キリアン・エムバペ選手 新銀河系軍団のリーダーとしてタイトル獲得を誓う3年目の決意
フランス代表の絶対的ストライカーであるキリアン・エムバペ選手は、多くの紆余曲折を経てレアル・マドリードに加入したものの、これまでの2シーズンはチームにとっても彼自身にとっても非常に厳しい結果となっていました。エムバペ選手が加入する直前のマドリードはラ・リーガとチャンピオンズリーグを制する絶対王者でしたが、彼の加入後の2年間で獲得したタイトルは、初陣のアタランタ戦でのヨーロッパ・スーパーカップと、数ヶ月後のパチューカ戦でのインターコンチネンタルカップのみ。ラ・リーガ、コパ・デル・レイ、そしてチャンピオンズリーグのタイトルはすべて他クラブの手に渡るという、非常に不本意な2年間の無冠期間を過ごしてきました。 (via SPORT)
この期待を大きく裏切る結果に対し、昨シーズンの本拠地での最後から2番目のゲームであるオビエド戦では、トレーニング中の筋肉の違和感を理由に欠場したエムバペ選手に対して、スタンドのサポーターから非常に厳しい指笛とブーイングが浴びせられる事態にまで発展しました。個人スタッツとしては、初年度に自身のキャリアハイに並ぶ44ゴール、昨季は負傷離脱がありながらも44試合で42ゴールと驚異的な得点力を誇っているものの、アシスト数はそれぞれ5アシスト、6アシストと彼のキャリアの中で最も低い数値を記録。周囲との連携不足が、チームの無冠の一因として批判の的になっていました。 (via SPORT)
しかし、ジョゼ・モウリーニョ新監督の就任により、エムバペ選手は新たな覚悟を示しています。彼はクラブの公式チャンネルであるレアル・マドリードTVを通じて、次のように極めて強気に今シーズンのタイトル獲得を誓いました。
『私たちは必ず再びタイトルを獲得すると確信しています。それこそが私たちが望んでいることであり、現実に起こることです。チーム全体にタイトルへの強い渇望とエネルギーを感じています』。
モウリーニョ新監督も、エムバペ選手が代表での激闘の後に予定を2日切り上げてチームに早期合流し、最後のSchalke戦でテストに臨んだプロ意識を『信じられないほど素晴らしく、完全に異次元のレベルにある選手だ』と絶賛。エムバペ、ヴィニシウス、ベリンガムの3人のスターをどのように共存させ、輝かせるかが新シーズンの最大の焦点となります。 (via SPORT)
カルロス・エスピ選手 電撃獲得からデビュー10分で劇的決勝弾を挙げた新星ホセル・ジュニアの衝撃
エスパニョールとのアウェーでの開幕戦において、レアル・マドリードに勝ち点3をもたらす救世主となったのは、今夏に最も静かに、そして迅速に獲得された21歳の大型FWカルロス・エスピ選手でした。
エスピ選手は1-1の緊密なスコアで迎えた後半終盤にピッチに投入されると、わずか10分後の90分、キリアン・エムバペ選手がエリア内に強引に侵入して生み出したこぼれ球をめぐり、相手キーパーのダニエル・ドミトロヴィッチ選手の信じられないクリアミスを見逃さずにボールをさらい、冷静にドミトロヴィッチ選手をかわして決勝ゴールを流し込みました。この劇的なデビュー弾に対し、エスピ選手は興奮を隠せない様子でこのように語りました。
『今、私は世界で一番幸せです。勝ち点3を獲得できたこと、そしてチームを助けられたことに感謝しています。あの瞬間、ボールが見えたときに「これが自分のチャンスだなんて信じられない」と思いました。素晴らしいチームメイトたちとピッチに立ち、ゴールを喜んだあの瞬間は本当に夢のようでした』。 (via MARCA / SPORT)
エスピ選手の獲得は、まさに市場閉幕直前の電撃オペレーションでした。前シーズンにレヴァンテUDで13ゴールを挙げ、チームの残留に大きく貢献していたエスピ選手に対し、イングランドのハル・シティやブライトンがバイアウト条項の支払いを提示し、移籍の手続きが最終合意に達しようとしていたその時、マドリードが割って入りました。マドリードは、FWゴンサロ・ガルシア選手をフルアムへ4000万ユーロ(70パーセントの所有権)で売却した資金をそのまま活用し、わずか24時間の超高速交渉でエスピ選手の違約金2500万ユーロを満額支払って強奪。この移籍によってクラブには1500万ユーロの差額利益が残っただけでなく、モウリーニョ監督が切望していた「高さと強さを兼ね備えた純粋な9番」を確保することに成功しました。 (via SPORT / MARCA)
1.94メートルの偉大な体躯を誇るエスピ選手に対し、チームメイトのティボ・クルトワ選手やジュード・ベリンガム選手は、かつてマドリードを救い続けたレジェンドに倣って『ホセル・ジュニア(Joselu Junior)』という愛称を授けました。クルトワ選手は彼のポテンシャルについて、次のように絶賛しています。
『練習でコナテやRüdigerといった屈強なディフェンダーたちと激しく身体をぶつけ合っている彼の姿には、本当に目を見張るものがあります。彼は才能にあふれ、非常に強靭で、今までの私たちのチームにはいなかった素晴らしいプロフィールを持った選手です。彼はまさに「ホセル・ジュニア」であり、彼がこのような形でゴールを決めて私たちに勝利をもたらしてくれたことを、チーム全員が心から喜んでいます』。 (via MARCA)
現在、エスピ選手はマドリードに自宅が見つかるまでの間、バルデベバスのクラブハウスの宿舎でモウリーニョ監督や彼のコーチングスタッフ、そしてマルク・ククレジャ選手と同じ屋根の下で共同生活を送っています。モウリーニョ監督はエスピ選手との不思議な縁について、次のように語り、目を細めています。
『彼は非常に面白い青年です。私たちはバルデベバスの施設で一緒に生活しており、朝食、昼食、夕食を私のスタッフやCucuと一緒に毎日楽しんでいます。本当に素晴らしい雰囲気のグループです。彼は今、まさに夢のような生活を送っていますが、決して地に足が着いていないわけではなく、本当に信じられないほどのハードワークを日々こなしています。非常に優れた選手であり、相手ゴールに背を向けた状態からキリアンへ完璧なパスを送るプレーも披露してくれました。私たちはこのような選手を必要としていました』。 (via SPORT / MARCA)
