激闘の開幕デポル戦!先制を許すも追いつき勝ち点1をもぎ取る

今シーズンの開幕戦となったアウェイのデポルティーボ戦は、1対1という劇的なドロー決着となりました。リアソールに乗り込んだエルチェは、前半に相手のオバメヤンに先制を許し、非常に苦しい立ち上がりを強いられました。しかし、新指揮官マルティン・アンセルミ監督が植え付けた粘り強さとアイデンティティが後半に真価を発揮します。中盤の要であるゴンサロ・ビジャールとマルク・アグアドが攻撃の組み立てで大活躍し、素晴らしい連携から値千金の同点ゴールを創出。勝ち点1をエルチェへと持ち帰ることに成功しました。アンセルミ監督は試合後、チームが先制された後もパニックに陥らず、自分たちの進むべきプランを完璧に維持し続けたことを称賛。自分たちのフットボールがピッチ上で確実に優勢だったと振り返り、チームの精神的な成熟度に大きな手応えを感じています。(via SPORT)

若手起用は補強要請のメッセージ?アンセルミ監督がメディアの邪推に激怒

前節のデポルティーボ戦の終盤、後半81分に投入された下部組織出身の若手ディフェンダー、アルバロ・パディージャをめぐる起用が、ピッチ外で波紋を広げています。現在、エルチェは左右のウイングバックの選手層が極めて薄く、補強が急務とされています。そのため、一部のメディアや批評家の間で、パディージャの起用はアンセルミ監督からクラブの上層部に対して補強を急がせるための無言の圧力、あるいは当てつけだったのではないかという憶測が飛び交いました。

これに対し、指揮官は記者会見で不快感をあらわにし、真っ向からその疑惑を否定しました。

『どのような頭をしていれば、監督がクラブ上層部へ何かを要求するために、公式戦でわざわざ選手をピッチへ送り出すなどという結論に至るのでしょうか。そんなことをすれば、自分自身に不利をもたらし、大事な勝ち点を失い、何よりも私が今必死に仕えているエルチェという大切なクラブを傷つけるだけです。そういった的外れな解釈をされること自体、まったくもって狂気の沙汰としか言いようがありません。』

監督は、パディージャの起用について、プレシーズン中に彼が左サイドで見せてくれた素晴らしいトレーニング姿勢と高いクオリティを信頼して、純粋にスポーツ面の戦術的判断から送り出したものだと強調しました。さらに、わずか10分間のデビュー戦で若手を過剰に批判する世間の声に対しても苦言を呈し、彼を今後も信頼して守り続ける意志を固く示しています。(via SPORT)

ロカフォンダから1部リーグへ!DFバンボ・ディアビーが語る新体制とヤマルへの敬意

今夏、チームから主力選手が多数去ったエルチェですが、新しく加わったセネガル出身のディフェンダー、バンボ・ディアビーは非常に前向きな姿勢を保っています。

ディアビーは今夏の選手退団について、去った者についてあれこれ考えるよりも、今いる選手たちが一刻も早くアンセルミ監督のスタイルを理解し、チーム内の良好な関係を築くことの方がはるかに重要だと語っています。エデル・サラビア前監督のフットボールと比較し、ボールロスト時に相手のマークを勝手に変えてはならない点など、守備陣に求められるいくつかの戦術的な微調整はあるものの、本質的なスタイルの強度は非常に良く似ているとして自信をのぞかせています。

また、ディアビーはバルセロナの超新星ラミン・ヤマルと同じカタルーニャのロカフォンダ地区で育ったという特別な共通点を持っています。ヤマルが幼い頃に遊んでいた広場やストリートは、ディアビー自身も走り回っていた場所であり、地元の子供たちやその家族にとって『自分たちのストリートからでも世界最高峰の舞台に立てる』という希望の光になっていると笑顔で語りました。さらに、同じディフェンダーとしてバルセロナの19歳のパウ・クバルシの物怖じしない冷静なパーソナリティと圧倒的な力強さを絶賛し、将来的に世界一のセンターバックになる可能性を秘めていると称賛しています。自身の大きな目標として、セネガル代表への選出を掲げ、毎日の練習をこれが人生最後であるかのように全力で楽しむと誓っています。(via SPORT)

