会長選挙:リケルメ候補がクロップ監督とラウールSDのコンビを公約

日曜日に行われるレアル・マドリードの会長選挙に向け、エンリケ・リケルメ候補が新たな公約としてユルゲン・クロップの監督就任を発表しました。リケルメ候補は、クラブのレジェンドであり最多出場記録を持つラウール・ゴンサレス・ブランコをスポーツディレクター(SD)に据え、クロップへのアプローチは彼が主導するとしています。

リケルメ陣営は公式声明の中で、『ラウールはすでに、カンテラを基盤とした今後10年のスポーツプロジェクトの構築に非常に強い熱意を持って取り組んでいる。彼がチームに加わった瞬間から、ベンチを任せる人物としてたった一人の名前を私たちに伝えてきた』と明かしました。

クロップについては『チャンピオンズリーグを制し、何十年もの間待ちわびていたリバプールを欧州とイングランドの頂点に戻し、ボルシア・ドルトムントを経済的巨人に立ち向かって王者にし、獲得したタイトル以上に重要な、アイデンティティ、キャラクター、リーダーシップ、そして集団の努力に基づく勝利の文化を残してきた。私たちの時代の最高の監督の一人だ。何よりも、レアル・マドリードの歴史の偉大な時代を常に特徴づけてきた、激しい競争力、日々の要求、プロ意識、実力主義、ロッカールームの団結、そして「良い仕事」への情熱を取り戻すことができるリーダーだ』と最大限の賛辞を送っています。

クロップは現在、ライプツィヒやザルツブルクなどを傘下に持つレッドブルグループのサッカーディレクターを務めており、短期的には監督業に戻るつもりはないと公言して多数のオファーを断っています。しかしリケルメ陣営は、『偉大なクラブは存在するが、レアル・マドリードは唯一無二であり、伝統と未来、価値観と野心、感情と卓越性を結びつけることができる唯一の機関だ』として、この挑戦なら彼を説得できると確信しています。選挙で勝利した場合、6月8日の月曜日にラウールが直接クロップに連絡を取り、プロジェクトを提示する予定です。

リケルメ陣営には、すでにカンテラディレクターとしてフェルナンド・イエロが名を連ねており、さらにイケル・カシージャスがクラブの組織構造においてトップレベルの役割を担うこと、そしてビセンテ・デル・ボスケが無報酬でプロジェクトに参加することも発表されました。

また、選手獲得に関してはマンチェスター・シティのアーリング・ハーランドとロドリを公約に掲げています。ハーランドの獲得については、マンチェスター・シティや選手の代理人がこれを強く否定し、法的措置も辞さない構えを見せていますが、リケルメ候補は『彼らは選手を守らなければならない。選挙には2人の候補者がおり、どちらが勝つか保証できないからだ。フィーゴの時も最初は否定された』と反論しています。さらに、直近の土曜日にマルベーリャでハーランド本人と直接話をしたと主張し、もしハーランドかロドリを獲得できなければ、来季の全ソシオの年会費(約1500万ユーロ)を自腹で支払うという公証人役場での誓約書まで公開しました。

さらにリケルメ候補はバスケットボール部門の改革案も提示しています。ソシオ・シティ内への独自のホームアリーナ建設、女子バスケットボールチームの創設、ユースの強化、「クリスマス・トーナメント」の復活、ユーロリーグへの継続参加とより強固なリーダーシップの発揮、そしてモビスター・アリーナへの来場を促すための同伴者用シーズンチケットの導入を約束し、この新しい組織モデルの制度的基準としてフェルナンド・イエロを配置するとしています。(via SPORT)