アルナウ・マルティネスが2031年までの契約で正式加入!入団インタビューで語ったメスタージャへの熱い想い

ついに公式発表が行われました。ジローナから獲得を熱望していた23歳の右サイドバック、アルナウ・マルティネスがバレンシアに正式加入しました。契約期間は2031年6月30日までの5年間で、移籍金は固定500万ユーロに加えて達成が容易な変動100万ユーロ、さらには将来移籍する際の売却益の10パーセントをジローナに支払うという条件で合意に達しました。

アルナウは、自身のルーツがバレンシア州にあることを明かした上で、メスタージャのピッチに立つ喜びを語っています。彼はファーストチームでのリーガデビュー戦がメスタージャだったという特別な縁があり、当時の思い出について『本当に素晴らしかったです。デビューすることは夢であり、それがメスタージャのような素晴らしいスタジアムだったことは格別でした。家族も全員で見守ってくれて、信じられないような夢の瞬間でした。対戦相手として訪れた時でさえ信じられないスタジアムだったのに、バレンシアのユニフォームを着てピッチに立つ最初の日のことを想像すると本当に楽しみです。この偉大なスタジアムから最も高い場所で別れを告げられるよう、すべてを捧げたいと思います』と思いを爆発させました。

また、バレンシアへの移籍について、アルナウは給与カットを申し出てまでこのクラブに加入することを切望していました。交渉は長期化しましたが、『最終的に自分が望んでいた場所にこうして到着することができました。交渉の遅れは自分のコントロールできる部分ではなかったのですが、自分自身でできることはすべてやりました』と語っています。また、2週間前にカルロス・コルベラン監督から直々に電話があり、そこで大きな信頼を感じたことが移籍の決定打となりました。

新天地での決意について、アルナウは『新たな挑戦に向けてとても幸せで、満足しています。これまで一つのクラブから別のクラブへ移籍したことがなかったので、初めての経験です。このエンブレムが持つ高い要求は理解していますが、早くデビューしてプレーし、サポーターに喜びを与えたいという気持ちでいっぱいです』とコメント。さらに自身の柔軟性について『常に全力を尽くしますし、どんな状況にも適応できます。これまでも1シーズンの間に右サイドバック、左サイドバック、センターバック、そしてミッドフィールダーまでこなしてきました。それが良い選手になるための助けになっています。チームの目標達成のために全力を注ぎます』と頼もしい言葉を残しました。

アルナウは、スペインU-21代表で同僚だったハビ・ゲラ、ディエゴ・ロペス、ヘスス・バスケス、そして新加入のルイス・リオハとも親交があり、彼らから歓迎のメッセージを受け取ったことも明かしています。また、ピッチ外の過ごし方については『練習が終わって帰宅した後は、ソファーに寝転がってリカバリーブーツを装着し、翌日に向けて体を100パーセントの状態に戻すことに集中しています。その他には、午後にゴルフを楽しんだり、恋人とシリーズ物の動画を鑑賞したりしています。以前はフォートナイトで遊ぶこともありました』と、若いながらも高いプロ意識を持つプライベートの一端を覗かせました。

アルナウの加入は、ジュスティン・デ・ハスの負傷や守備陣のパフォーマンスに不安を抱えていたコルベラン監督にとって、まさに念願の補強です。彼は右サイドバックを基本としつつ、3バックの右センターバックとしても機能する万能性を持っています。ジローナでの25-26シーズンは、公式戦36試合に出場し、2ゴール3アシスト、空中戦勝率50パーセント、パス数2004回、ロングパス成功数99回など、ディフェンスラインの要として輝かしいスタッツを残していました。アルナウはすでに木曜日からパテルナで練習をスタートさせ、今週末にリアソールで行われるデポルティーボ戦での即時デビューを目指しています。(via SPORT)

期待の若手GKビセント・アブリルがナスティック・タラゴナへ武者修行レンタル移籍

バレンシアは、下部組織出身で将来の守護神候補と目される21歳のGKビセント・アブリルを、ナスティック・タラゴナへ1年間の期限付き移籍させることで合意しました。契約期間は2026/2027シーズン終了までとなります。

アブリルは8歳でバレンシアのアカデミーに加入し、これまでに2029年までの長期契約を結んでいるクラブ期待の逸材です。昨シーズンはBチームであるVCFメスタージャで守護神として全40試合にフル出場し、その卓越したセービング能力を示していました。スペインU-15、U-18、U-20代表にも招集された実績を持ち、1.87メートルの恵まれた体格でハイボールの処理にも強さを見せます。

今回のレンタルは、アブリルがより高いレベルで経験を積むためのステップアップですが、この移籍が実現するまでにはバレンシア側で一つの絶対条件がありました。それは、イプスウィッチからオランダ人GKケイネ・ファン・ウーフェレンの獲得と登録が完了し、ディミトリエフスキのバックアップを確保することでした。ベティス戦でファン・ウーフェレンがベンチ入りしたことで、アブリルのレンタルにようやくゴーサインが出たという経緯があります。

