【今回のラインナップ】
✅ アスレティック・クラブ 新監督候補テルジッチの噂とニコ・ウィリアムズの練習復帰
✅ アトレティコ・マドリード バエナの代表での活躍とジョレンテの次期主将就任の可能性
✅ アラベス オサスナ戦に向けた負傷者および出場停止選手の状況
✅ オサスナ ビクトル・ムニョスがスペイン代表デビュー戦で初ゴールを記録
✅ セビージャ マリウス・マリン獲得に向けた動きとパトリク・メルカドの重傷
✅ セルタ・デ・ビーゴ イライクス・モリバの売却条件とアスパスの去就、久保の元同僚の躍進
✅ レアル・ソシエダ オヤルサバルの代表でのゴール量産と久保建英のコパ・デル・レイ決勝への熱い思い
✅ バレンシア ディミトリエフスキのW杯出場消滅とフォルメントのゴール55周年記念
✅ ヘタフェ セルビア代表ビルマンチェヴィッチの幻のゴール
✅ ベティス ロ・チェルソの復帰見込みと若手新戦力アモンダラインへの熱視線
✅ レガネス イゴール・オカ監督がマラガ戦に向けた決意と欠場者を発表
✅ バジャドリード フラン・エスクリバ監督がブルゴス戦に向けた守備改善を要求
■【アスレティック・クラブ】🦁
ジョン・ウリアルテ会長が次期監督としてエディン・テルジッチを最も気に入っており、再選を目指す同会長の意向で交渉はかなり進んでいる。テルジッチ本人はRTLドイツのインタビューで「噂についてはコメントしない。過去も未来も同じだ」と明言を避けた。ハビエル・クレメンテ元監督は「カンテラのチームに地元の監督がいないのは残念だが、テルジッチが来るなら歓迎し幸運を祈る」と述べている。(via Estadio Deportivo)
また、アイメリク・ラポルテがウリアルテ会長の自宅への攻撃を批判し、「サッカー界を乱すような人々を受け入れることはできない」と苦言を呈した。今季限りで退任するエルネスト・バルベルデ監督については「彼がやってきたことを超えるのは非常に難しい。常に信頼してくれたことに感謝の言葉しかない」と惜しんだ。さらに、恥骨炎で戦列を離れていたニコ・ウィリアムズについて、ラポルテは「まずはアスレティックで元気になり、その後W杯でどうなるか見てみよう」と語っている。そのニコ・ウィリアムズはレサマでの練習に復帰。チームメイトから軽い平手打ちを伴う歓迎の通路で迎えられた。彼はユルダン・メンディグチアという専門家の元で治療を行い、4月5日のヘタフェ戦での復帰を目指している。(via Estadio Deportivo)
■【アトレティコ・マドリード】🔴⚪
スペイン代表として出場したアレックス・バエナが、古巣ビジャレアルの本拠地ラ・セラミカで躍動。「アトレティコでの未来よりも今は代表に集中している。この2試合はただの親善試合ではない」と語り、目の前の試合に全力を注ぐ姿勢を強調した。(via SPORT)
マルコス・ジョレンテは、現在のチームで最も重要な選手の一人となっている。ロドリの代役として加入し、右サイドバックや右ウイングとして活躍。メトロポリターノでは彼の名前がチャントされるまでになった。2027年までの契約だが、クラブと本人の双方にそれ以降も関係を続ける意思がある。今季はチャンピオンズリーグで4ゴール5アシストを記録。アントワーヌ・グリーズマンの夏の退団が発表されているため、ジョレンテがキャプテンマークを受け継ぐ可能性が高まっている。(via MARCA)
さらに、左サイドバックの補強としてインテルのカルロス・アウグストを注視している。マッテオ・ルッジェーリが退団する可能性があるため、その後釜としてイタリアのパスポートを持つブラジル人DFに関心を寄せているが、ローマも獲得を狙っており争奪戦になる模様だ。(via Estadio Deportivo)
■【アラベス】🔵⚪
ビーゴでのセルタ戦で3-0からの大逆転勝利を収めた後、チームは3日間のオフを挟んで水曜日に練習を再開。次戦の4月5日オサスナ戦に向けて準備を進めている。モロッコU-23代表に参加していたユーシが戻り、累積警告5枚の出場停止を消化して起用可能となる。しかし、デニス・スアレスは出場停止で欠場が確定。また、プロテソニも肉離れの影響で引き続き欠場が見込まれている。キケ・サンチェス・フローレス新監督の体制下でチームは好調を維持している。(via AS)
