サンティ・カニサレスが現体制を痛烈批判

バレンシアのレジェンドである元スペイン代表GKサンティ・カニサレスが、ベナグアシルで開催されたラ・リーガのイベントに出席し、過去の栄光と現在のクラブの惨状について語りました。

25年前に行われたバイエルン・ミュンヘンとのチャンピオンズリーグ決勝について振り返り、『私たちはとてもよく戦ったし、自分たちの向かう先を理解しており、バイエルンのような巨人にも引けを取らなかった。自分たちの番だ、CLで優勝できるという感覚があった』と、当時の力強さを回顧しました。一方で、メスタージャ・スタジアムの価値について『バレンシアのホームだ。どのスタジアムも特別なものだが、メスタージャには唯一無二の何かがある。サッカー選手がファンから力をもらう場所だ』と語りました。

しかし、ピーター・リムの経営に対する話題になると、態度は一変。ファンによる抗議活動について『抗議活動は必要で健全だ』と支持を表明。もしピーター・リムと直接話せるなら何と言うかと問われると、『正直なところ、彼が私の言うことを聞くとは思えない。そして、今の時点ではもうどうでもいいことかもしれない』と、完全に愛想を尽かした様子を見せました。

さらに、ラジオ番組(Cadena COPE)に出演した際にも、レアル・サラゴサの降格の話題から派生してバレンシアの現状を痛烈に批判。『バレンシアがセグンダに降格したとき、セグンダでプレーしたがカテゴリーを失ったわけではなかった。しかし今は、かなり前にカテゴリーを失ってしまっており、メスタージャには毎週4万5000人が集まっている。1部リーグにいながら同情を買っている状態だ』と述べ、ピーター・リム体制下でのクラブの劣化を嘆きました。

(via sport.es)

(via ElDesmarque)

【本日の総括】

最終節をバルセロナ相手に逆転勝利で飾ったものの、他会場の結果により惜しくも欧州カップ戦の切符を逃したバレンシア。通信簿が示す通り、前半戦の不調から後半戦で怒涛の巻き返しを見せたシーズンでした。一方で、ハビ・ゲラの代表サポートメンバーへの選出や、エスカンデル獲得の動きなど来季に向けた明るい話題がある反面、ディエゴ・ロペスやコペテの大怪我、ラマザニの空き巣被害、そしてカニサレスによるクラブ経営陣への痛烈な批判など、ピッチ内外で課題が山積しています。