運命の実質開幕戦!メスタージャで臨むバレンシアとの大一番
ラ・リーガ第2節、セルタ・デ・ビーゴはアウェイのメスタージャにてバレンシアCFとの一戦に臨みます。第1節のオサスナ戦が延期されたため、両チームにとってこの試合が今シーズンの公式な実質開幕戦となります。
メスタージャといえば、昨シーズンにセルタが2対3という劇的な大逆転勝利を収め、それまでのスタジアムにおける9試合連続未勝利という呪縛を打ち破った、記憶に新しい地です。しかし、通算でわずか6回しか勝利できていない非常に相性の悪い鬼門であることも事実です。今夏の移籍市場での選手登録や戦力編成がギリギリまで続く中、クラウディオ・ヒラルデス監督率いるチームは、幸先の良いスタートを切るべく、再び敵地での勝利を目指して牙を研いでいます。(via ElDesmarque)
選手登録とシステムを徹底分析!ヒラルデス監督が送り出す予想スタメン
クラウディオ・ヒラルデス監督は、昨シーズンから機能しているお馴染みの3バックシステムを今シーズンも迷わず継続する見込みです。
現時点で有力視されているスターティングメンバーは以下の通りです。
ゴールキーパーにはラドゥ。ディフェンスラインは3枚で、ハビ・ロドリゲス、マルコス・アロンソを固定し、残る1枠をスターフェルトと若手のヨエル・ラゴが激しく争っています。
両翼のウイングバックには、右にハビ・ルエダ、左にセルヒオ・カレイラが配置される予定です。
中盤のダブルピボットには、ミゲル・ロマンとアレイシュ・フェバスのコンビが濃厚。
そして最前線には、W杯優勝後にチーム合流が遅れて試合勘やトレーニング時間が不足しているボルハ・イグレシアスに代わり、フェラン・ジュグラが1トップとして先発する見通しです。
残る2つの攻撃的ポジションは、スヴェドベリ、ウーゴ・アルバレス、精神的支柱であるイアゴ・アスパス、そしてバレンシアと縁の深いウーゴ・ゴンサレスの4人が激しいスタメン争いを繰り広げています。(via Superdeporte)
負傷者たちの最新動向!パブロ・デュランと新戦力ハビ・ガランが復帰へ前進
新シーズンを戦うチームにとって、負傷していた重要戦力たちの回復は非常に頼もしいニュースです。
まず、5月27日に左肩の手術を行って以来、長期の離脱を強いられていたフォワードのパブロ・デュランが、水曜日の練習からついに全体練習に復帰しました。
さらに、今夏の目玉補強の一人でありながら、プレシーズン最初のブラガ戦で大腿直筋の軽度な肉離れを発症していた左サイドバックのハビ・ガランも、同じくピッチでチームメイトたちと共にトレーニングを再開しています。
両選手ともに復帰プロセスの最終段階に入っているものの、医療チームからの正式な出場許可がまだ下りていないため、今回のバレンシア戦への招集については直前まで慎重に見極められる予定です。(via ElDesmarque)
突然の電撃発表!中盤の精神的支柱マティアス・ベシーノが双方合意で契約解除
ウルグアイ代表のベテランMFマティアス・ベシーノが、セルタとの契約を残り1年残した状態で、電撃的に契約を解除し退団することを発表しました。この決定は数日間にわたるクラブとの丁寧な話し合いの末、双方合意のもとで下されました。
ベシーノはクラブの公式発表よりも先に自身のSNSを更新し、サポーターに感謝を伝えました。
『短期間ではありましたが、非常に密度が濃く、多くの学びに満ちた素晴らしい経験でした。初めてチームに合流した瞬間から、信じられないほど居心地が良く、快適に過ごすことができました。スタッフ、チームメイト、そしてアフォウテサ練習場で働くすべての方々が温かく迎えてくれたことに、心から感謝の気持ちを伝えたいです。』
今回の電撃退団を後押ししたのは、プレシーズン中に発生した小さな身体的・筋肉的なトラブルでした。これにより即戦力としての稼働が難しくなり、本人がチームに迷惑をかけたくないというプロフェッショナルな思いから身を引く決断をしました。
