セビージャFC

かつてセビージャで黄金時代を築き、現在はエスパニョールのスポーツ・ディレクターを務めるモンチ氏が、ラジオ番組『La Gran Jugada』に出演し、ネヴィオン(セビージャの本拠地エリア)での過去を振り返りました。モンチ氏はセビージャ時代にウナイ・エメリ監督を指揮官として引き留め続けることが毎シーズンの最大の難関であったと告白しました。ミランやナポリといった欧州の強豪クラブから毎夏のようにエメリ招聘の打診が届き、そのたびに説得を重ねて引き留めていた舞台裏を明かしました。さらに当時パリ・サンジェルマンへの移籍話が持ち上がっていた際、モンチ氏はマドリードでヘタフェのアンヘル・トーレス会長と密会し、エメリ監督と事前に獲得を合意していたパブロ・サラビアや清武弘嗣の獲得交渉を進めていたという知られざる補強秘話を語りました。(via Estadio Deportivo)

バルセロナ戦で1-3の敗戦を喫したセビージャですが、試合中に発生した判定を巡りルイス・ガルシア・プラサ監督が激しい怒りを露わにしました。前半、バルセロナのCBアンドレアス・クリステンセンが中盤での交錯により倒れ込み負傷しました。主審はその時点でプレーを止めず流していましたが、セビージャ側がバルセロナのディフェンスラインの背後へ決定的なスルーパスを通したまさにその瞬間に笛を吹き、試合を中断させました。ベンチのガルシア・プラサ監督は『おいおい、嘘だろ!中盤で無意味なパスを回している時は流しておいて、俺たちが決定的なラストパスを出した瞬間に笛を吹くのかよ!』とテレビカメラの前で激怒。試合後の会見でも『私から言えることは何もない。映像を見て皆さんが判断してくれ』と判定への不満をにじませました。(via ElDesmarque)

夏の移籍市場最終日の終了1時間前にACミランからの期限付き移籍で滑り込み加入したフランス代表MFユスフ・フォファナが、加入後わずか4試合で圧巻の存在感を放っています。バルセロナ戦でも見事なゴールを決め、守備の強度だけでなくチーム全体のクオリティを引き上げており、コンビを組む同胞リュシアン・アグメの成長も促しています。セビージャはレンタル料100万ユーロを支払い給与を折半していますが、契約に買い取りオプションは含まれておらず、来夏には一度ミランへ戻る予定です。しかしサポーターの間では、かつてノッティング・フォレストからレンタルで加入し、直談判の末に残留を果たした守護神ブラシオス・ブラホディモスの前例を引き合いに出し、フォファナの完全移籍獲得やレンタル延長を夢見る声が急速に高まっています。(via Estadio Deportivo)

セビージャは5位という好位置で国際中断期間を迎えましたが、ルイス・ガルシア・プラサ監督は手綱を緩めていません。現在、チームからはブラホディモス(ギリシャ)、フラン・ゴンサレス(スペインU-21)、ガビ・スアソ(チリ)、アルナ・サンガンテ(セネガル)、ギオルギ・コチョラシヴィリ(ジョージア)、ロビー・ウア(スコットランド)の6名が代表に招集されて離脱しています。さらにルベン・バルガス(膝)とルカス・スタシン(内転筋断裂)が負傷離脱中であり、トップチームで稼働できるフィールドプレイヤーがわずか10名という極小世帯となっています。それでも監督は下部組織から若手を大量に引き上げ、球際の強度とプレスを徹底的に仕込むハードな『ミニプレシーズン』を敢行しています。(via SPORT)

2023年10月21日にエスタディオ・ラモン・サンチェス・ピスフアンで行われたセビージャ対レアル・マドリードの試合において、当時レアルに所属していたヴィニシウス・ジュニオールに対し人種差別的な侮辱を行ったとされるセビージャファンの男の裁判が、セビージャ高等裁判所第3支部にて火曜日に開廷する運びとなりました。検察側の起訴状によると、被告人は Gol Norte 側のスタンドからヴィニシウス・ジュニオールに対し、サルを模したジェスチャーや『ウッ、ウッ』という鳴き声を繰り返し浴びせ、人格と尊厳を著しく傷つけたとし、人格権侵害の罪で懲役1年9ヶ月を求刑しています。セビージャFC側は事件直後にカメラ映像からこの男を特定してスタジアムから即座に追放しており、ラ・リーガ側も原告として裁判に参加しています。(via SPORT)

