レアル・スポルティング

10月25日(日)18時30分、SkyFiカスタリアで2位CDカステリョンとの上位直接対決を迎える。スポルティングは現在3連勝中で勝ち点19の4位につけ、勝ち点23のカステリョンとの差は4に縮まっている。

アウェイのカスタリアはクラブにとって長年の鬼門であり、2006年11月に3-0で勝利して以来、約20年間勝ちがない。直近のリーグ戦アウェイ4訪問(2008年0-1、2021年0-2、2025年5月3-4、2025年10月1-3)では4連敗を喫しており、2025年5月の激闘ではファン・オテロがハットトリックを達成したものの3-4で敗れた歴史がある。今季は2017年に1部を去ってからセグンダ連続10シーズン目であり、1部復帰への強いプレッシャーがかかっている。直近のアルバセテ戦はアレホ・サルコが先制し、95分にセサール・ジェラベールが決勝弾を決めて2-1で勝利したものの、最下位相手に決定機を外し苦戦した課題も残した。10節終了時点の成績は6勝1分3敗の11得点9失点。対するカステリョンは18得点4失点であり、攻撃の破壊力では下回るものの高い勝負強さを発揮している。

ボルハ・ヒメネスの後任として就任した42歳のアルゼンチン人指揮官ニコラス・ラルカモン監督(前クロス・アスル)は2027年6月までの契約を結び、昇格達成が契約継続の条件となっている。ポゼッション率を高めることよりも、より多く質の高い決定機を作る戦術を好む。今夏はDFホルヘ・サエンス、エマヌエル・グラルテ、アイマル・ドゥニャベイティア、MFウゴ・ギジャモン、WGニキタ・イオシフォフ、コンラッド・デ・ラ・フエンテ、FWアレホ・サルコらを補強した。主力ではホナタン・ドゥバシンをオサスナへ固定400万ユーロ+変数最大100万ユーロで売却。ルベン・ヤニェス、ギジェ・ロサス、ガスパル・カンポス、ジェラベール、ファン・オテロがチームの軸を担う。負傷者面ではアンドレス・フェラーリ、コンラッド・デ・ラ・フエンテ、アントニオ・カサス、ニキタ・イオシフォフ、アイマル・ドゥニャベイティアの今夏加入組5名がアルバセテ戦を欠場し、引き続き調整が続いている。一方でファン・オテロとナチョ・マルティンが復帰し、オテロはアルバセテ戦の決勝ゴールの展開に関与した。

経営面では、2022年6月にアレハンドロ・イララゴリ会長率いるメキシコのOrlegi Sportsが株式の大半を取得。ホセ・リエストラ執行会長とラルカモン監督は昇格に自らの進退を懸けている。今季の給与上限は1334.5万ユーロ(セグンダ7位、カステリョンの1543.3万ユーロを下回る)。2025/26シーズンの予算は収入2284万ユーロ、赤字約400万ユーロの見込みで、今夏に2330万ユーロ以上の増資(うち1100万ユーロ現物出資)を承認した。リエストラ会長は5年計画の中で『2031年までにスペインのトップ10クラブに入り、欧州カップ戦出場権を争う』という長期ビジョンを掲げており、その第一歩として今季のセグンダ脱出が絶対条件となる。 (via SPORT)