疑惑のVAR音声流出!退場劇の裏で交わされた審判団のあやふやな判定プロセスと指揮官の提言
エルチェ戦の後半に起きたジョン・マルティンの一発退場を巡り、スペインサッカー連盟が公開したVARの公式音声が現地で大きな波紋を呼んでいます。ソシエダが2点をリードして迎えた後半60分、ジョン・マルティンのハンドにより、一度は決まったルカ・スチッチのゴール(3点目)が取り消され、決定機阻止による退場処分が下されました。しかし、その判定プロセスにおける審判同士のやり取りは極めて不確かなものでした。
公開された音声によると、ビデオ・アシスタント・レフェリー側は主審ミゲル・アンヘル・オルティス・アリアスに対し、決定機阻止の可能性があるとしてオンフィールドレビューを推奨。主審は映像を確認しながら、映像をスローにするよう求め、その過程で『ボールは白の選手に向かっているようだよね?』と、確証のない印象を投げかけました。ビデオ側もこの疑問を訂正することなく、結果としてこの不透明な『印象』が退場判定の根拠となってしまいました。
さらに驚くべきことに、主審はピッチ上での出来事でありながら誰を退場させるべきか把握しておらず、ビデオ側に対し『何番だ?退場にするのは何番の選手か?4番か?』と質問。ビデオ側が確認して『少し待ってくれ、6番だ』と答えて初めて、ジョン・マルティンにレッドカードを提示するという、杜撰な対応が明らかになりました。
この判定プロセスに対し、ペレグリーノ・マタラッツォ監督は、試合後に『もし彼が本当に最後の選手で、攻撃を阻止したと見なされたのなら、あの状況は非常に複雑だ。このような場面を適切に裁くための、新しいルールや解釈が必要ではないか』と述べ、下された一発退場という処分が過酷すぎるものであると不満を隠しませんでした。(via DiarioVasco) (via Mundo Deportivo)
