[468日目の公式戦デビュー] アトレティコ下部組織から加入後15ヶ月耐え抜いた22歳GKイトゥルベがついに先発へ

このピナタール戦で最大の注目を集めているのが、22歳のGKアレハンドロ・イトゥルベの公式戦初先発です。2025年7月17日にエデル・サラビア前監督からの強い希望を受け、アトレティコ・マドリードの下部組織から期待を集めて加入してから、実に「468日間」という気の遠くなるような時間を日陰で過ごしてきました。

加入直後にクラブがイニャキ・ペニャを電撃獲得したことで、イトゥルベの立場は一瞬にして第3ゴールキーパーへと転落。昨シーズンはリーグ戦でイニャキ・ペニャ、国王杯でマティアス・ディトゥーロが起用されたため、ベンチを温め続け公式戦での出場時間は「ゼロ分」に終わりました。今シーズン開幕前にイニャキ・ペニャが退団したことで第2ゴールキーパーへと昇格し、ディトゥーロが今季序盤に不振に陥った際にはファンの間からイトゥルベの起用を求める声が高まりました。しかしアンセルミ監督はベテランのディトゥーロを信頼し続け、若いイトゥルベのデビューは再び先送りされていました。

それでも腐らず準備を重ねてきた守護神に対し、アンセルミ監督は会見で『イトゥルベをはじめ、出場時間が限られているすべての選手がローテーションにおいて極めて重要な存在となる。我々のチームは全ポジションにおいて品質が均衡しており、良い選手が揃っている。これまでチャンスを得るために愚直に努力を続けてきた選手たちをピッチの上で目撃したい』と絶賛し、ついに先発起用を公言しました。契約締結から15ヶ月、静かに準備を続けてきたマドリード出身の若きGKが、己の証明と定位置争いへの宣戦布告となる90分間に挑みます。(via SPORT)