新シーズンの始動と計画
エスパニョールのトップチームは、約2週間後の7月7日から2026-27シーズンに向けたプレシーズンをスタートさせます。マノロ監督のもとで新シーズンを迎えることになりますが、サプライズがない限り、初日から多くの新顔が揃うことはなさそうです。新たにスポーツ部門のゼネラルディレクターに就任したモンチは、これまで何度も繰り返している通り、まずは選手の放出オペレーションを迅速に進めることを最優先事項としています。彼の計画通りに進めば、今夏に10人近くの補強が行われる予定ですが、そのためにはまず人員整理を完了させる必要があります。(via Mundo Deportivo)
プアドの負傷状況
プレシーズン開始時には間に合わないものの、マノロ監督にとって最大の補強とも言えるのが、キャプテンであるハビ・プアドの復帰です。彼は1月15日に手術を受けた右膝前十字靭帯断裂の重傷から現在もリハビリを続けています。明確な復帰日は設定されていないものの、順調にいけば10月末にはピッチに戻れる見込みです。クラブは決して復帰を急がせることはなく、指定されたリハビリ期間をしっかり守り、完全に回復した状態での復帰を目指しています。ピッチ内外でのリーダーシップや得点力、前線からのプレス、戦術眼など、彼がチームにもたらす影響力は非常に大きいと評価されています。昨年の7月4日に2030年までの契約延長が発表された背番号7の帰還を、モンチSDを含めクラブ全体が心待ちにしています。(via Mundo Deportivo)
ストライカーの補強
モンチSDは、夏の補強計画において攻撃陣の強化を重要視しています。現在、チームの9番のポジションにはキケ・ガルシア、ロベルト、そして復帰予定のプアドが名を連ねていますが、クラブは今夏の移籍市場でさらなるストライカーの獲得を目指しています。前線の競争力を高め、チーム全体のレベルを底上げするための絶対的な点取り屋、いわゆるキラーの補強が急務となっており、フロントは水面下で動いています。(via Mundo Deportivo)
ラ・リーガ1部参戦と決勝戦
エスパニョールは、8月15日に開幕する2026-27シーズンのラ・リーガ・EAスポーツ(1部リーグ)に参戦する20クラブの1つとして正式に確認されました。トップリーグでの戦いに向けて準備が進む一方で、チームは目先の重要な一戦も控えています。対戦相手であるセビージャ側の情報によると、エスパニョールとセビージャによる決勝戦が48時間後に迫っており、相手チームの若手FWイサック・ロメロが出場へ向けて時間との戦いを強いられている状況のようです。(via ElDesmarque)
ローン選手の退団と復帰
期限付き移籍でエスパニョールに加入していた選手たちの動向も明らかになっています。ビジャレアルから2シーズンのローンで加入していた左ラテラルのカルロス・ロメロは、公式戦71試合に出場して8ゴールを記録する大活躍を見せ、ラ・リーガ屈指のサイドバックとしての評価を確立しました。彼はローン期間を終え、2031年までの新契約を結んで保有元のビジャレアルへ帰還します。同じくビジャレアルからローンで加入していたMFラモン・テラッツも退団します。エスパニョールでの時間は好不調の波があったものの、その多用性と運動量は高く評価されていました。一方で、以前エスパニョールから移籍していた中盤のホセ・グラゲラが再びクラブに復帰したことも確認されています。(via Estadio Deportivo, SPORT)
新たな獲得ターゲット
夏の補強ターゲットとして、いくつかの名前が挙がっています。エスパニョールは、来季の2部降格が決定したジローナのMFイバン・マルティンに関心を寄せています。彼は恩師であるミチェル監督がアヤックスへ去ったこともあり移籍を希望しており、デポルティボ・ラ・コルーニャやセビージャ、アスレティック・クラブ、さらに海外クラブなどとの争奪戦になっています。ジローナは彼の移籍金を最低でも300万ユーロに設定している模様です。一方で、フィオレンティーナのアルゼンチン人FWルーカス・ベルトランにも興味を示していましたが、こちらはリーベル・プレートへの買い取りオプション付きローン移籍が合意に達したため、獲得の可能性は消滅しました。(via Estadio Deportivo, ElDesmarque)
クラブOBの話題
エスパニョールにゆかりのある人物たちの小ネタです。現在デポルティボ・ラ・コルーニャに所属し、今季の昇格に貢献したGKヘルマン・パレニョが2028年まで契約を延長しました。彼がラ・リーガ1部でプレーした唯一の試合は、2014年のエスパニョール時代に出場したセビージャ戦でした。また、かつてエスパニョールでプレーしたルイス・ガルシア・フェルナンデス監督は、ラス・パルマスの指揮官を退任し、来季はマジョルカの新監督に就任することが濃厚となっています。(via SPORT, Mundo Deportivo)
【本日の総括】
モンチ新SDのもとで来季1部リーグに向けた陣容整理が着々と進んでいます。ロメロやテラッツといった主力級のローン組が退団する中、長期離脱中の主将プアドの復帰と新たなストライカーの獲得が夏の最大のテーマとなりそうです。