グラナダCF

グラナダCFで目覚ましい躍進を遂げているのが、今夏セビージャから加入した22歳のGKアルベルト・フローレスです。セビージャは今夏、下部組織出身のアリシア・フローレスを移籍金なしでグラナダへ放出し、代わりにレアル・マドリードの下部組織からフラン・ゴンサレスを獲得してフラホディモスのアシスタントに据えました。この移籍にはセビージャサポーターから疑問の声も上がっていましたが、セビージャ側はアリシア・フローレスの将来的な保有権40%を保持する契約を結んでおり、その判断が早くも功を奏しつつあります。

グラナダのパチェタ監督は開幕当初、ラウール・リソアインを正GKに抜擢し、アリシア・フローレスは7試合連続でベンチを温める苦しい時期を過ごしました。しかし、10月4日のアンドラ戦(2-3敗戦、4戦未勝利で10失点)で守備が崩壊したことを受け、パチェタ監督はレアル・ソシエダB戦でアリシア・フローレスを先発ゴールキーパーに起用。ここからチームと守護神の運命が一変しました。

アリシア・フローレスが先発に定着して以降、グラナダはソシエダB、ブルゴス、カディス、レアル・バジャドリードを下して破竹の4連勝を達成。リソアインが守っていた時期は1試合平均1.57失点(7試合10失点)だったのに対し、フローレス起用後は4試合でわずか3失点(1試合平均0.75失点。ブルゴス戦とカディス戦はクリーンシート)と守備の安定感が劇的に向上しました。グラナダが現在獲得している勝ち点20のうち、実に12ポイントがアリシア・フローレスの先発試合で積み上げられたものであり、チームを5位浮上へ導いた22歳守護神の価値高騰は、将来的な移籍金還元を期待する古巣セビージャにとっても大きな朗報となっています。(via Estadio Deportivo)