サンセ、歴史的シーズンを締めくくる最終戦ドロー
プリメーラRFEFの最終節、サンセ(レアル・ソシエダB)はクルトゥラル・レオネサと対戦し、1-1の引き分けでシーズンを終えた。前半は両チームともに見せ場が少なく、消化試合のような落ち着いた雰囲気で進んだ。クルトゥラル・レオネサがビクトル・モレノ(3分)、マエストレ(16分)、ディアロ(27分)のシュートで立て続けにチャンスを作ったが、サンセも徐々に盛り返し、両サイドを広く使った攻撃を展開していく。ダディエがこぼれ球からシュートを放ったほか、精度の高いクロスでチャンスを演出。また、マリエスクレナもコーナーキックからヘディングでゴールを脅かしたものの、枠を捉えることはできなかった。
後半に入ると試合が一気に動く。クルトゥラルのダニ・ディアスがリベイロのイエローカードの後に鋭いシュートを放ち警告を与えると、続く56分、そのダニ・ディアスがアゴテをかわしてクロスシュートを突き刺し、GKアラナにはどうしようもない形で先制を許してしまう。
しかし、そのわずか5分後の61分、サンセが意地を見せる。ジョアン・オレアガからのロングパスにマリエスクレナが完璧なボレーで合わせ、見事なスーパーゴールで1-1の同点に追いついた。ここからアンソテギ監督率いるサンセは一気に攻勢を強める。クルトゥラルのダニ・ディアスがソンブレロでの突破に失敗する中、サンセはマリエスクレナや、アゴテのクロスに合わせたミケル・ロドリゲスが決定的チャンスを迎えた。クルトゥラルはカレロとコジャードを投入して状況の打開を図ったものの、連携が噛み合わなかった。
試合終了間際の87分には、マルチャルの素晴らしい個人技からアスティアサランが絶好の勝ち越し機を得たが、シュートは無情にも高く外れた。試合はこのまま1-1で終了。サンセは余裕を持ってカテゴリー残留を果たし、トップチームへ多くの才能を供給するという大役を担いながら、歴史的な素晴らしいシーズンを最高の形で締めくくった。 (via Mundo Deportivo)
ダディエが退団、感動のラストマッチ
クルトゥラル・レオネサとの最終戦の終盤、81分にアンソテギ監督はダディエをベンチに下げる交代を行った。この試合はダディエにとってレアル・ソシエダのユニフォームを着て戦う最後の試合であり、ピッチを退く際にはスタンドから万雷の拍手喝采が送られた。クラブに貢献してきた彼にとって、非常に感動的で忘れられないお別れの瞬間となった。 (via Mundo Deportivo)
久保建英ら5選手がワールドカップ代表メンバーに選出
今夏、アメリカ、メキシコ、カナダの3カ国で共催されるワールドカップにおいて、レアル・ソシエダから5名の選手が各国のフル代表メンバーとして選出される栄誉を手にした。
最も注目されるのが、日本代表に選出された久保建英である。レアル・ソシエダの攻撃の要として圧倒的な存在感を放ってきた彼は、日本の絶対的な中心選手として大舞台に挑む。クラブでの卓越した起用法や現地での高い評価をそのまま代表でも発揮することが期待されており、国際大会での活躍からさらに移籍市場での評価が高まる可能性も秘めている。
久保のほかには、スペイン代表としてミケル・オヤルサバル、ポルトガル代表としてゴンサロ・ゲデス、クロアチア代表としてドゥイェ・チャレタ=ツァルとルカ・スチッチの4名がそれぞれの国の代表メンバーに名を連ねた。世界最高峰の舞台で、チュリ・ウルディン(レアル・ソシエダの愛称)の選手たちがどのようなパフォーマンスを見せるのか、ファンにとって見逃せない大会となる。 (via ElDesmarque)
W杯選手派遣でクラブにFIFAから高額な分配金収入
ワールドカップへの選手派遣は、レアル・ソシエダにとってピッチ外での大きな恩恵ももたらす。FIFAと欧州クラブ協会(ECA)の覚書に基づき、大会に選手を派遣する各クラブには多額の分配金が支払われる仕組みとなっている。
具体的には、選手1名につき1日あたり9,321ユーロ(約150万円)がクラブに支払われる。この計算は、各代表チームの事前合宿が開始された日から、大会での敗退または終了日までの全日数が対象となる。選手が試合でスタメン出場するか、何分プレーするかといった要素は一切関係なく、帯同しているだけで一律の金額が保証される。
レアル・ソシエダからは、久保建英、オヤルサバル、ゲデス、チャレタ=ツァル、スチッチの5選手が派遣されるため、彼らの母国がグループリーグを突破し、トーナメントを勝ち進めば勝ち進むほど、クラブの金庫には莫大な追加収入がもたらされることになる。 (via ElDesmarque)
アレックス・レミロ、スペイン代表メンバーから無念の落選
ワールドカップに向けたスペイン代表の最終メンバー選考において、レアル・ソシエダの守護神アレックス・レミロは無念の落選となった。
ルイス・デ・ラ・フエンテ監督は、直前に行われた親善試合などの準備期間においては、ウナイ・シモン、ダビド・ラヤ、ジョアン・ガルシア、そしてアレックス・レミロの4名のゴールキーパーを招集してテストを重ねていた。しかし、ワールドカップ本大会に向けた最終的な26名のリストを提出するにあたり、指揮官はGKの枠を通常の大会と同じく3名に絞る決断を下した。
この結果、最後の1枠を巡る争いでレミロはチームから外れることになり、ワールドカップ行きの切符を逃すという非常に悔しい結果に終わった。 (via SPORT)
【本日の総括】
Bチームであるサンセが堂々の残留と充実の内容で歴史的シーズンを終え、ダディエが感動の別れを告げました。トップチームからは久保建英を含む5名がワールドカップという最高峰の舞台へ羽ばたき、クラブに財政的な恩恵をもたらす一方で、レミロのスペイン代表落選という悲喜こもごものニュースが交錯する一日となりました。