昨冬の移籍市場でラツィオからフリートランスファーで加入したベシーノは、怪我の影響で公式戦12試合の出場に留まりましたが、ヨーロッパリーグでのオリンピック・リヨン戦などで見せた高いクオリティと、更衣室における若手の模範としてのリーダーシップは絶大なものがありました。彼の美しい身の引き方には、ウーゴ・アルバレス、マルコス・アロンソ、ヨエル・ラゴ、そして彼のポジションを引き継ぐことが期待される若きウーゴ・ブルシオら、多くのチームメイトから温かい称賛と感謝が寄せられています。(via MARCA)
生え抜きDFマヌ・フェルナンデスがカディスへ!買戻しオプション付きの完全移籍で合意
カンテラから10年間にわたりセルタのユニフォームを着続けてきた25歳のセンターバック、マヌ・フェルナンデスが、2部のカディスCFへ完全移籍することが正式に決定しました。契約期間は2029年6月までの3シーズンとなります。
セルタはカディス側と非常に巧妙な契約を結び、将来の移籍金の一定パーセンテージを確保したほか、最初の2シーズンに限り有効となる買戻し権利を保有しています。
昨シーズン、マヌ・フェルナンデスは念願のファーストチーム昇格を果たし、公式戦約800分に出場しました。しかし今夏のプレシーズンではヒラルデス監督の構想において序列を下げてしまい、出場機会を求めて移籍を模索していました。セルタ側は、国内クラブへのローン移籍が規定の上限に達していたため、当初望んでいたレンタル移籍ではなく完全移籍の形をとって交渉を妥結させました。カディスでは、かつて同じカンテラで共に切磋琢磨したMFダミアン・ロドリゲスと再会することになり、新たな飛躍が期待されています。(via Mundo Deportivo)
プレミアの金満クラブがハビ・ルエダに触手!ノッティンガムからの倍増オファーとセルタの絶対条件
昨シーズンに右サイドバックとして圧倒的な成長を遂げ、チームに不可欠な存在となったハビ・ルエダに対し、プレミアリーグのノッティンガム・フォレストが獲得に向けて巨額のオファーを提示していることが判明しました。
イギリスのクラブは、ハビ・ルエダに対して現在の給与を2倍に引き上げるという信じられない好条件を用意しており、これには海外の複数クラブも注目しています。ハビ・ルエダ自身はビゴでの生活やチームでの役割にこの上ない満足感を感じており、無理に移籍する必要はないと考えていますが、プレミアリーグという夢の舞台とこの魅力的な給料には心を揺さぶられている状況です。
これに対し、セルタ側は彼の流出を防ぐため、非常にタフな条件を提示しています。ハビ・ルエダの保有権の半分は、依然として古巣であるレアル・マドリードが握っているため、売却時に得られる金額の半分をマドリードに支払わなければなりません。したがって、セルタは想像を絶するような超巨額の移籍金が提示されない限り、ハビ・ルエダの放出を一切認めない強硬なスタンスを維持しています。(via ElDesmarque)
復帰を画策するカンテラの至宝!リバプール所属ステファン・バイチェティッチの驚くべき育成プラン
セルタの育成組織の最高傑作の一人であり、16歳でリバプールへと旅立ったビゴ出身の21歳、ステファン・バイチェティッチの電撃復帰計画が進められています。
バイチェティッチは2022年にユルゲン・クロップ監督によって17歳でプレミアデビューを飾ったものの、2025年5月に大手術を伴う深刻な大怪我を負して以降、度重なる筋肉トラブルの再発により、公式戦のピッチから1年半以上も完全に遠ざかっています。
そこでセルタは、彼をトップチームではなく、セカンドチームであるフォルトゥナに登録して、肉体強度の高い3部リーグで徐々に試合勘を取り戻させるという非常に丁寧な復活プログラムを準備しています。21歳という年齢から、ウーゴ・ブルシオやアンドレス・アンタニョンらのようにトップチームとBチームを自由に行き来できるため、クオリティが戻ればすぐにトップでの起用が可能です。