■【オサスナ】🔴
ビクトル・ムニョスがスペイン代表でのデビュー戦となったセルビア戦でいきなり初ゴールを記録するという夢のような夜を過ごした。後半途中からラミン・ヤマルの代わりに右サイドに入ると、フェラン・トーレスの見事なヒールパスを受け、アウトサイドでネットを揺らした。オサスナで今季6ゴール5アシストを記録しているそのスピードと推進力が評価され、ルイス・デ・ラ・フエンテ監督の信頼を勝ち取った。オサスナの選手がスペイン代表でゴールを決めたのは、1929年のゴイブル以来の快挙である。(via MARCA)
■【セビージャ】⚪🔴
夏の補強として、ピサに所属するマリウス・マリンのフリーでの獲得を目指し、アントニオ・コルドン・スポーツディレクターが動いている。マリンは直近の試合で負傷したものの軽傷であることがオスカル・ヒリェマルク監督によって明かされ、4月5日のトリノ戦での復帰が見込まれている。また、ルーマニア代表がW杯プレーオフで敗退したため、大舞台でのアピールによる価値高騰や決断の遅れという障害がなくなり、交渉が加速する見通しだ。(via Estadio Deportivo)
ナイジェリア代表のアコル・アダムスは、イランとの親善試合でアデモラ・ルックマンのパスから見事なゴールを記録し、2-1の勝利に貢献した。セビージャで今季チームトップの7ゴールを挙げているストライカーは、就任したばかりのルイス・ガルシア・プラザ新監督に強烈なアピールを見せた。同試合にはチデラ・エジュケも途中出場している。(via Estadio Deportivo)
ガブリエル・スアソはチリ代表のキャプテンとしてニュージーランドでのカーボベルデ戦に出場。85分間プレーし、4-2の勝利に貢献した。(via Estadio Deportivo)
一方、インデペンディエンテ・デル・バジェから夏に加入予定だったパトリク・メルカドが、エクアドルリーグの試合で右膝の前十字靭帯および内側半月板を断裂する大ケガを負い、全治7〜10ヶ月と診断された。セビージャはメディカルチェックを通過しない場合は移籍を完了させないという条項を結んでおり、この獲得は破談となる見込みだ。(via Estadio Deportivo)
ルイス・ガルシア・プラザ新監督のトレーニングでは、戦術面に重点を置いたセッションが行われた。足の舟状骨骨折で今季絶望のマルカオはゲストとして見学に訪れた。なお、マルカオはスペイン国籍を取得し、EU外選手枠を空けることに成功している。キケ・サラス、アグメ、アスピリクエタ、ペケは引き続きジムで調整中だが、キケ、アグメ、アスピリクエタの3人は次戦のレアル・オビエド戦に間に合う見込みだ。(via Estadio Deportivo)
クラブの伝統行事として、聖週間の献花も行われた。セビージャはピノ・モンターノやサン・ベニトなど、数多くの教会の同胞団に花を捧げている。(via Estadio Deportivo)
■【セルタ・デ・ビーゴ】🩵
今季素晴らしいパフォーマンスを見せているイライクス・モリバについて、クラブは夏の移籍市場での売却を前向きに検討している。契約解除金は3000万ユーロに設定されているが、プレミアリーグやセリエA、ブンデスリーガのクラブからの関心が高まっており、セルタは最低でも2000万ユーロのオファーがあれば放出を容認する構えだ。これにより、チーム内でトップ3に入る高額な給与負担を軽減する狙いがある。(via Estadio Deportivo)
キャプテンでありレジェンドのイアゴ・アスパスの去就にも注目が集まっている。契約は今季限りだが、チームメイトのハビ・ルエダは「彼はレジェンド。少なくともあと1年は我々を助けてほしい」と残留を熱望。アスパス本人も以前「焦ってはいないが、1シーズン以上は続けないだろう」と語っており、マルコ・ガルセスSDから1年間の契約延長の打診を受けている。(via Estadio Deportivo)
