親友との約束を背負うタイリス・ドランとハルケの魂を継ぐロヘル・イノホの背番号ストーリー

このマドリード戦で、左ウイングとして精力的に走り回り、守備でも高い貢献度を示したタイリス・ドランが、自身の背番号24に込められたあまりにも重く尊い想いについて明かしました。

エスパニョールにとって、背番号21が伝説のダニ・ハルケに捧げられた聖なるものであるように、ドランにとって24番は、生涯忘れることのない親友のレガシーです。

『2020年10月24日、私の親友が自ら命を絶ってしまいました。この24番は、彼に対する永遠の哀悼と敬意を胸に刻み、彼が天国から誇らしく思ってくれるようなプレーをするための誓いの番号です。過去に人生のどん底を経験した際も、一度だってフットボールを辞めたいと思ったことはありません。むしろフットボールこそが、私を暗闇から救い出してくれた恩人なのです』

ドランはこのように語り、ピッチ上で全力で戦うための精神的なエネルギーの源を明かしました。

また、エスパニョールの魂とも言える背番号21(ダニ・ハルケの番号)について、2024年にニコ・メラメドが退団して以来、空き番号となっていましたが、今シーズンからカンテラ出身の若き生え抜きディフェンダー、Roger Hinojo(ロヘル・イノホ)がこの重い番号を受け継ぐことになりました。

プレシーズンでマノロ監督の信頼を勝ち取り、開幕戦に続いてマドリード戦でもスタメンとして起用されたイノホは、並外れた度胸と粘り強い守備でヴィニシウスやギュレルと渡り合い、素晴らしいパフォーマンスを披露しました。マノロ監督は試合後、この若い才能について次のようにファンに辛抱強いサポートを呼びかけました。

『イノホはプレシーズンから素晴らしい成長を遂げており、私は彼を完全に信頼しています。ただし、サポーターの皆さんには、彼がこれから何試合かパフォーマンスを落とす日があったとしても、焦らずに温かい目で見守ってほしいと願っています。彼はまだ成長の途中にあり、エスパニョールの未来を担う素晴らしい逸材なのですから』(via MARCA / SPORT)