今季のチーム総括とマタラッツォ監督の評価
🏆 ペジェグリーノ・マタラッツォ監督率いるレアル・ソシエダは、ラ・リーガ最終節のRCDエスパニョール戦を1-1の引き分けで終え、今シーズンを締めくくりました。試合後の会見で指揮官は、1月中旬から4月18日に行われたコパ・デル・レイ決勝までの期間について、自分たちの見せたサッカーと結果は素晴らしいものだったと振り返っています。
一方で、タイトルを獲得したあとのリーグ終盤戦については、明確な目標を欠いてしまったことでチームの競争力が低下したと率直に認めました。指揮官は『タイトルを獲得したあとに精神的な緩みが生じるのは理解できるし普通のことですが、我々は競争力を取り戻す道を見つけることができませんでした。最高の仕事ができたとは言えませんが、それでもタイトルを獲得できたのです』と語り、シーズン全体の評価としては非常にポジティブなものであると強調しています。
来季に向けた夏のプレシーズンについては、ハードワークと休息のバランスを取りながら、親善試合と充実したトレーニング週を組み合わせたいと語り、数日間の海外遠征の希望も明かしました。また、来季のプランについては既に明確なアイデアを持っているものの、『チーム内の問題に影響を与えたくないため、現時点でのコメントは控えたい』と明言を避けています。
(via ElDesmarque)
アレックス・レミロの負傷、去就問題、そして代表落ちの危機
🏥 正守護神のアレックス・レミロにとって、シーズンの締めくくりは非常に厳しいものとなりました。彼は最終節のエスパニョール戦に先発予定でしたが、ウォーミングアップ中に右ふくらはぎの筋肉に違和感を覚え、急遽欠場を余儀なくされました。
今季のレミロはラ・リーガで37試合に出場したものの、合計60失点(1試合平均1.62失点)を記録しており、これはリーグで最も失点が多いゴールキーパーという不名誉な記録です。このパフォーマンスの低下によりファンからの批判も高まっており、さらに深刻なのは、夏に開催されるワールドカップ(アメリカ・メキシコ・カナダ共催)のスペイン代表メンバーから落選する危機に瀕していることです。
ルイス・デ・ラ・フエンテ監督の代表リストにおいて、GK枠はウナイ・シモンとダビド・ラヤが当確となっており、レミロは残る1つの枠をジョアン・ガルシアと争っています。しかし、最終節での負傷やシーズン終盤の不調により、第3GKとしての立場を失いつつあると見られています。
クラブとの契約は残り1年となっていますが、ソシエダ側は現在のパフォーマンスに見合わない高額な年俸を提示して契約を延長する意思はなく、今夏の移籍市場での放出も完全に除外していない状況です。
(via Estadio Deportivo / Mundo Deportivo)
ウナイ・マレーロの台頭と来季の正GK争い
🧤 レミロの直前の負傷により、急遽最終節でゴールマウスを守ることになったのがウナイ・マレーロです。彼は数週間前のコパ・デル・レイ優勝の立役者の1人であり、このエスパニョール戦でも素晴らしいセーブをいくつも披露し、チームのピンチを救いました。この試合での失点は、マレーロにとって国内大会での今季唯一の失点となっています。
マタラッツォ監督も試合後、『後半は我々のペースが落ちてしまいましたが、ウナイ・マレーロが素晴らしいセーブをいくつも見せてくれました』と若き守護神を称賛しました。
来季のレアル・ソシエダは4つの公式戦を戦う過密日程となるため、実力のある2人のGKを競わせる体制を整えるのが理想的とされています。マレーロがトップチームのゴールを守る準備が完璧に整っていることを証明したため、レミロの去就問題と絡み、来季のプレシーズンは誰が正GKの座を掴むかを決定する非常に重要な期間となります。
(via Estadio Deportivo)
若手選手の台頭と監督の期待
🌱 マタラッツォ監督は、エスパニョール戦に出場した若手選手たちの働きにも言及しています。イニャキ・ルペレスについては、ここ数週間チームから離れていたものの、再びピッチに戻ってきたことを喜び、『今日彼がピッチに立ったことは重要でした』と語りました。
また、ジョブ・オチエングについても高く評価しており、『彼は素晴らしい試合をしてくれました。最高のパフォーマンスとまではいかなかったかもしれませんが、なぜ彼が我々にとって重要な存在になり得るのかをピッチで証明してくれました。未来に向けて重要な選手になることを示してくれました』と今後の飛躍に大きな期待を寄せています。
(via ElDesmarque)
Bチーム(サンセ)の試合結果と詳細
📉 レアル・ソシエダのBチームであるサンセは、セグンダ・ディビシオン(ラ・リーガ ハイパーモーション)第41節でアルバセテとアウェイで対戦し、1-3で敗北しました。
試合は序盤からサンセがアグレッシブにプレスをかけて主導権を握り、前半5分にはアスティアサランの素晴らしいクロスからカレラがシュートを放ちましたが、相手GKの好セーブに阻まれてしまいます。すると前半15分と36分に相手のクロス攻撃から失点し、2点ビハインドで折り返す苦しい展開となりました。
後半に入るとサンセはよりダイナミックな動きを見せ、後半7分にルバルビエのクロスをカレラが確実に決めて1点を返します。しかし、喜びも束の間、わずか3分後に再びサイドからのクロスを防ぎきれず、3失点目を喫してしまいました。アンソテギ監督はダリオ・ラミレスを投入してチームに活力を与えようと試みましたが、スコアを動かすには至りませんでした。
敗れはしたものの、GKフラガが相手の決定機を何度も防ぐ大活躍を見せ、失点を最小限に食い止めています。また、試合終盤にはペジョ・アラナがセグンダ・ディビシオンでのデビューを飾るという明るい話題もありました。
(via Mundo Deportivo / AS / Estadio Deportivo)
他クラブとのデータ比較で見るレアル・ソシエダの立ち位置
📊 他クラブの状況を解説するデータの中で、レアル・ソシエダに関するスタッツがいくつか言及されています。
まず、セビージャの失点数の多さを指摘する話題の中で、今季のラ・リーガにおいてレアル・ソシエダがセビージャ(60失点)を上回る61失点を記録していることが引き合いに出されています。
一方で、バレンシアの欧州カップ戦不在の期間を比較する話題の中では、レアル・ソシエダがこの数年間にヨーロッパリーグに3回出場していることが言及されました。ソシエダはUEFAからの継続的な収入を享受しており、これが欧州大会から遠ざかっているクラブとの間に大きな格差を生み出している好例として名前が挙げられています。
(via Estadio Deportivo / SPORT)
日本人選手(久保建英)に関する情報について
🇯🇵 今日の全ソース記事内において、久保建英選手をはじめとする日本人選手に関する出場状況、起用法、評価、負傷、コメント、移籍などの情報は一切含まれていませんでした。
(via 全ソース)
【本日の総括】
コパ・デル・レイ優勝という歴史的偉業を成し遂げた一方で、リーグ終盤の失速とレミロの不調・去就問題という課題も浮き彫りになったシーズンでした。マレーロや若手選手の台頭という明るい材料を胸に、マタラッツォ監督体制での来季の巻き返しとプレシーズンの動向に注目が集まります。