世界へ散るカンテラの血:フアンルやオソの活躍の影に、世界27カ国53人の下部組織出身者たちの闘いあり

クラブの深刻な財政難に伴い、現在のセビージャFCではカンテラ(下部組織)の重みがかつてないほど増しています。キケ・サラス、イサック・ロメロ、カルモナ、カストリン、マヌ・ブエノ、そしてミゲル・シエラといった才能たちがトップチームの主力として定着しています。✨

しかし、セビージャの育成組織が育んだ才能たちは、今やセビージャの地を離れ、世界中でクラブの財政的な救世主や独自のフットボールキャリアとして輝きを放っています。

今夏、フアンル・サンチェスがボーンマスへ、オソがストラスブールへ、さらにカルロス・アルバレスがメキシコのクラブ・アメリカへと移籍し、クラブに巨額の資金をもたらしました。これらは氷山の一角に過ぎず、調査によると、セビージャ・アトレティコ(Bチーム)などの育成組織を通過した選手たちが、現在世界27カ国、実に53名も海外リーグでプレーしていることが判明しました。🗺️

彼らの行き先は多岐にわたり、最も多くの元セビージャのカンテラーノを受け入れているのはポルトガルで、計11名がプレーしています。今夏コルドバから2部のトレンセに移籍したフアン・マリア・アルセドは、『ここに加わることができて本当に誇りに思う。最高のモチベーションを持ってこの挑戦に向き合い、チームの成功のために死力を尽くすつもりだ』と新天地への決意を語っています。また、彼と同じトレンセにはセビージャでトップデビュー経験のあるハビ・バスケスやムサ・ドラメーが所属し、さらに2部レイリアではフアン・ムニョスやレオ・マスカローがプレーしています。🇵🇹

アジアの地にもセビージャの血が流れており、日本にはJリーグのガンバ大阪へ移籍したフアンペ・ヒメネスが在籍しています。フアンペは日本上陸の際、『チームの試合をいくつか見て、その素晴らしいプレークオリティに本当に衝撃を受けた。守備でも攻撃でも大きく貢献したいし、チームがゴールを決めるためのあらゆる手助けをしたい。非常に刺激的な挑戦で、ここに来られて幸せだ』と熱く語っています。また、オーストラリアでは指宿洋史がウェスタン・シドニーで5シーズン目を迎え、インドではジョージア代表のギオルギ・アブールジャニアがオディシャFCに加入しています。🇯🇵

その他、アメリカの大学サッカー界(ブライアント・ブルドッグス)で活躍する名手パコ・ガジェゴの孫パコ・フェルナンデスや、元Bチーム主将のカピ、さらにはフィンランドに戻って36歳になってもゴールを量産しているテーム・プッキ(HJKヘルシンキ)など、セビージャの下部組織が排出した才能たちは世界各地でそれぞれの夢を追い続けています。(via Estadio Deportivo)

【本日の総括】

移籍市場の喧騒を終え、新戦力フォファナの合流という明るい話題がある一方で、主軸バルガスの膝の負傷という不安が重なったセビージャ。古巣カンテラを大切にするよう言い残し去るレジェンドたちの想いや、世界各地で戦う53名の教え子たちの存在は、現在の厳しい財政難を戦うクラブにとって、大きな誇りと未来への道標となっています。