契約の細部には、もしアブリルがナスティックで十分な出場試合数を満たさなかった場合、相手クラブからバレンシアに追加のペナルティ料金が支払われる条項が盛り込まれています。サバデルやクルトゥラル・レオネサも彼の獲得を狙っていましたが、本人がナスティックでのプレーを優先しました。アブリルは木曜日から現地でのトレーニングに合流し、正GKの座を争います。(via ElDesmarque)

14シーズンを過ごしたカンテラ育ちのDFルベン・イランゾがレアル・サラゴサへ完全移籍

長年にわたりバレンシアのアカデミーで育ち、昨季はVCFメスタージャのキャプテンを務めていた23歳のDFルベン・イランゾが、レアル・サラゴサへ完全移籍することが正式に決定しました。

9歳の時にベニハミン(ジュニア低学年)カテゴリーで加入してから14シーズン、バレンシア一筋で戦ってきたイランゾ。彼は2021-22シーズンにファーストチームでデビューを飾り、これまで公式戦12試合に出場、1ゴールを記録していました。唯一のゴールは、昨シーズンのコパ・デル・レイのブルゴス戦で挙げたものでした。

今回の移籍金は「ゼロ」のフリートランスファーという形式ですが、バレンシアは将来的にイランゾが他クラブへ移籍した際の「売却益の25パーセントを受け取る権利」と、将来的なオファーに対して同額で買い戻せる「優先交渉権」をしっかりと保持しました。

この移籍は、今夏バレンシアがパブロ・マフェオを獲得し、ファーストチームの右サイドバックのポジションが埋まったことで、バレンシアが最終的に放出のゴーサインを出したために成立しました。イランゾはサラゴサと2029年までの契約を結び、イバイ・ゴメス監督のもとで新たな挑戦に臨みます。(via Superdeporte)

アンドレ・アルメイダのセルタ移籍交渉は膠着状態に、移籍金交渉に開き

バレンシアの中盤の要であるアンドレ・アルメイダのセルタ・デ・ビーゴへの移籍交渉ですが、現時点では交渉が難航しており、両クラブの立場は遠ざかっています。

セルタは獲得に向けて本気度を見せており、当初バレンシアに提示した200万ユーロのオファーを300万ユーロにまで引き上げました。しかし、バレンシア側は数週間前にスウォンジー・シティと合意していた金額である350万ユーロ固定に変動を加えた額を下回る金額での放出を一切受け入れない姿勢を崩していません。

バレンシアは、攻撃陣の補強、特にリーズが完全移籍での売却を求めているラルジー・ラマザニの獲得(約400万ユーロ)を進めるために、このアルメイダの売却による即時の現金を必要としています。

アルメイダ自身はスウォンジーへのウェールズ行きを望んでおらず、スペイン国内でのプレーを望んでおり、セルタとの個人合意はすでに完了しています。セルタは現在、代替案としてデポルティーボ・アラベスのデニス・スアレスの調査も開始しており、バレンシアがどこまで価格を妥協するかが注目されます。カルロス・コルベラン監督とセルタのクラウディオ・ギラルデス監督の双方が、この数日の間に両クラブ間の溝が埋まることを望んでいます。(via ElDesmarque)

新星18歳デビッド・オトルビの急成長とクラブの引き留め、コルベラン監督も絶賛するドリブラーの未来

前節のベティス戦でわずか8分間の途中出場ながら、メスタージャを熱狂させる素晴らしいパフォーマンスを披露した18歳のウインガー、デビッド・オトルビ。このバレンシア史上最年少デビュー記録を持つ若武者の未来に、大きな期待が集まっています。

試合後、カルロス・コルベラン監督はオトルビを大絶賛しました。監督は『ベティス戦でオトルビが非常に素晴らしいパフォーマンスを見せてくれた。それは我々にとって極めて重要なことだ。下部組織の選手がファーストチームを助けるのは素晴らしいニュースだ。彼の数分間のプレーは、大きな未来があることを証明していた。ドリブルの突破力や爆発的なパワーといった彼の非常に魅力的な長所を、今後もチームとして活かしていく必要がある』と熱く語りました。

オトルビ自身は当初、より多くの出場機会を求めて他クラブへの期限付き移籍を視野に入れていましたが、ディエゴ・ロペスの負傷や攻撃陣の補強の遅れに直面しているバレンシアは、彼に対する他クラブからのオファーをすべて拒否しました。

バレンシアは開幕2試合で無得点と決定力不足に悩まされており、ファンの間でもオトルビの起用増加を望む声が高まっています。コルベラン監督はプレシーズンで彼に347分間もの出場時間を与えており、新戦力が揃うまでの間、オトルビをファーストチームのローテーションの重要な一翼として起用し続ける方針です。(via ElDesmarque)

かつてバレンシアに在籍したGKアギレサバラが本音を吐露、負傷に泣いた「最悪の1年」

昨シーズンまでバレンシアに期限付き移籍で在籍し、今夏からレーシング・サンタンデールでプレーしているGKフレン・アギレサバラが、バレンシア時代の苦しい胸の内を明かしました。

