メスタージャのレジェンドであるケンペス氏がW杯決勝のスペイン対アルゼンチン戦に複雑な胸中
1970年代後半から80年代前半にかけてバレンシアCFの神話的な背番号「10」として活躍し、2度のピチーチ賞(1976/77シーズン24得点、1977/78シーズン28得点)に輝いたレジェンド、マリオ・アルベルト・ケンペス氏が、日曜日に行われるW杯決勝のスペイン対アルゼンチン戦について語った。
ケンペス氏はバレンシアのファンにとって今も神聖な存在である。彼はインタビューに対し、決勝の行方について均衡した激しいプレッシングの試合になると予想しつつ、祖国アルゼンチンへの強い愛情と、活躍の舞台となったスペインへの思いの板挟みになっている複雑な心境を明かした。
『正直なところ、スペインが勝てば辛い。私のお気に入りはアルゼンチンだ。自分の国だからね。もし勝てなければ、私は苦しい思いをするだろう。私はスペインの養子のようなものだが、スペインに負けたからといって慰めにはならない。決してね。落ち込むことになるだろう』
『スペインがボールを奪うために行っているプレッシングはとても上手くいっている。しかし、アルゼンチンもプレッシングをうまくこなし、アグレッシブだ。その点では互角の試合になるだろう。メッシを抑える問題は、彼がボールを持っていない時ではなく、ボールを持って仕掛けてきた時だ。フリアン・アルバレスやラウタロ・マルティネスが最初のディフェンスラインとして犠牲になって働く必要がある』
メッシがW杯優勝回数でマラドーナや自身を超えることについては、肯定的な意見を述べた。
『もちろん、素晴らしいこととして受け入れるよ。もしそうなれば、アルゼンチンに星が追加されるわけだから。私たちの1978年や1986年の星が消されるわけじゃない。2022年の星に2026年が加わるだけだ。私たちにとっては、その方がずっと良いことだよ』
(via SPORT)
【本日の総括】
ウーゴ・ドゥロが更衣室の不和の噂を完全否定してチームの結束を強調した一方、ピッチ外では新守護神候補の強奪危機や、ラマザニ復帰に向けた動き、そして開幕戦延期に伴う親善試合の再編成など、フロントは慌ただしい対応に追われています。その中で、新加入の佐藤龍之介が全力のダンスでチームの心を掴むなど、新シーズンに向けたチームビルディングは確実に進んでいます。