ウーゴ・ドゥロが不仲説を真っ向から否定しチームの結束と指揮官への信頼を強調
ウーゴ・ドゥロはチームの9番として、残り2年の契約を持ち、去るオファーがなければメスタージャでの最後のシーズンでリーダーになるべき重要な存在である。彼はインタビューの中で、カルロス・コルベラン監督やチームメイトとの不仲説を完全に否定した。
『最近のSNSは非常にエスカレートしているのが少し問題だと感じている。誰かが捏造したいがために発した嘘やニュースを、僕たちは信じ込んでしまうんだ。僕と監督の関係が悪いと書かれたけれど、それは全くの嘘だ』
『チームと監督の関係は良好だ。結局のところ彼は僕たちの監督であり、彼の言うことに従わなければならない。それに、彼が十分な知識を持っていることはすでに証明されている。正直言って、悪い関係性など微塵も感じないよ。僕はこれまで6人の監督の下でプレーしてきたけれど、誰の友達になったこともない。コルベランであれバラハであれ、それは関係ないんだ。確かに緊張が走る瞬間は多くあるけれど、それはたいていチームの状況によるものだ』
さらに「パトロール犬(patrulla canina)」と呼ばれるベテランの派閥がロッカールームに存在するという噂についても一蹴した。
『結局のところ、みんな仲の良い一つのグループなんだ。誰がそんなことを言い出したのかは分からない。もし誰かがそんなことをでっち上げたのなら、返事をする価値すらないよ。問題なのは、それが騒ぎを引き起こし、信じ込む人たちに伝染してしまうことだ』
『僕が悪いチームメイトだと言われたこともあった。そういうのは好きじゃないね。僕がサディクよりも上手いとか下手だとか言うのは構わない、そんなことはどうでもいい。ただ、サッカーをしたこともなく、ロッカールームの雰囲気を経験したこともない人たちが意見を言うことには腹が立つんだ。僕が医学について意見を言うようなものだからね』
また、自身がクラブの出場試合数トップ100、ゴール数トップ50に入っている記録と、チームへの残留について誇りを語った。
『これほど長くここにいるのは驚きでもある。現代のサッカーで一つのクラブに長く留まるのは非常に難しいし、バレンシアCFならなおさらだ。僕にとっては誇りであり、ランキングの順位を上げていけたらとても嬉しいけれど、少しずつ、ここにいる毎日を楽しんでいきたい』
そして、今シーズンの目標については力強い言葉を残した。
『選手たちも苦しんでいる。ヨーロッパの大会出場権にあと1ポイント届かなかったのは僕たちにとっても悔しいことだ。だからこそ、チームは最初からしっかりやらなければならないと自覚しているんだ』
(via ElDesmarque)
新守護神候補のオランダ人GK獲得が消滅の危機でイギリスのクラブが強奪へ
FCフォレンダムに所属する22歳、身長199cmの有望なオランダ人GK、ケイン・ファン・オーフェレンのバレンシア移籍が深刻な危機に瀕している。
バレンシアはストール・ディミトリエフスキと定位置を争う若手GKとして彼をリストアップし、選手とは5年契約の事前合意に達しており、本人のスペインでのプレー希望も確認済みだった。この案件は、スポーツ部門のコーディネーターであるリサンドロ・イセイや、オランダ人のハンス・ヒルハウスが推進していた。
しかし、フォレンダムは移籍金として300万ユーロ以上を要求していたのに対し、バレンシアは200万ユーロと変動ボーナスのラインに抑える方針であり、正式なクラブ間オファーを出していなかった。さらに、トマ・ムニエが約束を反故にしてバレンシアを裏切って移籍したことで事態は冷却した。現在バレンシアには右サイドバックのレギュラーも控えもいない緊急事態となっており、放出が進まない中で利用可能な資金は右サイドバックの補強に優先して投じられることになった。
そこへイギリスのイプスウィッチ・タウンが獲得競争に参入し、フォレンダムの要求額を満たす約400万ユーロ(約340万ポンド)のオファーを提示し、フォレンダム側もこれを受け入れた。これは2021年のミッキー・ファン・デ・フェン(ヴォルフスブルクへ850万ユーロ)に次ぐ、フォレンダム史上2番目の高額売却となる。イプスウィッチは選手との合意を残すのみだが、来週ラ・マンガで行われるプレシーズンキャンプ前に獲得を完了させる見込みである。
ファン・オーフェレンは昨季オランダ1部で32試合に出場し3回のクリーンシートを記録したものの、チームは入れ替え戦の末に降格した。彼は怪我で入れ替え戦を欠場していた。バレンシアはイプスウィッチと同額を提示するか、獲得を断念するかの決断を迫られている。
(via SPORT)
ラマザニがバレンシア復帰を熱望しSNSでの匂わせと盟友ハビ・ゲラの証言
