ヨーロッパ屈指のカンテラ
セルタはヨーロッパ5大リーグにおいて、下部組織出身選手(カンテラーノ)への依存度が非常に高いクラブとして確固たる地位を築いています。移籍情報サイトTransfermarktのデータに基づくと、25/26シーズンにセルタのカンテラーノがピッチに立った合計時間は27,456分に達しました。これは、純血主義を貫くアスレティック・ビルバオ(44,687分)、ラ・マシアの若手が躍動するFCバルセロナ(29,121分)に次ぐ3位の記録であり、レアル・ソシエダ(24,096分)やフライブルク(23,663分)をも上回っています。
昨シーズンの広範なスカッドを形成した28選手のうち、実に半数以上がア・マドロア(下部組織)で育ったか、あるいは他クラブから加入してBチームを経由した選手たちでした。自身も下部組織出身であるクラウディオ・ヒラルデス監督がトップチームの指揮を執って以来、クラブの才能への投資はスポーツ面での大きな利益と市場価値の大幅な上昇をもたらしており、平均して5名から6人のカンテラーノがスタメンに名を連ねています。
スカッド内には様々な世代の才能が共存しています。クラブの絶対的な象徴である1987年生まれのイアゴ・アスパスは、40歳を目前に控える来シーズンも素晴らしいキャリアを歩み続けます。彼に続く世代として、1993年生まれでアスパスからゴール面でのリーダーシップを引き継いでいるボルハ・イグレシアス(現在W杯出場中)や、1997年生まれのイバン・ビジャールがいます。
さらに、2000年生まれのセルヒオ・カレイラはラ・リーガで最も多才なサイドバックの一人として定着しました。2001年組にはパブロ・ドゥラン、マヌ・フェルナンデス、カルロス・ドミンゲスがおり、2002年組には右サイドのハビ・ルエダや、昨季大ブレイクを果たしたもののシーズン終盤の負傷離脱がチームに大きな痛手となったミゲル・ロマンがいます。
2003年生まれの世代からは、ウゴ・ソテロ、ウゴ・アルバレス、ダミアン・ロドリゲスに加え、カール・スタルフェルトやベテランのマルコス・アロンソと共にセンターバックの軸として定着し、最近代表入りも果たしたハビ・ロドリゲスが台頭しています。2004年生まれにはヨエル・ラゴやフェル・ロペスがおり、最年少となる2006年生まれのノルウェー人、ジョーンズ・エル・アブデラウイもBチームからトップチームへの階段を駆け上がりました。クラブは来季もこのカンテラ中心の核を維持する方針を固めており、クラウディオ・ヒラルデス監督の存在がさらなる才能のトップチーム昇格を後押しすることになります。
(via Estadio Deportivo)
(via SPORT)