パウ・クバルシの学業とフットボールの両立
19歳にしてバルセロナ、およびスペイン代表の最終ラインで異次元のクオリティを証明し、世界王者(ワールドカップ制覇)の栄誉を手にしたパウ・クバルシ。彼はピッチの上での卓越したディフェンス対応だけでなく、ピッチ外における信じられないほどの勉学への情熱とコミットメントで周囲を驚かせています。
クバルシは、昨シーズンにヨーロッパ最高峰のチャンピオンズリーグにおけるアトレティコやPSGとの過酷な極限の激闘の真っ都市の、毎日トレーニングの合間に参考書を開いて勉強を重ね、5月に見事に高校(バチジェラート)の卒業試験、および難関の大学入学資格試験(セレクティビダ)をストレートで一発合格しました。
クバルシはTV3の取材に対し、自身の将来のビジョンをこのように極めて大人びた口調で明かしています。
『私にとってフットボールは最大の情熱であり仕事ですが、プロとしてのキャリアがいつ何時、予期せぬ怪我などで絶たれるかは誰にもわかりません。だからこそ、自分の人生を守るために学問を通じて頭脳を鍛え続けることは非常に重要なのです。私は将来、お金をただ浪費するのではなく、正しく資産を管理・運用し、自分自身の将来的なビジネスを展開するための経営学(ADE)を大学で専門的に学ぶことをすでに決意しています』。
なお、水曜日のジョアン・ガンパー杯において、クバルシはベンチ入りメンバーの中で唯一、1分もピッチに送り出されませんでした。これはフリック監督が、新シーズンへの長丁場を見据えて組んだフィジカル負荷管理プロトコル(ケアプラン)の一環です。
クバルシはワールドカップでスペイン代表として全8試合、合計「750分」という天文学的な出場時間を記録しており、その代償として疲労が蓄積しています。エルチェ戦の遠征メンバーには名を連ねる見込みですが、先発ではなくベンチからのスタートが濃厚です。 (via SPORT)
ガビを巡るホームレス支援プロジェクトの虚偽報道
バルセロナの闘将であるガビを巡り、数日前にスペインの全国紙『La Razón』を始めとする複数のメディアが一斉に報道し、SNS上で大音量で絶賛されていた『ガビが自らの生まれ故郷であるセビージャ県ロス・パラシオス・イ・ビジャフランカに、130万ユーロという巨額の個人資金を寄付し、150戸(計300名収容)の最新のホームレス支援シェルターを建設するプロジェクトを開始した』という美談について、実際には完全なインターネット上のデマ(Bulo、虚偽ニュース)であることが公式確認されました。
ロス・パラシオスの自治体およびガビの親族に直接の事実確認を行ったところ、そのような寄付の計画や建設手続きは一切存在しておらず、このデマは今年5月にオーストラリアのFacebook上で拡散した、地元フットボールスターのニック・ダイコス氏を巡る虚偽ニュース(150戸・300ベッド)の構成をそのまま流用してバルサのスターに当てはめただけの悪質な架空ストーリーであったことが判明しました。
しかし、ガビ自身は以前のインタビューにおいて、恵まれない人々へのサポートに対する自らの倫理的な意思を以下のように真摯に口にしています。
『私の母はかつてベティスのランドリーで泥だらけのシャツを毎日洗い、父は小さな地元ビジネスで私を支えてくれた。私は寒さに凍える夜を過ごす人々を深く心配しているし、自分がプロとして手に入れた特権的な立場を利用して、苦しむ人々を助けるための何らかのアクションをピッチ外で起こすことは、自分の人生における重大な責任だと深く信じている』。
なお、この並外れた忠誠心は、移籍市場におけるピッチ外の大きなドラマへも直結しました。中盤の早急な補強を求めて躍起になっていたプレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドが、ガビに対して約4000万ユーロという天文学的な移籍金と巨額の給与を提示して獲得を打診してきましたが、ガビは交渉のテーブルに就くことすらなく一蹴し、バルサ残留の絶対的コミットメントを表明しました。 (via SPORT / ElDesmarque)
フォラリン・バログンへのアプローチ
バルセロナは、移籍市場の締め切りまで残り10日を切りながら絶対的なストライカー(9番)の確保を急いでおり、フランスの名門ASモナコに所属する25歳のアメリカ代表FWフォラリン・バログンの完全移籍獲得に向けて、水面下で緊急の調査とアプローチを開始しました。
バログンは昨シーズン、フランスリーグで19ゴール(公式戦43試合)をマークし、モナコの攻撃を牽引。さらに先のワールドカップでもアメリカ代表の絶対的な急先鋒として3ゴールを挙げ、チームのベスト16進出に多大なる貢献を果たしました。大会期間中には、トランプ米大統領による異例の「直々の政治的介入」により、本来累積警告で出場停止であったはずのラウンド16(ベルギー戦)への出場が直前で特別許可されるという、前代未聞の物議を醸す大事件の中心にいた、世界で最も話題を集めたアタッカーです。
バログンの契約は2028年まで残っており、モナコ側は「最低でも4000万から4500万ユーロ」のキャッシュを求めており、トッテナムやアストン・ヴィラといったプレミアリーグの資金力豊富なクラブも獲得レースに参戦しています。バルサは、モナコが現在登録上のメンバーとして彼をすでにUEFAリストに組み込んでいるなどの交渉上の障壁をクリアしつつ、ラウタロ交渉が万が一停滞した場合の最大の電撃カードとして、バログンの状況を24時間体制で厳しく注視しています。 (via SPORT)