バレンシアはトマ・ムニエの獲得を断念し右サイドバックを必死に探しているが、他のポジションの補強を忘れたわけではない。ロン・ガーレイとリサンドロ・イセイは、25人のトップチーム枠と3人のU-23枠の中に、ラルジ・ラマザニのためのスペースを残している。
ベルギー人ウインガーであるラマザニも、バレンシアへの強い思いを隠していない。Instagramで友人のサディクが「いいね」を押した写真(サディク、ハビ・ゲラ、ヘスス・バスケスの3人が写っている)に対して、ラマザニは『一人が足りない』とコメントし、かつてのチームメイトたちを恋しく思っていることを公にした。
この投稿は、ハビ・ゲラがラジオで語った直後に行われた。ゲラはこう証言している。
『ラマザニは一番気の合うチームメイトだった。更衣室で隣に座っていて、彼には調子はどうだ、状況はどうだとよく聞いているんだ。僕がInstagramに投稿したら少し騒ぎになってしまったね。彼が来られる状況になることを願っているよ。彼がやる気になれば、チームにいろんなものをもたらしてくれるはずだ』
バレンシアは夏のはじめに彼を完全移籍で獲得しようとロン・ガーレイがイギリスへ渡ったが、所属先のリーズはその時点では方針を固めておらず、価格も法外だった。
バレンシアはサトに加えて1、2人のサイドアタッカーを獲得したく、ラマザニはその一人であるべきと考えているが、途方もない金額は出せない。リーズとの契約は2年残っているが、ラマザニはバレンシアへの移籍を明確に望んでおり、移籍を実現させるために自身の給与を下げる意思もある。今後のリーズの設定価格や、買い取りオプション付きの再レンタルの受け入れ次第となる。
(via ElDesmarque)
ジェンク・エズカジャルがトルコへ移籍で妻の思いと旅行の思い出が決め手に
2028年まで契約を残すトルコ人CBのジェンク・エズカジャルは、カルロス・コルベラン監督の構想から外れており、ジローナでのキャンプにも帯同せず、パテルナの練習場に残り移籍先を探していた。
当初はドイツのシャルケ04へ向かうことで決着したと思われていたが、急転直下でトルコのトラブゾンスポルへの移籍が決定し、木曜日の午後に黒海沿岸の街トラブゾンに到着した。
本人は将来的にトルコへ戻る意思はあったものの、キャリアの早い段階での帰国は考えていなかった。しかし、数ヶ月前に妻のヒラ・ヌルとトラブゾンで休暇を過ごした際、その街に惚れ込んでいたことが大きな決定打となった。空港に同行した妻のヒラ・ヌルはメディアの取材にこう語った。
『知らせを受けたとき、ジェンクに影響を与えないよう自分の希望を出しすぎないようにしたけれど、もちろん、内心は私も望んでいたわ。彼が言ったように、7、8ヶ月前にここに来たとき、二人とも帰りたくなかったくらいよ。とても幸せで、すごく興奮しているわ』
ジェンクは2022-23シーズンにオリンピック・リヨンからレンタルで加入し、ラ・リーガ、国王杯、スーペルコパで計21試合に出場した。翌シーズンに完全移籍し、リーグ戦23試合と国王杯2試合に出場した。その後、24-25シーズンはバジャドリード、直近の25-26シーズンはドイツのケルンにレンタルされていた。
(via ElDesmarque)
リーグ開幕戦の延期でプレシーズン計画に狂いが生じ緊急で新たな親善試合を模索
バレンシアCFとレアル・ベティスのラ・リーガ開幕戦(第1節)が延期されることが確定した。これはベティス側にW杯決勝を戦う選手がいるためである。バレンシアはこの決定をスポーツマンシップに則り受け入れたものの、歓迎しているわけではない。
この延期による一つ目の弊害は、8月最終週に3試合(21日にセルタ戦、25日にベティス戦、30日にデポルティボ戦)の過密日程をこなさなければならなくなることだ。
二つ目の弊害は、コーチングスタッフが描いていたプレシーズンの計画が狂ってしまったことである。本来であれば、8月8日に予定されているトロフェオ・ナランハでのニューカッスル戦が最後のテストマッチであり、開幕に向けた総仕上げとなるはずだった。ニューカッスルはプレミアリーグ開幕前の他の予定があるため、日程変更は不可能である。
この状況を受け、バレンシアは8月15日の週末に追加でもう1試合、プレシーズンマッチを行う必要に迫られており、対戦相手と開催場所を探している。
カルロス・コルベラン監督とスポーツ部門は、8日から21日までの期間、実戦なしでは開幕に最適な状態に仕上がらないという見解で一致している。ホセ・ルイス・ガヤは後々試合が立て込むことに不満を漏らしているが、21日のセルタ戦に向けて、開幕スタメンを想定した実戦感覚を養うための試金石となる試合が不可欠となっている。
(via ElDesmarque)
新加入の佐藤龍之介が洗礼の儀式で「江南スタイル」を全力ダンスしチームに溶け込む
