ビクトル・ムニョスのリヴァプール移籍が公式発表
オサスナで大ブレイクを果たした22歳のスペイン代表FWビクトル・ムニョスが、イングランドのプレミアリーグ、リヴァプールFCへ完全移籍することが正式に発表されました。この移籍は、リヴァプールの新監督に就任したアンドニ・イラオラ体制での最初の補強となります。リーガをよく知るイラオラ監督は、ムニョスの飛躍を高く評価し、獲得を熱望していました。
ムニョスは現在、ワールドカップを戦うスペイン代表の一員としてアメリカに滞在していますが、代表の拠点となっているテネシー州チャタヌーガのキャンプ地でメディカルチェックを無事に通過し、2032年までの6年間にわたる長期契約にサインしました。ワールドカップでの戦いが終了し次第、新たなチームメイトたちと合流する予定です。
オサスナでの今シーズン、ムニョスは全公式戦で34試合から36試合に出場し、7ゴール5アシストという見事な成績を残してチームの1部残留に大きく貢献しました。この活躍により、FCバルセロナや、アンソニー・ゴードンの代役を探していたニューカッスル・ユナイテッドといった複数のビッグクラブから関心を集めていましたが、最終的にリヴァプールが契約解除金を支払う形で争奪戦を制しました。
(via SPORT)
クラブ史上最高額の売却益と移籍金の分配
リヴァプールがビクトル・ムニョス獲得のために支払った金額は、契約解除金に設定されていた満額の4000万ユーロに上ります。これにより、この移籍はオサスナのクラブ史上において最高額の売却となりました。
ムニョスは昨夏、レアル・マドリードの下部組織であるカスティージャから500万ユーロの移籍金でオサスナに加入しました。しかし、その契約の際、レアル・マドリードは買い戻しオプションに加えて、将来の移籍から生じる利益の50%を受け取る権利を留保していました。そのため、今回の4000万ユーロの移籍金のうち、半分の2000万ユーロがオサスナに、残りの2000万ユーロがレアル・マドリードに分配されることになります。
(via Estadio Deportivo)
オサスナからムニョスへの感謝の公式声明
移籍の公式発表に伴い、オサスナもクラブの公式声明を発表し、移籍の詳細と選手への感謝を表明しました。
クラブは声明の中で、『オサスナ・アスレティック・クラブは、リヴァプール・フットボール・クラブと、契約解除金として設定されていた4000万ユーロでビクトル・ムニョス選手の移籍について合意に達しました。昨夏に前所属のレアル・マドリードCFと結んだ移籍合意に基づき、オサスナは選手の経済的権利の50%を保有していました』と報告し、移籍の条件を説明しています。
さらに続けて、『オサスナ・アスレティック・クラブは、ビクトル・ムニョスの素晴らしいスポーツ面でのパフォーマンス、そして選手としての最後の日までクラブに対して模範的な敬意を払い続けてくれたことに感謝したいと考えています。同時に、彼の新たなプロとしての挑戦において、最高の幸運を祈ります』と述べ、わずか1年という短い期間ながらも、クラブに多大な貢献をもたらした若き才能へ温かいエールを送りました。
(via MARCA)
アドリアン・リソ獲得に向けた争奪戦
オサスナは来シーズンに向けた戦力補強として、レアル・サラゴサに所属する左ウイング、アドリアン・リソに関心を示しています。現在、リソの獲得を巡っては激しい争奪戦が繰り広げられており、オサスナの他にもセビージャ、ヘタフェ、ラージョ・バジェカーノ、エルチェといった複数の国内クラブが彼の動向を注視しています。今後の移籍市場の動きに注目が集まります。
(via Estadio Deportivo)
【本日の総括】
今季オサスナで大車輪の活躍を見せたビクトル・ムニョスのリヴァプールへの完全移籍が公式発表され、クラブ史上最高額となる4000万ユーロの移籍金が動きました。契約によりレアル・マドリードと半額ずつを分け合う形となりますが、クラブは声明で彼への深い感謝と激励の言葉を贈っています。また、新たな戦力としてサラゴサのアドリアン・リソ獲得競争にも名乗りを上げており、来季に向けた動きが本格化しています。