アレックス・カラトラバの値千金の同点弾!ヴィニシウスとの火花とスタンドのビーチボールチャント
この激しい死闘において、エスパニョールに一時歓喜をもたらしたのが右ウイングとしてスタメン出場したアレックス・カラトラバです。
1点ビハインドで迎えた前半30分、左サイドを崩したハビ・エルナンデスが中央へと絶妙なグラウンダーのクロスを供給。これに逆サイドから2列目を通って完全にフリーで走り込んできたアレックス・カラトラバが、ダイレクトで合わせてクルトワの手からゴールを奪い、見事な同点弾をネットへ突き刺しました。彼にとって、これがエスパニョールでの初ゴールであると同時に、嬉しいラ・リーガ1部での初ゴールとなりました。
カラトラバはこの日、ゴール以外でもマドリードのヴィニシウス・ジュニオールとピッチ上で激しい火花を散らし、スタジアムの温度を極限まで引き上げました。前半3分にカラトラバが守備でヴィニシウスを倒した際、倒れたヴィニシウスから不必要なキックを浴びせられたことで両者が激しく口論。その後も緊張状態が続き、前半31分(32分)には再び両者が激しく交錯して一触即発の事態となり、主審のサンチェス・マルティネス氏から両者にイエローカードが提示されました。
さらに後半45分(後半開始直後)、カラトラバが相手サイドバックのアルバロ・カレラスに対して足元へのチャージを行い、マドリードの選手たちやベンチのモウリーニョ監督は2枚目のイエローカードによる退場を強く要求しました。一発退場は免れたものの、マノロ・ゴンサレス監督はこれ以上の数的不利のリスクを避けるため、後半65分にカラトラバをラファ・バウザと交代させました。
カラトラバ自身は試合後、ヴィニシウスとの摩擦について次のように語り、ピッチ上の熱さを振り返りました。
『私の方は闘志が燃え上がっていたからであり、彼の方は常にマークされて追い詰められていると感じていたからだと思います。でも、すべてはピッチ上の出来事であり、サッカーの一部です。それ以上の問題ではありません』
また、スタンドではヴィニシウスがディフェンダーのクレメンス・リーデルと小競り合いを起こした際、観客から「ビーチボール、ヴィニシウスはビーチボール」という、バロンドールを逃したことを揶揄する強烈な皮肉のチャントが響き渡り、ホームサポーターが一体となって相手のエースを激しく揺さぶる熱い雰囲気を作り出していました。(via MARCA / Mundo Deportivo)