エクアドル代表のホテル騒音被害
エクアドルサッカー連盟は、W杯ラウンド32のメキシコ戦前夜に起きた出来事についてFIFAへ正式な苦議を申し立てた。メキシコシティのホテルに滞在していたエクアドル代表の選手たちは、夜通しメキシコファンによるチャントやクラクションなどの騒音に悩まされ、休息を妨害された。エクアドル連盟は声明で、この出来事がフェアプレー、公平性、団結といったW杯の原則から大きく逸脱していると糾弾。さらにセバスティアン・ベカセセ監督も、メキシコシティへの移動が予定より3時間も遅れ、結果的に9時間もの長旅になったことへの不満を漏らした。一方で、スタジアム周辺ではメキシコファンとエクアドルファンが友好的に交流する姿も見られたが、連盟側は組織的な責任を問う形でFIFAに対策を求めている。(via Esport3, Estadio Deportivo, MARCA)
クーマン監督辞任とタトゥーの賭け
オランダ代表がW杯のラウンド32でモロッコにPK戦の末に敗れたことを受け、ロナルド・クーマン監督が辞任を発表した。クーマンは声明で、結果に対する責任と落胆を表明する一方で、闘病中の妻バルティナさんの存在が人生の優先順位を変えたと告白。『彼女が病気と闘いながらも私を支え続けてくれた強さに言葉では言い表せないほど感謝している』と家族への思いを語った。この敗退により、バレンシア時代の教え子であるサンティアゴ・カニサレスがオランダが優勝したらクーマンの顔のタトゥーを入れると宣言していた賭けは、見事に消滅することとなった。(via SPORT, Estadio Deportivo)
ドイツ代表の家族帯同と内部対立
ドイツ代表のW杯敗退後、ローター・マテウスがチーム内部の深刻な不和を暴露した。マテウスによれば、敗退の要因はピッチ内の戦術だけでなく、ピッチ外の特権問題にあったという。大会序盤から一部の選手の家族がチームのチャーター機で移動した一方で、他の家族は民間機での移動を余儀なくされ、妻や子供、親を帯同できるかどうかの基準も不明確だった。これにより選手間に嫉妬や不満が蔓延し、集中力が削がれていたと指摘。『まだ2週間も経っていないのに家族が全員来ているのは理解できない。準々決勝くらいで来るべきだった』とマテウスはユリアン・ナーゲルスマン監督の管理体制を強く非難した。(via SPORT, Mundo Deportivo)
ティエリー・レンダルのバレンシア退団
バレンシアを7シーズンにわたって支えたポルトガル人DFティエリー・レンダルが契約満了を迎え、SNSで感動的かつ複雑な思いを綴った別れのメッセージを公開した。相次ぐ負傷に苦しんだ彼は、『この7年間は選手としてだけでなく、人としても大きく成長させてくれた』とクラブやファン、そしてどんな時も支えてくれた妻や家族、友人への深い感謝を述べた。しかし同時に、『この2年間は私にとって簡単なものではなく、自分が望んでいた、あるいはふさわしいと思っていた形とは違う終わり方になった。サッカーとはそういうものだ』と、クラブから契約延長のオファーがなく、不本意な形での退団となったことへの無念さも包み隠さず吐露している。(via SPORT, ElDesmarque)