[国王杯ピナタール戦プレビュー] アンセルミ監督が「全精力を注ぐ」と宣言し油断と人工芝への警戒を強める国王杯初戦
エルチェは火曜日19時、国王杯1回戦でムルシア州地域リーグ(5部相当)に所属するピナタールとのアウェイ戦(サン・ペドロ・デル・ピナタール近郊のサン・パガン/Lo Pagán)に臨みます。スペインサッカーのピラミッドにおいて1部リーグのエルチェと地域リーグのピナタールとの間には「5つの階層」という実力差が存在しますが、これこそが油断や気の緩みという最大の危険をはらんでいます。
試合に向けてマルティン・アンセルミ監督は記者会見で『私は国王杯に全精力を注いでいる。勝つチームとは常に勝利を欲するチームであり、ポジティブな流れはさらなる勝利によって養われるものだ』と力強く語り、公式戦での絶好調な流れを維持することを厳しく求めました。
また、慣れない人工芝ピッチでの戦いについても『最初の数分間はアジャストするのにやりづらさを感じるかもしれない。だが試合の経過とともにピッチになじみ、慣れていく必要がある。人工芝はひとつの要素に過ぎず、障害や言い訳にはならない。適応する術を知らなければならない』と強調しました。
さらに格下相手への油断が生じる懸念に対しては『勝ち抜けが決まっているなどとは一瞬たりとも思っていない。そのような騒ぎを煽るような雑音は意味がない。今のフットボールで勝利を掴むためには、戦い抜き、正しい仕事をするしかない』とキッパリ。自身の指導者キャリアを振り返り『アルゼンチン3部時代に1部クラブを撃破した経験や、ブラジルのカップ戦での激闘を経験してきた。だからこそ相手がこの大一番にどのようなモチベーションで挑んでくるか痛いほどよく理解している。彼らにとって1部クラブとの対戦は絶好の自己アピールの場だ。ピナタールは素早い攻撃と積極的なプレスを仕掛けてくるだろう。ピッチに入った瞬間から全開で挑み、相手を軽視してはならない』と選手たちに警鐘を鳴らしました。
対戦相手のピナタールは現在リーグ戦で11位に位置しているものの未消化試合を抱えており、直近ではグループ首位のレアル・ムルシアBを破ったほか、予選ではアトレティコ・メリジャに11-0で圧勝するなど勢いに乗っています。ピナタールのフランシスコ・マドリード「チュテ」監督も『チームは戦う姿勢を示し、最後まで信じぬく力があることを証明した。勝利は格別の味であり、エルチェという最高峰の相手に挑むうえで大きな勇気と希望を与えてくれた』と熱く語っており、モチベーションは最高潮に達しています。(via SPORT)
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