リバプールでは現在、アルネ・スロットや新監督のアンドニ・イラオラの構想から外れており、残り1年の契約を解除しての復帰が現実味を帯びています。
ヒラルデス監督も彼の復帰を歓迎するコメントを残しています。
『彼がここへ戻って幸せになり、お互いに合意できるのであれば、本当に素晴らしいストーリーになるでしょう。しかし、今はまだそのことばかりを考えているわけではありません。彼は我々のカンテラを通り過ぎていった大切な家族であり、我々とは常に特別な絆と素晴らしい関係があります。私は彼をかつて指導した経験もあります。もし復帰が実現すれば、これ以上嬉しいことはありません。ただ、まだ私たちの所属ではない選手について過剰に語るべきではないと思っています。』
医療部門によれば、物理的な怪我は完全に癒えているものの、ブランクが長いため実戦感覚を取り戻すための丁寧なステップが必要不可欠だと判断されています。(via SPORT)
中盤強化の本命アンドレ・アルメイダ獲得へ!個人合意と宿敵バレンシアの強硬スタンス
マティアス・ベシーノの突然の退団によって生じた中盤の穴を埋めるべく、セルタはバレンシアCFのポルトガル人MFアンドレ・アルメイダの獲得を最優先事項として動いています。すでに選手本人とは個人合意に達しています。
セルタのスポーツディレクター、マルコ・ガルセスは、移籍金300万ユーロにいくつかの変動インセンティブを加えた完全移籍オプションでバレンシア側と交渉を進めています。
しかし、この交渉を非常に複雑にしているのが、まさに今週末に行われるセルタ対バレンシアという直接対決の存在です。バレンシアのフロントは直接対決が行われる8月22日までは、絶対にセルタへの移籍を正式に許可しないという極めて頑なな態度を崩しておらず、アルメイダを今節の招集リストに入れています。
かつてスウォンジーへの移籍を選手側が直前で拒否した過去があるため、バレンシア側も一歩も譲らない構えですが、試合が終了する来週中には、すべてが合意に至ってセルタへの加入が正式決定すると楽観視されています。(via ElDesmarque)
守備ラインの緊急補強!ガラタサライのビクトル・ネルソン獲得とウクライナの翼ツィガンコフへの挑戦
マヌ・フェルナンデスの移籍とベシーノの契約解除により、セルタの補強チームは守備と攻撃の強化に全力を注いでいます。
センターバックの最有力ターゲットとして浮上しているのが、ガラタサライに所属する27歳のデンマーク代表DFビクトル・ネルソンです。ネルソンは過去にセビージャなどへの移籍も噂された実力者ですが、トルコでは出場機会に恵まれず、昨季はヘラス・ヴェローナへレンタルされていました。ガラタサライ側が彼の高額な給与を整理するために契約解除や安価での放出を検討しているという情報があり、セルタは極めて有利な条件で実力派DFを迎え入れるチャンスを狙っています。
また、セルタは攻撃面でのサプライズとして、ジローナで素晴らしい活躍を見せるウクライナ代表FWビクトル・ツィガンコフの獲得という、非常に複雑で難易度の高い交渉にも並行して挑戦しており、移籍市場の最終盤に向けてサポーターの期待を高めています。(via ElDesmarque)
【本日の総括】
マティアス・ベシーノの電撃退団やマヌ・フェルナンデスのカディス移籍により、セルタは今夏大きな過渡期を迎えています。しかし、生え抜きのステファン・バイチェティッチに対する独自の育成・復活プランが動き出しているほか、アンドレ・アルメイダやビクトル・ネルソン、さらにはツィガンコフといった実力派獲得に本気で挑むなど、マルコ・ガルセスを中心にピッチ内外で極めて野心的なフットボールプロジェクトを展開しています。まずは鬼門メスタージャでのバレンシア戦を制し、新生セルタの力を高らかに示せるか注目が集まります。
