アトレティコとの首位攻防戦と昨季の「因縁」&フリアン・アルバレス獲得劇の裏側

今週末の日曜日、バルセロナは敵地メトロポリターノでアトレティコ・マドリードとのラ・リーガ首位攻防戦(21時キックオフ)に挑みます。勝利すれば2位アトレティコとの差を5ポイントに広げることができますが、敗れれば1ポイント差で首位を明け渡すことになる運命の一戦です。

この対戦には、単なる勝ち点3以上の深い因縁が存在します。昨季、バルサは敵地で1-2の逆転勝利を収めてリーグ優勝へ前進したものの、カップ戦と欧州カップ戦ではアトレティコに激しい痛手を与えられました。

コパ・デル・レイ準決勝では、2月12日の敵地第1戦でパウ・クバルシの不可解なゴール取り消し判定(VARと審判の7分間に及ぶ協議)の末に0-4と大敗。3月3日の第2戦ではベルナルの2ゴールとラフィーニャの得点で3-0と追い上げたものの、あと1点が届かず敗退しました。

さらにチャンピオンズリーグでも、カンプ・ノウでの第1戦で前半44分にパウ・クバルシが退場となり、相手のハンドによるペナルティが見逃される波乱の中で0-2と敗戦。第2戦の敵地ではラミンとフェラン・トーレスのゴールで2-2(合計2-3)まで追い上げたものの、1-3とするはずだったフェランのゴールがVARで消され、さらに72分にはエリック・ガルシアが厳しい判定で一発退場となり、ベスト4進出の夢を絶たれました。

さらにピッチ外でも大きなドラマがありました。昨夏、バルセロナが喉から手が出るほど獲得を望んだのがアルゼンチン代表FWフリアン・アルバレスでした。選手本人もバルサ移籍を熱望していたにもかかわらず、アトレティコの最高経営責任者(CEO)ミゲル・アンヘル・ヒル氏がバルサとの交渉テーブルに着くことを一切拒否。最終的にアーセナルへの売却可能性を模索した末に引き留めたという経緯があり、双方のフロント間の緊張感もこの大一番に拍着しています。(via Mundo Deportivo)

ペドレロル氏が提示するアトレティコ戦の極限プレッシャー『敗戦なら優勝候補から除外』

スペインのスポーツ番組『El Chiringuito』において、司会者のホセプ・ペドレロル氏が今週末のアトレティコ・マドリード戦に向けたバルセロナへの過酷な条件を突きつけ、パネリストたちの間で激しい議論が巻き起こりました。

レアル・マドリードがチャンピオンズリーグのアテネ戦で辛勝を収めた一方、バルサはアストン・ヴィラに3-0で完勝しました。しかしペドレロル氏は、代表中断前最後の大一番となるアトレティコ戦の結果こそが、今季のタイトルレースの行方を決定づけると力説しました。

ペドレロル氏は以下のように断言しています。

『マドリードは前進しているように見える。何よりもバルサに勝利したことがトレンドを作っているからだ。しかし、モウリーニョ監督も言っていたように「バルサに勝つことで生きているのではなく、ラ・リーガとタイトルを勝つために生きている」のだ。もしバルサがアトレティコ・マドリードに勝利すれば、私はバルサをラ・リーガ優勝の筆頭候補と呼ぶだろう。しかし、もし敗れるならば、私の中でバルサは優勝候補から外れる。日曜日の試合はバルサにとってクラシコと同等に重要な一戦だ』

ビッグクラブとの直接対決で結果を残せない限りタイトル獲得はあり得ないというペドレロル氏の論理に対し、番組内ではバルサの真価を問う熱い応酬が続いています。(via ElDesmarque)