レアル・ベティス

手堅い戦いぶりでリーグ3位に位置をつけるレアル・ベティスですが、代表中断期間が明ける10月のスケジュールは極めて異例なホーム集中日程となります。マヌエル・ペレグリーニ監督率いるチームは、10月11日のオサスナ戦を皮切りに、14日の欧州CLポルト戦、17日のバルセロナ戦、21日の欧州CLフェイエノールト戦まで、わずか10日間の間に本拠地エスタディオ・ラ・カルトゥハで4連戦を戦うことになります。さらに10月1日にはセウタ(セウタ)支援のチャリティマッチ(対ADセウタFC)もラ・カルトゥハで開催されるため、アウェイ遠征による疲労を最小限に抑えつつ勝ち点を稼ぐ絶好の機会と捉えられています。(via ElDesmarque)

11月4日にシグナル・イドゥナ・パルクで行われる欧州CL第4節ボルシア・ドルトムント戦に向けて、ベティスサポーターの熱気が最高潮に達しています。ドルトムント側からベティスに割り当てられたアウェイ席チケットは合計3,813枚にのぼり、そのうち2,500枚が18.50ユーロという破格の立ち見席、1,313枚が50ユーロの指定席として準備されました。ソシオ向けに応募プロセスが開始されるとアクセスが殺到しており、前回のビジャレアル戦でアウェイに訪れたスペイン人サポーターがわずか39人だったのに対し、今回のドルトムントには4,000人規模の緑白の大応援団がドイツへ押し寄せることが確実視されています。(via SPORT)

デポルティーボ戦で前半わずか10分で右足ハムストリングのハリを訴えて途中交代したCBマルク・バルトラですが、本人および医療スタッフの初期見立てでは肉離れには至っていない軽傷である可能性が高いとされています。しかしペレグリーニ監督は慎重を期す構えであり、中断期間中は別メニューで回復に専念させる方針です。これに伴い、アルゼンチン代表に初召集されたバレンティン・ゴメスも不在となるため、Bチームから19歳のコートジボワール人CBエンマニュエル・ンゴランらをトップチームの練習に引き上げることを決定しました。ンゴランはバルセロナや英プレミアリーグのクラブもスカウトを送る逸材であり、この中断期間でアピールを狙います。(via Mundo Deportivo)

今夏チェミ・アビラとセドリック・バカンブが放出し、FWの補強がトッテナムからのトロイ・パロットのみにとどまったベティスですが、トロイ・パロットと『クチョ』エルナンデスによる1番手ストライカー争いが素晴らしい相乗効果を生んでいます。クチョは7試合で2ゴール1アシスト(444分プレー)、トロイ・パロットは5試合で2ゴール1アシスト(260分プレー)と、両者ともに高い決定力を発揮しています。トロイ・パロットはアイルランド代表としてNations Leagueで過酷な遠征に臨むため、中断明け10月11日のオサスナ戦では、代表に召集されずベティスに残って調整できるクチョが先発候補の最右翼に躍り出ています。(via Estadio Deportivo)

ベティスの強化部が、スイス・スーパーリーグのファドゥーツ(ヤングボーイズからの期限付き移籍)で目覚ましい活躍を見せている20歳の攻撃的MF/偽9番ルートフィ・ダリピ(Lutfi Dalipi)の獲得調査を進めていることが判明しました。ダリピは今季公式戦12試合で4ゴール8アシストという驚異的なスタッツを叩き出しており、ベティスのほかにブラガやフィオレンティーナもスカウトを派遣しています。ヤングボーイズとの契約は2030年まで残っているものの、推定移籍金は250万〜300万ユーロ程度と見られており、ベティス側は来年1月の移籍市場での獲得に向けた初期接触を検討しています。(via Estadio Deportivo)