イングランドvsアルゼンチン

両国の因縁は深く、試合前の国歌斉唱時から異様な雰囲気に包まれた。イングランドの国歌が流れると、数の上で勝るアルゼンチンサポーターが『お前もわかるだろ、跳ばないやつはイギリス人だ』と大合唱し、国歌を完全にかき消した。これに対しイングランドサポーターもアルゼンチン国歌にブーイングで応戦。ピッチ内でも開始1分から小競り合いが起きるなど、フォークランド紛争を背景とした対立が色濃く表れた。さらに、アルゼンチンのビジャルエル副大統領が自身のSNSで『私たちは不法占拠する海賊と戦う。これはただの試合ではない。政治的に正しく振る舞うつもりも、冷めた態度をとるつもりもない。イギリス人に対しては常に特別な感情がある。これはマルビナス(フォークランド)であり、ディエゴであり、レオの最後であり、侵略者を食い止めることだ。アルゼンチン万歳!最後の息まで私たちのものを要求し続ける』と過激なメッセージを投稿し、火に油を注いだ。(via MARCA) (via SPORT) (via ElDesmarque)

W杯決勝チケット高騰

決勝戦のチケット価格が異常な高騰を見せている。公式プラットフォームで最も安い席でも約6400ユーロ、VIP体験となれば3万ユーロに達し、転売サイトでは最低でも4451ユーロ、最高で約18万8000ユーロという価格がつけられている。スペインサッカー連盟のルサン会長もファンとの会話でこの事態を嘆き、『チケットを買うのに6000ユーロも払わなければならないなんてありえない。飛行機のように価格が変動しているのは本当に残念だ。多くの中流・低所得のスペインのファンがここまで来るのに多大な努力をしているのに』と同情を示した。ルサン会長は、2030年のスペインW杯ではこのような価格設定にはしないと約束している。

さらに、FIFAは決勝戦のハーフタイムを従来の15分から30分近くに延長する前代未聞の計画を進めている。ジャスティン・ビーバー、シャキーラ、マドンナ、BTS、コールドプレイといった世界的アーティストを招き、スーパーボウル方式の音楽ショーを開催するというもの。しかし、選手たちの集中力やコンディションへの影響が懸念され、伝統を壊すこの決定に多くのファンから怒りの声が上がっている。(via ElDesmarque) (via MARCA) (via SPORT) (via Esport3)

ラミン・ヤマル

フランス対スペインの試合が行われていた深夜、バルセロナの都市エスプルゲス・デ・リョブレガートにあるラミン・ヤマルの自宅(かつてピケとシャキーラが住んでいた邸宅)に、目出し帽を被った2人組の泥棒が侵入しようとした。防犯カメラが壁をよじ登る彼らを捉え、即座に民間警備員が対応して侵入を阻止した。犯人は警察が到着する前に逃走したという。ヤマルの叔父であるアブドゥル氏はテレビ番組の生放送中にこの事実を初めて知り、『家は空っぽではなく、警備員が2人いる。父親も毎日見回りに行っている。入るのは非常に難しい家だ。何もなくてよかった』と語った。

一方、ピッチで躍動したヤマルは、試合後にTikTokを更新。部屋の中で帽子を目深に被り、デンボウの音楽に合わせてスペインのエンブレムを指差し、『スペインが決勝進出!!! パルドン、パルドン(フランス語でごめん、ごめん、の意)』と涙を流す絵文字を添えて投稿した。試合前のフランス側の挑発に対する、彼なりの強烈な意趣返しとしてSNSで大反響を呼んでいる。(via SPORT) (via ElDesmarque)