バルセロナを痛烈批判 フリアン・アルバレス騒動でクラブ公式が怒りの反撃

アトレティコ・マドリードは、フリアン・アルバレスを巡るバルセロナの執拗な動きとメディア報道に対し、ついに堪忍袋の緒が切れた。バルセロナから1億ユーロのオファーが届いたという報道に対し、クラブ関係者は『また一つ嘘が増えた』と一蹴している。

クラブは数ヶ月前から、バルセロナ側のメディアを利用した意図的なリークや揺さぶりに強い不満を抱いていた。特に、コパ・デル・レイやチャンピオンズリーグでの直接対決の直前に、デコ・スポーツディレクターらがフリアンの代理人や選手周辺に不適切な接触を図っていたことが怒りの火に油を注いだ。フリアンの契約は2030年まで残っており、契約解除金は5億ユーロに設定されているため、クラブは一貫して非売品の姿勢を崩していない。

怒りが頂点に達したクラブは、公式SNSを通じて前代未聞の反撃に出た。移籍市場の専門記者ファブリツィオ・ロマーノ風の『Here we go!』というフレーズを用い、バルセロナの選手たちに対する架空のオファーを次々と投稿したのだ。

まずラミン・ヤマルに対し、『明日のバッド・バニーのコンサートチケット4枚、ABC紙の年間購読、そしてヒマワリの種の袋をオファーするファックスを送った。発表の準備をするため返答を心待ちにしている』と投稿。続いてペドリには、『明日のチケットが売り切れてしまったため、日曜日のコンサートチケット6枚に条件を引き上げる』と提示。さらにハフィーニャには、『トム・フォードとスミスの1年レンタルと交換、買い取りオプションはなし。拒否できないオファーだ』と、かつてエンリケ・セレソ会長が存在しない選手の名前を出した伝説の会見をネタにしたジョークを交えて立て続けに投稿した。

その後、Instagramを通じて『このデマを作るのにたった5分しかかからなかった。現実が簡単に歪められる時代だ。特にバルサ関連の情報はすべてを信じないように』とファンに警告した。さらに、バルセロナのデコ・スポーツディレクターに対し、ブラジル市場のスカウトにならないかとオファーを出したという噂についても真っ向から否定している。

そして最後には、極めて真面目なトーンで痛烈な批判を展開した。『我々はそのような真似は決してしない。しかし、ここ数ヶ月、我々の一人の選手に対する執拗な攻撃、意図的なリーク、フェイクニュース、敬意の欠如を受けてきた。だが、我々は審判委員会の副会長を雇ったり、選手登録のために政治的便宜に頼ったりすることはない。リスペクトと価値観』と、ネグレイラ事件やダニ・オルモの登録問題を皮肉り、バルセロナの姿勢を強烈に非難した。

なお、クラブはフリアン・アルバレス自身のプロ意識や態度は加入以来完璧であると擁護しており、この騒動はあくまで代理人周辺など外部の要因によるものだと認識している。

(via AS, Marca, Mundo Deportivo, Sport, ElDesmarque, Estadio Deportivo)