セビージャ買収交渉の決裂とセルヒオ・ラモスの反撃会見
セルヒオ・ラモスと投資グループ「Five Eleven Capital」が主導したセビージャFCの過半数株式取得交渉は、完全に決裂した。1月に合意していた内容は、約4億5000万ユーロから純負債を差し引いた額で株式の84.5%を取得し、8000万ユーロの増資を行うというものだった。しかし、ラモス側が交渉期限直前の会議で提示した新提案は、既存株主への支払いを約1億ユーロ、18%の株式に減額し、1億2000万ユーロの即時増資を行うことでクラブの実権の60%を握るという内容に大幅変更されていた。この動きに対し、カストロ、アレス、ギハロ、カリオン一族やデル・ニド・ベナベンテら主要株主は、投資額の大幅な減少と支配権の喪失を伴うこの提案を、受け入れがたいものとして明確に拒否した。
この事態を受け、ラモスは月曜日にセビリア市内のホテルで記者会見を開くことを決断した。会見では、交渉が決裂した理由やクラブの深刻な財政状況に関するデータを公表し、大株主たちがセビージャの窮状よりも自身の経済的利益を優先していると直接的に批判する予定である。ラモスはテレビ番組での『このセビージャは実質的な破産状態にある』『オーナーたちは廃墟となった建物を金価格で売れると信じている』といったクラブの危機的状況を訴える内容に「いいね」を押しており、会見での厳しい口調が予想されている。
周囲の反応として、元セビージャのフアン・ムニョスは『彼はセビージャを誰よりもよく知っており、今のセビージャを180度変えるのに最適な人物だ』とラモスを擁護している。一方で、元理事のルイス・クエルバスは、交渉を円滑に進めるためにラモス側に9000万ユーロの保証を申し出たものの、一切返答がなかったことを明かしている。交渉破綻により、セビージャの現経営陣は、別の北米投資ファンドやアントニオ・ラピ、フェデ・キンテロらの「第3の道」と呼ばれるグループなど、新たな買い手探しを急いでいる。
(via Estadio Deportivo)
(via SPORT)
アスレティックのユニフォームデザインに対する政治団体からの告発
アスレティック・ビルバオの新しいアウェイユニフォームのデザインが波紋を呼んでいる。スポーツブランド「Castore」が手掛けたこのユニフォームは、首の後ろにナバラ州を含むエウスカル・エエリア、つまりバスク地方の地図とイクリニャと呼ばれるバスク旗が描かれている。これに対し、ナバラ州の地域政党であるUPN、ナバラ住民連合がスペインサッカー連盟の競技委員会に公式に告発を行った。
UPNのクリスティーナ・イバロラ党首は、このデザインがナバラ州の法的および制度的現実を損なうものであり、国際サッカー評議会の競技規則や連盟の規約で禁じられている政治的メッセージに該当すると主張している。『エウスカル・エエリアは法的に存在しない領土である』『ファンには敬意を払うが、ルールの不履行を見て見ぬふりはしない』と述べ、公式戦での使用禁止を強く求めている。アスレティック側はこの要求に対して沈黙を貫いている。
(via ElDesmarque)
(via AS)
アンドレ・アルメイダの苦悩とファンへの誓い
バレンシアのミッドフィルダー、アンドレ・アルメイダが、自身のInstagramを通じてファンに長文のメッセージを送った。今シーズンはアルメイダにとって契約延長や子供の誕生などプライベートで喜ばしい出来事があった反面、ピッチ上では出場時間がわずか1016分にとどまるなど、サッカー選手としては非常に厳しい1年となった。
アルメイダは『クラブやファンがふさわしいものとは程遠い、私たちにとって厳しいシーズンだった。個人としてもチームとしても簡単ではなかったが、全員が一緒にいることでより強くなれることを示した』と苦悩を赤裸々に吐露した。続けて、『常に努力することを約束するし、これからはさらに努力する。バレンシアがふさわしい場所に戻れるよう、成長し改善し続ける。良い時も悪い時も常に私の側にいてくれた人たちに感謝する。戻ってくるよ』と、来季への強い決意を表明した。しかし、クラブ側は彼を絶対的な非売品とは考えておらず、魅力的なオファーがあれば放出に応じる姿勢を見せている。
(via ElDesmarque)
