ジョアン・ラポルタ会長の回復とマルシアル・ピナ氏への合同オマージュ

バルセロナのジョアン・ラポルタ会長は、7月下旬に深刻な「心臓の不整脈(アリートミア)」を起こして緊急入院を強いられ、イギリス遠征をキャンセルするなど健康状態が極めて心配されていましたが、無事に手術と療養を終えて完全回復。今週の日曜日、チームのエルチェ遠征に会長として通常同行することが決定しました。

日曜日の14時からは、エルチェの名店レストラン「La Masia de Chencho」にて、エルチェ役員との公式な昼食会に出席し、クラブの経営正常化と関係強化を世に示す予定です。

また、キックオフ前のピッチ上では、この日(8月23日)にちょうど80歳の節目を迎える偉大なるレジェンド、マルシアル・ピナ氏に対する両クラブ合同の栄誉セレモニー(オマージュ)が開催。アストゥリアスに生まれながらエルチェで育ち、18歳でデビューしたのち、1969年からバルサの歴史の一部として357試合・84ゴールを記録。1973/74シーズンにはヨハン・クライフ氏らと共に不滅の伝説的な中盤を形成してリーグを制覇した彼の偉業を称え、両クラブの会長から背番号「10」が施された記念ユニフォームが贈呈されます。これに加え、エルチェ側からバルサに対する、先日獲得した世界王者(クラブワールドカップ戴冠)へのピッチ上での公式お祝い(レコノシミエント)も同時に執り行われます。 (via SPORT)

新背番号の決定とラ・リーガの登録手続き完了

バルセロナは、リーグ開幕戦を前に、デコSDが『クラブの経済状態の劇的な改善と各種の売却により、登録に関する財務問題は完全に解消された。いかなる選手も登録できないようなことは二度と起きない』と宣言した通り、今夏獲得したすべての新戦力および新契約の登録を土曜日までに100パーセント完了させました。

同時に、今シーズンのファーストチームにおける公式な背番号リストが発表されました:

  • ロドリ・エルナンデス:マンチェスター・シティおよびスペイン代表で世界の頂点に立ったお気に入りの背番号「16」番に決定。
  • アンソニー・ゴードン:マルク・カサドからはぎ取る形で、伝統の背番号「17」番に決定。
  • カリム・アデイェミ:かつてヨハン・クライフ氏が背負った、フットボール界の神聖な背番号「14」番に決定。
  • アンドレス・クリステンセン:契約更新に伴い、背番号「15」番を継続して登録。
  • ジョアン・カンセロ:土曜日の午前に登録が滑り込み完了し、昨季も着用した背番号「2」番に決定。

なお、若き天才ジェシー・ビシウ(Jesse Bisiwu)については、行政的な書類手続き(国際移籍を巡るブランク)の関係により、今回の開幕戦の登録が間に合わず、今回はファーストチームの招集メンバーから完全に除外されることが決定。週明けには確実に選手登録が完了する見通しです。 (via SPORT / Mundo Deportivo)

ハンシ・フリック監督の公式記者会見

ハンス・フリック監督は、開幕を前にした記者会見において、いつもの紳士的で実直なドイツ流の語り口で、新チームへの手応えと、昨季アンチェロッティに煮え湯を飲まされ続けたライバル・レアル・マドリード(第二次モウリーニョ政権の発足)への関心を尋ねる報道陣に対し、鋭い牽制を交えて一蹴しました。

『明日、私たちはマドリードとピッチの上で直接対峙するのか? いや、違う。私たちの相手はエルチェだ。私にエルチェについて質問してほしい』。

また、未だ獲得できていない「絶対的なストライカー(9番)」の不在という現状に対し、プレシーズンで4得点とアピールを重ねる若きハムザへの信頼を強調しつつ、不敵なユーモアを交えてこのように発言しました。

『ストライカーの補強がないことを、私は1秒たりとも心配していない。デコと私は毎日密に会話をしており、どのようにチームを最高峰に押し上げるかのロードマップを完全に共有している。明日のスタメンの9番か……すでに心の中で決めている。いくつかの素晴らしい選択肢があるし、もしかしたら君たちを驚かせる特別なサプライズをピッチの上で用意するかもしれないね。ただ、それを予測することは、それほど難しいことではないはずだ』。

さらに、多くの代表選手がワールドカップで疲弊しているコンディション管理について、

『言い訳は絶対に許されない。全員が100パーセントのインテンシティで毎試合走る義務がある。エルチェはボールを素早く動かす非常にタフな相手だが、私たちは勝ち点3をもぎ取り、最高のスタートを切るだけだ』

と力強く語りました。 (via SPORT / ElDesmarque / Mundo Deportivo)