今シーズン、バレンシアCFに新しく加入した佐藤龍之介が、新加入選手がチームメイトの前で歌やダンスを披露するというバレンシア伝統の洗礼の儀式を通過した。
ウーゴ・ドゥロのInstagramで公開された動画では、この若い日本人選手が2012年に世界的な社会現象となったPSYの大ヒット曲「Gangnam Style(江南スタイル)」を見事に踊り切る姿が収められている。
動画の中で佐藤は、ステージから一礼して観衆に挨拶した後、若さあふれる全力のエネルギーで「乗馬ダンス」を披露し、完全に役になりきっていた。背景では、チームメイトやコーチングスタッフが拍手喝采し、笑い転げながら彼を大いに盛り上げており、最高の雰囲気であることが伝わってくる。
土曜日に控えるペトロ・デ・ルアンダとのデビュー戦を前に、ファンクラブからの愛情と歓迎を受けた後、この楽しい試練を見事に乗り越えた。これはチームへの適応を完了させるための不可欠なステップであり、彼の素晴らしい性格や態度の良さ、そしてサッカーの質の高さを物語っている。彼はチーム内だけでなく、ファンからも愛される存在になりつつある。
(via ElDesmarque)
悲劇の事故から半年が経ち故フェルナンド・マルティン氏の追悼記念試合が8月に開催決定
CDアルコヤーノとVCFメスタージャ(バレンシアBチーム)が、8月22日に「第1回フェルナンド・マルティン・メモリアル」としてプレシーズンマッチを開催する。
フェルナンド・マルティン氏は、選手としてアルコヤーノのキャプテンを務め、その後10年以上にわたりバレンシア・アカデミーやVCFフェメニーノBで監督として尽力した人物である。
昨年12月、インドネシアのコモド国立公園で家族とともに乗っていたボートが転覆する事故に遭い、彼自身と9歳の息子のマテオ君、そして妻の連れ子である12歳のリアさんが帰らぬ人となった。妻のアンドレア・オルトゥーニョ氏ともう一人の7歳の娘は救助され生還した。
インドネシアの裁判所は、過失致死の罪で56歳の船長に懲役3年6ヶ月、22歳の機関長に懲役2年6ヶ月の判決を下している。
今年1月のアントニオ・プチャデスでの両チームの対戦時には、遺族を招いて黙祷とトリビュートが行われていた。今回、両クラブは彼が残した深い足跡を永遠に記憶に留めるため、彼の名前を冠した記念試合を正式に創設した。
(via ElDesmarque)
メスタージャのレジェンドであるケンペス氏がW杯決勝のスペイン対アルゼンチン戦に複雑な胸中
1970年代後半から80年代前半にかけてバレンシアCFの神話的な背番号「10」として活躍し、2度のピチーチ賞(1976/77シーズン24得点、1977/78シーズン28得点)に輝いたレジェンド、マリオ・アルベルト・ケンペス氏が、日曜日に行われるW杯決勝のスペイン対アルゼンチン戦について語った。
ケンペス氏はバレンシアのファンにとって今も神聖な存在である。彼はインタビューに対し、決勝の行方について均衡した激しいプレッシングの試合になると予想しつつ、祖国アルゼンチンへの強い愛情と、活躍の舞台となったスペインへの思いの板挟みになっている複雑な心境を明かした。
『正直なところ、スペインが勝てば辛い。私のお気に入りはアルゼンチンだ。自分の国だからね。もし勝てなければ、私は苦しい思いをするだろう。私はスペインの養子のようなものだが、スペインに負けたからといって慰めにはならない。決してね。落ち込むことになるだろう』
『スペインがボールを奪うために行っているプレッシングはとても上手くいっている。しかし、アルゼンチンもプレッシングをうまくこなし、アグレッシブだ。その点では互角の試合になるだろう。メッシを抑える問題は、彼がボールを持っていない時ではなく、ボールを持って仕掛けてきた時だ。フリアン・アルバレスやラウタロ・マルティネスが最初のディフェンスラインとして犠牲になって働く必要がある』
メッシがW杯優勝回数でマラドーナや自身を超えることについては、肯定的な意見を述べた。
『もちろん、素晴らしいこととして受け入れるよ。もしそうなれば、アルゼンチンに星が追加されるわけだから。私たちの1978年や1986年の星が消されるわけじゃない。2022年の星に2026年が加わるだけだ。私たちにとっては、その方がずっと良いことだよ』
(via SPORT)
【本日の総括】
ウーゴ・ドゥロが更衣室の不和の噂を完全否定してチームの結束を強調した一方、ピッチ外では新守護神候補の強奪危機や、ラマザニ復帰に向けた動き、そして開幕戦延期に伴う親善試合の再編成など、フロントは慌ただしい対応に追われています。その中で、新加入の佐藤龍之介が全力のダンスでチームの心を掴むなど、新シーズンに向けたチームビルディングは確実に進んでいます。