日曜日のバルサ戦に向けた布陣!5-2-2-1システムと予想スタメンを徹底分析

エルチェは8月23日の日曜日、ホームのマルティネス・バレーロに強豪FCバルセロナを迎えます。バルセロナにとってはこれが実質的な今シーズンの公式戦開幕となり、非常に高いモチベーションで乗り込んでくることが予想されます。

対するアンセルミ監督は、ホームサポーターの圧倒的な熱気の中で大金星を挙げるべく、前節で手応えを得た堅固な「5-2-2-1」のフォーメーションを継続する構えです。

予想されるスターティングイレブンは、ゴールキーパーに守護神マティアス・ディトゥーロ。

ディフェンスラインは、右のウイングバックに俊英ブバ・サンガレ、左のウイングバックにはヘルマン・バレラが入り、3枚のセンターバックにはダヴィド・アッフェングルーバー、ビクトル・チュストを配置。もう1枠はレドンドか、もしくは前節を怪我で欠場し現在もコンディション調整中のペドロ・ビガスが復帰できるかに注目が集まっています。

中盤の底には、ゴンサロ・ビジャールとマルク・アグアドの強力なダブルボランチが並び、前線の2列目にはアリ・ウアリかファクンド・ブオナノッテが右ハーフに、ルーカス・セペダかマルティム・ネトが左ハーフに入ります。

そして最前線の1トップには、チームの絶対的な基準点であるフェル・ニーニョが君臨し、バルサの強固な守備陣に牙を剥きます。(via ElDesmarque)

負傷者リストと招集の不透明感!ディアンガナやパディージャら5名の最新コンディション

強敵バルセロナに挑む上で、チームの負傷者情報と選手層の薄さは依然として頭の痛い課題となっています。

まず、主力アタッカーのグレイディ・ディアンガナと、期待のヤゴ・サンティアーゴの2名は深刻な負傷により今回のバルセロナ戦を完全に欠場することが確定しています。さらに中盤のジョン・チェタウヤとアダム・ボアヤールについても回復が不十分であり、招集されるかどうかは極めて不透明な状況です。

また、前節でデビューを果たしピッチ外でも良くも悪くも注目を浴びた若手アルバロ・パディージャですが、今週のトレーニング中に体へ強い打撃を受ける怪我を負ってしまいました。これにより連日行われている全体練習を十分にこなすことができておらず、日曜日までにピッチに立てるフィジカルコンディションが整うかどうか、医療チームのギリギリの評価を待つことになりそうです。(via SPORT)

決戦直前のライバル動向!バルサは未登録選手全員を滑り込み登録して臨む見通し

対戦相手であるハンス・フリック率いるバルセロナは、クラブ財政面のクリアに奔走していましたが、このエルチェ戦を前に非常に万全な体勢を整えつつあります。

情報によると、バルセロナはエルチェ戦に間に合わせるため、未登録だった所属選手たちの登録手続きに必要なすべての書類をラ・リーガ側へ送付し、すでにリーグからの承認を取り付けているとされています。これにより、日曜日21:30のキックオフの瞬間には、登録が遅れていた主力選手たちも含めてすべて公式戦出場が可能な状態になる予定です。バルセロナにとっても今シーズン初の公式戦であり、登録された最高峰のメンバーを揃えてエルチェの牙城を崩しにやってくることが確実視されています。(via ElDesmarque)

【本日の総括】

アンセルミ新体制のもと、開幕デポル戦で価値あるドローをもぎ取ったエルチェCFは、今週末にいよいよホームのマルティネス・バレーロでバルセロナとのビッグマッチを迎えます。若手パディージャの起用論争や選手層の薄さといったピッチ外の雑音や負傷者問題を、監督の強いリーダーシップとバンボ・ディアビーら新加入選手の適応力で跳ね除け、大観衆の前で大金星を狙う準備を進めています。