フレンキー・デ・ヨングの膝の負傷を巡る論争の激化、手術拒否への葛藤とハンジ・フリック監督によるキャプテン剥奪の冷酷な決断

オランダ代表MFフレンキー・デ・ヨングを取り巻く状況が、バルセロナのピッチ内外において非常に緊迫した危険な局面を迎えています。

ことの発端は、デ・ヨングが昨シーズンのワールドカップにおいて、オランダ代表として戦うために自身の右膝の怪我が完治していない状態であるにもかかわらず、無理をして強行出場を続けたことにあります。さらに、代表が敗退した直後、クラブへの早期合流やバルセロナのメディカルスタッフによる精密検査を優先させることなく、そのまま自身のバカンスに直行したことが、フロントの多大なる不快感を煽りました。

その後の精密検査の結果、膝の関節の負傷状態は当初の想定よりも遥かに深刻であることが確認されました。クラブのチームドクターや医療スタッフの大多数は、関節の長期的な安定性と完治のために『早急な手術の実施』を強くアドバイスしたものの、デ・ヨング自身は体にメスを入れたくないとして、頑なに独自の保存的治療を選択。

この彼の頑なな姿勢は、すでに2ヶ月以上経過した現在も回復の兆しが全く見られず、最悪の場合、今から手術を余儀なくされてシーズンの半分(6ヶ月以上)を完全に棒に振る可能性が極めて濃厚となっています。

これに対し、ハンジ・フリック監督は、かつてテア・シュテーゲンが怪我の際にもファーストキャプテンとして伝統のスピーチを任されていた前例があるにもかかわらず、今回のロッカールームのキャプテン投票プロセスにおいてデ・ヨングを候補から完全に除外し、その腕章を剥奪するという冷酷かつ明確なペナルティを科しました。

これについて、エリック・ガルシアは次のようにコメントしています。

『それはすべてフリック監督自身が下した決定であり、我々チームに対して特別な説明はありませんでした。監督はただ、移籍市場が完全に閉まり、所属メンバーが確定した段階で改めて全員で投票を行うと言っただけです』。

水曜日のジョアン・ガンパー杯において、ベンチ外のデ・ヨングが私服姿で選手紹介のためにピッチに姿を現した瞬間、スタンドのクレスからは一部の温かい拍手を超えて、明確な冷たいブーイング(口笛)が浴びせられ、ファンの不満が完全に沸点に達していることが証明されました。

さらに、新加入のロドリの存在やカンテラーノのマーク・ベルナルの台頭、シャビ・エスパルトらの急成長により、中盤におけるデ・ヨングの戦術的居場所は事実上失われつつあります。

フロント内部からは、冬の移籍市場(1月)において、彼の高額な給与負担を全面的に引き受ける意思を示しているイタリアの名門ユヴェントスなどのクラブへ、買取オプション付きのレンタル、あるいは完全移籍の形で放出すべきだという強硬な売却論が急速に浮上しています。 (via MARCA / SPORT)

プレシーズン4ゴールで得点王に輝いた18歳のエジプト代表FWハムザ・アブデルカリムの衝撃と古巣アル・アハリへの敬意

バルセロナの今夏のプレシーズンマッチにおける最大の、および最も美しい驚きとなったのが、18歳のエジプト人ストライカー、ハムザ・アブデルカリム(Hamza Abdelkarim)の圧倒的な大ブレイクです。

当初、エジプトの名門アル・アハリからの買い取りオプション付き期限付き移籍という形でユース(Juvenil A)に加入したハムザですが、直後の代表での大活躍を受け、バルサはすぐさま保有権を完全に買い取り、2029年までの5年のプロ契約を締結。

彼は、ワールドカップ出場に伴う規定の休暇を自ら返上し、ハンジ・フリック監督のファーストチームのトレーニング初日に一番乗りでグラウンドに現れました。このプロとしての模範的な姿勢が、規律を極めて重視するドイツ人指揮官の心を瞬時に鷲掴みにしました。

ハムザは今夏のプレシーズンを通じて凄まじい決定力を披露。バーゼル戦でのゴール、さらには水曜日のガンパー杯でのアル・アハリ戦において、アレハンドロ・バルデからの正確無比なクロスに完璧なタイミングで飛び込み、試合の均衡を破る値千金の先制ゴールをマーク。計5試合で「4ゴール」を挙げ、並み居る主力クラックたちを退けてチームの単独得点王に君臨しました。

この「夏のプレシーズン得点王」の称号は、一昨年のウスマヌ・デンベレ(5ゴール)、昨年のフェラン・トーレス、さらに一昨年のラミン・ヤマル(ともに3ゴール)の系譜に並ぶ、文字通りのエリートロードへの直行切符です。

しかし、スタジアムのファンを最も感動させたのは、彼のピッチ上での得点後の態度でした。かつて自身を育ててくれた最愛の古巣アル・アハリに対する最大のリスペクトを示すため、ハムザはゴールネットを揺らした瞬間、一切の派手なセレブレーション(パフォーマンス)を行うことなく、静かに両手を挙げて謝意を示し、同僚たちの抱擁を静かに受け入れました。

試合後、メディアの取材に応じたハムザは、まだティーンエイジャー特有のあどけなさと極めてシャイな表情をのぞかせながら、次のように語りました。

『神に感謝します。神の御心なら、これはまだ始まったばかりに過ぎません。自分を育み、プロとしての扉を開いてくれたアル・アハリとの対戦は、本当に言葉にできないほど特別な感情で満ち溢れていました。ハンジ・フリック監督が私に寄せてくれている絶大な信頼に対し、ピッチ上で100パーセントの結果で応えられたことが本当に嬉しいです』。 (via SPORT)

快速ウイング、カリム・アデイェミの右サイドへの適応と元指揮官ニコ・コヴァチが語る『トップキャリアの確信』

今夏ボルシア・ドルトムントから加入し、その圧倒的な縦へのスプリント能力とアジリティでサポーターを魅了しているドイツ代表FWカリム・アデイェミ(Karim Adeyemi)に対し、かつて彼を指導していた名将ニコ・コヴァチ氏が、その高いポテンシャルとバルサでの成功を固く予言しました。

コヴァチ氏はメディアの独占対談において、アデイェミのパーソナリティについて次のように語りました。

『カリムは本当に純粋で、信じられないほど誠実な心を持った素晴らしい青年です。彼の契約が残り1年となっていたため、クラブが引き留めることは非常に困難でした。彼が異なるトップクラブに移籍し、スペインの全く新しい戦術コンセプト(フットボールモデル)に触れることは、彼自身の成長にとっても、クラブにとっても極めて正しい決断だった。ハンス・フリックは代表を通じてアデイェミの特長をスミズミまで知り尽くしており、彼がバルサにおいて異次元のスピードと高いインテンシティを駆使し、必ずやワールドクラスのトップキャリアを歩むと確信しています』。

プレシーズンマッチにおいても、アデイェミはバーゼル戦で素晴らしいファーストゴールを記録するなど、高い戦術適応度を披露。アデイェミは取材に対し、バルサでのプレーについて次のように語っています。

『このような素晴らしい街に、および世界最大のクラブにいられるなんて本当に素晴らしい。多くのことを学んでおり、毎日さらに良くなろうと努力しています』。

フリック監督はアデイェミについて、キャリアを通じて130試合以上の出場経験を持つセンターフォワード(9番)としての起用を現段階で完全に除外しており、右サイドハーフ、すなわちラミン・ヤマルのポジションの完璧なバックアップ(あるいはライバル)として、前線に凄まじいダイナミズムを注入する役割を求めています。 (via SPORT / MARCA)