先週末に行われたヘタフェ対レーシング・サンタンデールの試合後、カメラはアギレサバラがヘタフェのGKダビド・ソリアに対して自身の感情を語る姿を捉えていました。アギレサバラはソリアに対し『昨年、バレンシアでは本当に最悪の時間を過ごしたんだ』と吐露。その理由は、シーズン後半の5ヶ月間を完全に棒に振ることになった相次ぐ負傷でした。

アギレサバラはバレンシア加入直後、公式戦19試合に出場して30失点と、非常に安定したパフォーマンスを見せて守護神の座を確立していました。しかし、ハムストリングの怪我で離脱を余意なくされ、さらに復帰直前に半月板の断裂という追い打ちをかける悲劇に見舞われました。彼が戦線離脱している間にストーレ・ディミトリエフスキが完全にゴールマウスに定着。シーズン最後の5試合ではアギレサバラもベンチに戻り出場可能な状態にありましたが、ディミトリエフスキの安定したパフォーマンスの前に、コルベラン監督がアギレサバラを再び起用することはありませんでした。

ソリアからは『その状況はよく理解できるよ。試合に出られないプレッシャーや、初めて親元を離れてプレーする難しさは誰もが経験するものだ。とにかく落ち着いて、よく働き続けることが大事だ』と励ましの言葉を送られていました。アギレサバラは今季、昇格したレーシングで正GKとして新たな一歩を踏み出しています。(via SPORT)

移籍期限が迫る中、ロン・グルレイCEOが「ビッグネーム」の滑り込みレンタル移籍を画策

来週月曜日の深夜に迫る夏の移籍市場の閉幕を前に、バレンシアのCEOを務めるロン・グルレイは、ファンの批判を和らげ、チーム力を劇的に向上させるための「ビッグネーム」獲得を狙っています。

グルレイCEOは、これまでの不透明な移籍市場の運営によってサポーターや周囲から非常に強いプレッシャーと批判にさらされています。今夏のバレンシアの補強計画は、第1フェーズとしてほぼ資金を必要としないジャスティン・デ・ハスやアリュー・ディエンなどの獲得に成功したものの、7月中旬に獲得目前だったベルギー代表のトーマス・ムニエを事前に契約をまとめられなかったミスで逃したことで、計画(第2フェーズ)が完全に崩壊し、混沌とした状態に陥っていました。

この失敗を取り戻し、ファンの信頼を回復させるため、グルレイCEOは市場の最終盤で「お買い得なビッグネーム」の獲得を目指しています。大クラブの構想から外れ、給与の一部のみをバレンシアが負担する形で獲得できる有名選手が、代理人や仲介人を通じて売り込まれており、滑り込みでのレンタル獲得に向けて極秘に交渉が続けられています。(via MARCA)

ロン・グルレイCEOのアラビア・カタール市場とのコネクションと過去のサディク獲得交渉の全貌

バレンシアの移籍市場における「レンタルでお買い得な選手を獲得する」という戦略の背景には、ロン・グルレイCEOが培ってきたアラビア・カタール市場との太いパイプがあります。

グルレイCEOは以前、サウジアラビアのアル・アハリでCEOを務めていた経験があり、中東やイギリスのフットボール界に広範なネットワークを保持しています。かつてバレンシアは、サウジアラビアの国策による大規模投資の波に乗る中、出場機会を求めている若き才能(アル・ナスルのアンジェロ・ガブリエルやウェズレイ・ガッソバ、アル・ヒラルのカイオ・セザール、アル・カーディシーヤのイケル・アルメナ、アル・アハリのブラジル人DFアレクサンデル、アル・イテハドのウナイ・エルナンデスなど)の獲得を模索していました。これらは中東の高額な年俸がネックとなり最終合意には至りませんでしたが、バレンシアが極小の投資で最大の効果を得るための重要な戦略ルートとして構築されました。

また、昨夏にはレアル・ソシエダのナイジェリア人FWウマル・サディクの獲得に向けて、バレンシアが全額給与を負担する形式でのレンタル移籍を粘り強くオファーしていました。ソシエダ側は当初完全移籍での売却を望んでいましたが、バレンシアは市場が閉まる直前まで価格競争を引っ張り、有利な条件を整えていく「待ちの交渉術」を徹底していました。現在の市場最終盤におけるグルレイCEOのビッグネーム獲得の執念は、こうした過去の緻密な中東コネクションと交渉スタイルの延長線上にあるのです。(via Superdeporte)

【本日の総括】

バレンシアはアルナウ・マルティネスの正式獲得という最大の補強に成功しました。さらに、若手のイランゾの放出、アブリルの武者修行レンタルなど、ピッチ外の戦力整理が本格化しています。アルメイダの移籍交渉の行方や、市場閉幕に向けたロン・グルレイCEOの次なるサプライズ補強への動きから目が離せません。