アンセルミ監督が明かす「90分間の精神力」と守備ミスへの連帯責任、守護神への信頼とサポーターへの謝罪

レアル・ソシエダ戦での劇的な敗戦を受け、エルチェCFのマルティン・アンセルミ監督は試合後、非常に落胆しながらも、選手たちを熱く擁護し、ファンへの謝罪を口にしました。

後半90分にスチッチに決勝ゴールを許した展開について、アンセルミ監督は、まさに『残酷という言葉が、この結末を最もよく表しています』と胸中を表現しました。試合全体を振り返り、『相手に先制されましたが、自分たちが勝ち越すチャンスを得たときにそれを決めきれませんでした。同点に追いついた後は、3-2で逆転に持ち込める極めて決定的な場面もありました』と悔しさをにじませています。

それでも指揮官は、『自分たちがピッチに立ち、主体的にプレーできているときは、レアル・ソシエダのような素晴らしい強豪チームを相手にしても、押し込める力があることを証明できました。ただ、このトップリーグにおいては、相手に少しの隙も与えてはならず、その代償は非常に高くつきます。今回は良い反応(反撃)を見せられましたが、それは一時的な反応にとどまってはならず、常に発揮し続ける一貫性が必要なのです』と、精神面での継続性を訴えました。

試合ではペドロ・ビガスと守護神マティアス・ディトゥロの連係ミスから2点目を献上し、ディトゥロは前半にサポーターからブーイングを浴びる事態にもなりました。しかしアンセルミ監督は選手個人を責めることなく、次のように語りました。

『私は自分が率いる選手たちを全面的に信じています。私たちは共にミスを受け入れ、克服するためにトレーニングを重ねなければなりません。個人のミスがあるように、我々監督やコーチングスタッフだって同じように過ちを犯すことがあります。だからこそ、責任を分かち合わなければ、結果としてチームに跳ね返り、手痛い代償を払うことになります』

また、ブーイングを受けた守護神については『彼は非常に高い実力と品格を持った選手であり、チームのキャプテンです。このような困難な状況にもどのように対処すべきかをしっかりと理解しています』と厚い信頼を寄せました。

さらに、試合の入りが悪かった点については『試合の最初から最後まで、常にピッチで戦う姿勢を持ち続けなければいけません。1センチたりとも隙を許せば、最後にはツケが回ってきます』と、精神面の引き締めを求めています。

最後に、スタジアムに駆けつけたファンに対しては『ファンのみなさんには本当に謝罪したいです。彼らがどれほど熱い努力とサポートをしてくれているかを知っているからこそ、今回はどうしても勝利という喜びを届けたかった。彼らは私たちにとってかけがえのない、極めて重要な存在です』と、熱い思いを明かしました。(via SPORT)

【本日の総括】

レアル・ソシエダ戦での痛恨の敗戦を糧に、フェル・ニーノの覚醒という明るい材料を活かしつつ、ホームでの脆さの克服と90分間戦い抜く精神力の向上が不可欠です。