ヨーロッパリーグでの激突決定
今夏の激動の移籍市場が閉幕し、レアル・ソシエダの今シーズンの基本布陣が固まりました。そんな中で、ヨーロッパの舞台での挑戦が本格的に幕を開けます。UEFAヨーロッパリーグの舞台において、イングランド・プレミアリーグのボーンマスと対戦することが正式に決定しました。これからは国内リーグと並行して、過酷な欧州ロードを戦い抜くことになります。チームの真価が問われるエキサイティングな戦いに向けて、サポーターの期待も一気に高まっています。(via DiarioVasco)
18日間で5試合の地獄日程
9月が到来し、チームには「何ということだ」と悲鳴を上げたくなるような超過密日程が待ち受けています。これからわずか18日間のうちに5試合をこなさなければならない、文字通りの地獄のスケジュールが始まります。今回のセルタ戦は、2週連続となるミッドウィーク開催の試合であり、この3週間で実に4試合が行われる計算になります。このような過酷なカレンダーを乗り切るためには、まずはホームスタジアムであるアノエタを鉄壁の「要塞」として機能させ、勝ち点を取りこぼさないことが極めて重要です。本格的な冬が到来する前にどれだけ勝ち点を積み上げ、上位に食い込めるかが今シーズンの命運を握ることになります。セルタ戦を終えた後も、すぐ月曜日にはエルチェ戦、そしてその先には強豪アトレティコ・マドリード戦が控えており、チーム全体の総合力と選手層が試される総力戦が始まります。(via Mundo Deportivo)
セルタ戦の予想スタメンと戦術オプション
本日のセルタ戦に向けて、レアル・ソシエダの具体的な予想スタメンと戦術プランが浮上しています。前節エスパニョール戦で2-1の勝利を収め、チームは初白星で雰囲気を一新しており、ホーム連勝を狙う重要な一戦です。
基本システムは4-2-3-1が採用される見込みです。
ゴールキーパーには、前節で軽い脚の痙攣が見られたものの、回復が確認された絶対的守護神アレックス・レミロが引き続き先発します。
ディフェンスラインは、右サイドバックにジョン・アラムブル、左サイドバックにセルヒオ・ゴメスが入り、中央のセンターバックはイゴール・ズベルディアと新星ジョン・マルティンの若きコンビが前節に続いて起用される可能性が極めて高いです。
ミドルエリア(ダブルボランチとトップ下)は、カルロス・ソラーとベニャト・トゥリエンテスのコンビが現在最も機能しているため先発が濃厚ですが、前節温存されたヤンゲル・エレーラがスターティングメンバーに復帰する可能性も大いにあります。
前線の右ウイングには、日本人エースの久保建英が先発メンバーとして確実視されています。現地メディアの分析によると、もし指揮官が前節で素晴らしいゴールを決めたOrri Oskarsson(オルリ・オスカールソン)とMikel Oyarzabal(ミケル・オヤルサバル)の「2トップ(ダブル・プンタ)」を同時起用する戦術を採用した場合、右サイドのポジションを巡って久保建英とLuka Sucic(ルカ・スシッチ)が直接競合する形になります。一方で、通常の1トップを採用する場合は、オスカールソンがベンチスタートとなり、オヤルサバルが中央、久保建英が右サイドに入る形が濃厚です。左サイドはAnder Barrenetxea(アンデル・バレンネチェア)やGoncalo Guedes(ゴンサロ・ゲデス)らが激しい先発争いを繰り広げています。新加入のサールやフォルトも招集メンバー25名に含まれており、ベンチから出番をうかがうことになります。(via Mundo Deportivo) (via ElDesmarque)
ミケル・ゴティの移籍裏話
レアル・オビエドへの期限付き移籍が決定したカンテラ出身の才能豊かなミケル・ゴティについて、マタラッツォ監督が記者会見でその移籍に踏み切った理由と、選手との間で交わされた対話の真相を明かしました。
監督はゴティのポテンシャルを高く評価した上で、以下のように語っています。
『ゴティは非常に才能豊かな選手だ。しかし、彼が主戦場とするポジションには1人しかプレーできない。彼がその並外れたスキルを証明し、持っているポテンシャルを最大限に解放するためには、何よりもピッチに立って実戦でプレーし続けることが必要なのだ。プレシーズン中にも軽い怪我を抱えてしまい、万全の状態でアピールすることが難しい時期もあった。彼がさらにステップアップを果たすためには、今回の移籍は彼の未来にとって非常に良い決断だと確信している』
このように、選手自身の将来を第一に考えた指揮官の親心と、カンテラの若き才能に対する強い信頼が滲み出る対話の裏側が語られました。(via ElDesmarque)
対戦相手セルタの最新事情
対戦相手のセルタ・デ・ビーゴは、前節のアスレティック・ビルバオ戦で0-2の完敗を喫しました。前半のパフォーマンスがあまりにも壊滅的であったため、ハーフタイムに指揮官のクラウディオ・ヒラルデス監督が一度に4人の選手を交代させるという異例の荒療治を敢行したものの、実を結びませんでした。
現在勝ち点1(17位)と大きく出遅れているセルタは、今回のソシエダ戦に向けて深刻な怪我人問題に直面しています。ヒラメ筋の怪我から回復途上にあるボルハ・イグレシアスや、脇腹の強打によって欠場が確定したアレイクス・フェバスに加え、新加入のセバスティアン・カセレスも適応不足を理由にメンバーから外れました。
しかし、プラスの好材料もあります。PSVから新加入したモロッコ人アタッカー、クリシュ・ドリュエシュが今回初めて招集メンバーに名を連ね、出場停止処分が明けた元スペイン代表のマルコス・アロンソも復帰を果たしました。
セルタは昨シーズン、アウェイ戦でリーグ3位という素晴らしい成績を残した「アウェイの雄」であり、今シーズンもアウェイでバレンシアと引き分けるなど油断できない強さを持っています。しかし、豊富な前線のタレントを抱えながらも、今シーズンのリーグ戦ではここまでわずか1ゴールに留まっており、深刻な決定力不足という課題を抱えています。ソシエダとしては、この隙をしっかりと突き、守護神レミロを中心とした守備陣で完封勝利を狙いたいところです。(via Mundo Deportivo) (via Estadio Deportivo) (via ElDesmarque)
【本日の総括】
過密日程に突入したレアル・ソシエダにとって、今回のセルタ戦はホーム連勝を飾り、波に乗るための最重要の一戦です。戦術的な選択肢が増えた中で、エース久保建英の起用法と、相手の決定力不足を突く強固なディフェンスが勝利への鍵を握ります。
