残酷な結末、セグンダ降格が決定

RCDマジョルカのセグンダ・ディビシオン降格が正式に決定しました。最終節となる第38節で、すでに降格が決まっていたレアル・オビエドを相手に3対0で快勝し、自らの役割は完璧に果たしました。この試合ではパブロ・トーレがゴールを決めるなどチームとしての意地を見せました。しかし、残留を争っていたCAオサスナ、エルチェCF、レバンテUDといったライバルチームの壁を越えることはできず、勝ち点42でフィニッシュ。勝ち点43のセビージャFCなどにもわずかに及ばず、奇跡の逆転残留を信じて戦った選手たちやサポーターにとって、非常に残酷で苦い結末となってしまいました。(via SPORT)

財政状況とオーナー陣の課題

アンディ・コールバーグ、スティーブ・ナッシュ、スティーブ・カーというアメリカの投資家グループによって買収され運営されているクラブは、大きな転換期を迎えています。直近の移籍市場におけるマジョルカのサラリーキャップは約6100万ユーロでしたが、2部降格という現実により、給与総額の抜本的な削減が不可避となりました。この厳しい台所事情から、クラブは今夏の移籍市場で資金を捻出するため、複数の主力選手を売却せざるを得ない状況に追い込まれています。(via Estadio Deportivo)

アラサテからデミチェリスへの監督交代

今シーズンは監督人事でも揺れ動いた1年でした。シーズン前半を指揮したハゴバ・アラサテ監督体制から、マルティン・デミチェリス監督へとバトンが引き継がれました。新監督就任後、選手の起用法にも変化が見られ、チームは残留に向けて最後まで奮闘しましたが、最終的にトップリーグの舞台に留まることはできませんでした。(via SPORT)

主力流出の危機、サム・コスタとムリキの去就

給与削減の必要性から、クラブの4大資産とされる選手たちの売却がほぼ確実となっています。その筆頭が、今季23ゴールを叩き出しフィニッシャーとしての絶対的な信頼を証明した32歳のコソボ代表FWベダト・ムリキです。すでにガラタサライやフェネルバフチェといったトルコの強豪クラブから国際的なオファーが届いています。また、ポルトガル代表としてワールドカップ出場が間近に迫る25歳のMFサム・コスタも注目の的です。今季は7ゴール2アシストを記録して攻撃面でもブレイクを果たしました。2028年6月まで契約を残していますが残留は極めて困難と見られており、レアル・ベティスなどが獲得に動いています。マジョルカは彼の移籍金として最低でも2000万ユーロを要求する構えです。(via SPORT)

若手有望株とその他の選手の移籍動向

バルセロナが将来の売却益の権利を保有している若手2選手の動向にも注目が集まっています。19歳の左ウイング、ヤン・ビルジリはアラサテ監督時代にセンセーショナルな活躍を見せ、デミチェリス監督下ではスーパーサブとして今季2ゴール6アシストを記録。チャンピオンズリーグ出場クラブやベティスから関心が寄せられています。市場価値は1500万ユーロ、契約解除金は約3000万ユーロに設定されており、バルセロナは彼の売却益の40%を受け取る権利を持っています。もう一人、終盤に著しい成長を見せたパブロ・トーレも売却候補です。市場価値は500万ユーロとされており、こちらもバルセロナが50%の権利を保有しているため、仮に500万ユーロで売却された場合は250万ユーロがバルセロナに入ることになります。さらに、昨夏に契約延長を果たしたGKレオ・ロマンが再びベティスのターゲットとして浮上しているほか、何年も前から島を離れることを望んでいる右サイドバックのパブロ・マフェオの去就も引き続き注目されています。(via SPORT)

浅野拓磨選手の現状について

本日、RCDマジョルカの男子サッカーチームに所属する浅野拓磨選手に関する出場状況、負傷、監督やメディアの評価、移籍に関する新たな情報はありませんでした。(via SPORT)

【本日の総括】

最終節で快勝を収めたものの、他会場の結果により無念のセグンダ降格が決定したマジョルカ。財政面での立て直しが急務となり、ムリキやサム・コスタをはじめとする主力選手の大量流出が避けられない激動の夏を迎えることになります。