレジャ選手が投入されて強固な壁を築き、さらにArda Güler選手に代わってYan Diomande選手が電撃投入。Diomande選手はボールを持つたびに強引な縦へのドリブル突破を仕掛け、相手守備陣を2人で監視せざるを得ない極限状態に追い込んだことで、エスピ選手の1-2となる決勝ゴールを呼び込む間接的な大きなスペースを作り出しました。 (via SPORT / ElDesmarque)

エンドリック選手 プレミアリーグの複数強豪からの巨額オファーを断固拒絶しマドリード残留を選択

ブラジルの至宝である若いエンドリック選手は、前シーズンのリヨンへのローン修行から戻ってきた今夏、自身の去就を巡る非常に大きな岐路に立たされていました。

今夏のプレシーズン、エンドリック選手は練習や「テレサ・エレーラ杯」の45分間の出場などで高いクオリティを見せていましたが、その後、軽い筋肉系の違和感を抱えて個別メニュー調整を強いられ、エスパニョールとの開幕戦の招集メンバーから除外されました。この状況を受け、イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド、マンチェスター・シティ、チェルシー、アーセナル、トッテナム、そしてフルアムといった複数の名門クラブが一斉に彼の代理人に接触。特にヨーロッパリーグ王者であり、今季チャンピオンズリーグに挑むアストン・ヴィラのウナイ・エメリ監督は、エンドリック選手のレンタルでの獲得に向けて非常に熱心な説得のアプローチを仕掛けていました。 (via SPORT)

エンドリック選手の代理人を務める「 Roc Nation Sports 」社(ヴィニシウス選手や新加入のDiomande選手も擁するメガエージェンシー)も、マドリードの前線がキリアン・エムバペ選手やカルロス・エスピ選手の加入によって極限の「 embudo(大渋滞)」を引き起こしている現実を懸念し、出場機会を確保できるプレミアリーグや、イタリアのセリエA・ASローマからの正式なレンタルオファーを真剣に検討するよう促していました。 (via SPORT)

しかし、エンドリック選手自身がこのすべてのオファーを毅然と拒絶。彼は『この世界で最も偉大なクラブで、自分の実力だけでポジションを勝ち取ってみせる』と宣言し、今シーズンはマドリードに残留してエムバペ選手らの高い壁に真っ向から挑む道を選択しました。モウリーニョ監督も、エンドリック選手のこの強い意志を高く評価しており、シーズンが始まれば必ず貴重なチャンスが訪れることを伝えています。 (via SPORT)