ペドリ

バルセロナの中盤を支える23歳のペドリが、メディアの取材で自身の実家が営んでいた伝説のバル「Tasca Fernando」での知られざる思い出を告白しました。カナリア諸島テネリフェ島にあるこの店は、ペドリの祖父が創業し、父親のフェルナンド・ゴンサレス氏が引き継いだ場所で、店内には家族の写真とバルサの歴代名選手の写真がびっしりと飾られた筋金入りのバルサ・ペニャ(ファンクラブ)拠点でした。店は2025年7月に惜しまれつつ閉店しましたが、ペドリは幼少期からこの店の中で育ちました。

ペドリはある日、父親から働くことの大変さを教えるために店の手伝いを命じられ、1晩だけバーテンダーとしてカウンターに立ちました。次々とやってくる客から「コカ・コーラ2本、ファンタ1本、ビール3本!」と矢継ぎ早に注文が入ると、手際よく準備するペドリのもとへ、父フェルナンドが「グラスワイン2杯、ファンタ1本、コカ・コーラ3本!早くしろ!」とさらに怒涛の注文を重ねてきました。目が回り足の痛みに耐えかねたペドリが『父さん、休憩はいつ?』と尋ねると、父親は『休憩?何の休憩だ?これはフットボールじゃないんだぞ!』と一蹴。1日が終わる頃には完全に疲れ果てたペドリは『父さんとペペ(親族)を心の底から尊敬するよ。僕はボロボロだ』と脱帽し、プロサッカー選手への道を命がけで目指す決意を固めたといいます。また幼少期、祖母から『料理を運んでいる最中にワールドカップ決勝ごっこをやらないで!』と叱られ、店の地下にあるワインセラー(VIPルーム)に追いやられて壁に向かってボールを蹴り続けていた微笑ましい日常も明かされました。(via SPORT)