【リヨン戦術&戦力解剖

対戦相手リヨンの戦術とチーム状況は、ソシエダにとって非常に注意すべきポイントに溢れています。

基本フォーメーションは1-4-3-3を採用。ゴールキーパーのグレイフからリスクを冒してでもショートパスで繋ぐビルドアップを得意とし、中盤を引き込んでから一気に外側のサイドアタッカーへ展開する攻撃パターンを持っています。特に右サイドを形成するミランからのレンタル右サイドバックのアテカメと、左利きで右ウイングに入るヌアマの縦関係は強力で、高い推進力と突破力を誇ります。左サイドには元ベティスのアブネル・ヴィニシウスと日本人アタッカーの中村敬斗が控えています。

一方で、リヨンは前線の本職ストライカーが全滅状態です。エースのロイス・オペンダ(ユヴェントスからのレンタル)と、偽9番として起用されていたパヴェル・シュルツがともに負傷離脱中。そのため、1トップの位置にはメルアやヌアマらを配置し、中盤に降りてビルドアップに参加させる「流動的な9番」として機能させています。また、中盤の要であるタイラー・モートンも恥骨痛で出場が危ぶまれています。

守備陣の注目は、ゴールキーパーのドミニク・グレイフです。マジョルカ時代、アノエタで行われたコパ・デル・レイ準決勝のPK戦でソシエダの前に立ちはだかり、決勝進出を阻んだ因縁の守護神が再びサン・セバティアンのピッチに立ちます。

なお、約1000人のフランス人サポーターが来訪する予定であり、暴徒化の恐れもあることから、サン・セバティアン市と警察当局、リヨン側が連携してアノエタ周辺で厳重な警備態勢を敷くことになっています。 (via DiarioVasco / NoticiasDeGipuzkoa)