クラウディオ・ヒラルデス監督は就任から2年を迎え、チームを降格危機からヨーロッパリーグのベスト8、そしてリーグ5位争いへと導いた。他のヨーロッパのクラブやアスレティック・クラブからの関心も噂される中、「人々が言うことに従う必要はないし、シメオネやファーガソンと自分を比べる必要もない。自分とクラブの考えが一致している限りここにいる」と冷静な姿勢を示している。(via Estadio Deportivo)
左足第5中足骨基部の骨折で今季絶望となったカンテラーノのミゲル・ロマンは、2月の月間最優秀選手に選出された。市場価値が250万ユーロから1500万ユーロへと跳ね上がる飛躍のシーズンとなり、本人は「これほど自分が達成していることに気づいていなかった。ケガはサッカー選手としても人間としても成長するための経験になる」と前向きに語った。(via Estadio Deportivo)
また、代表ウィーク明けのバレンシア戦では、セルタからバレンシアへレンタル移籍中で大活躍しているウナイ・ヌニェスと約2年ぶりに再会することになる。バレンシアは完全移籍での買い取りを検討している。(via SPORT)
■【レアル・ソシエダ】🔵⚪
ミケル・オヤルサバルがスペイン代表の絶対的「9番」としてゴールを量産している。セルビア戦での2つのスーパーゴールにより、代表通算得点を24に伸ばし、アルフレッド・ディ・ステファノやセルヒオ・ラモス、フェラン・トーレスの23ゴールを抜いて歴代9位に浮上。エミリオ・ブトラゲーニョの26ゴールまであと2点と迫っている。(via MARCA)
久保建英は昨季のクラブ最優秀選手賞を受賞し、Onda Cero Gipuzkoaのインタビューで現在の心境を赤裸々に語った。自身のケガについて「ケガをした瞬間はかなりヤバいと思った。足に体重をかけられず、担架で退場するのは嫌だったが、どうしようもなかった」と振り返った。しかし、コパ・デル・レイ決勝については「自分は間に合うと言える。どういう状態で間に合うかは、今はメディカルスタッフやフィジオたちと一緒に取り組んでいるところだ」と力強く出場を明言した。また、負傷時に日本で迎えたアラベス戦でのエピソードを披露。「日本時間の朝5時頃、相手にPKを与えた瞬間にテレビを消して寝てしまったが、後で起きて結果を見たら勝っていたので『今年は違うかもしれない』と思った」と語っている。さらに「監督が代わったことでチームのメンタリティが変わり、大きなことを信じられるようになった。オルリ(オーリ・オスカールソン)のチャントは最高で、自分もファンが作ってくれたら喜んで歌いたい」とチームの良好な雰囲気を強調した。来季以降の去就については「夏にはW杯がある。コパとリーグ戦が終わったら、4年に1度のW杯に集中していく」と述べるに留めた。(via Mundo Deportivo)
一方、アリツ・エルストンドは今季終了後に契約満了で退団する可能性が高まっている。ペジェグリーノ・マタラッツォ新監督の下で出場機会が激減しており、スベルディア、カレタ=カル、ジョン・マルティンの後塵を拝している状況だ。本人はフリーエージェントとして新天地でのプレーを望んでいるという。(via Estadio Deportivo)
若手のジョン・マルティンとジョン・ミケル・アランブルは、それぞれスペインU-21代表とベネズエラ代表の試合にフル出場し、確かな経験を積んでいる。(via Mundo Deportivo)
■【バレンシア】🦇
ストレ・ディミトリエフスキは、北マケドニア代表としてW杯ヨーロッパ予選プレーオフ準決勝でデンマークに0-4で敗れ、W杯出場の夢が絶たれた。現在、カルロス・コルベラン監督の下で負傷中のアギレサバラに代わってスタメンを務めているが、クラブとの契約延長交渉を控えており、「双方にとって良い合意に達したい」と語っている。(via Estadio Deportivo)
セルタからレンタル中のウナイ・ヌニェスは、カルロス・コルベラン監督から全幅の信頼を寄せられており、右サイドバックとしてもプレーするなどポリバレントな能力を発揮。バレンシアはシーズン終了後の完全移籍での買い取りを真剣に検討している。(via SPORT)
クラブの歴史を彩るイベントとして、1970-71シーズンのリーグ優勝に繋がったホセ・ビセンテ・フォルメントの伝説的なゴールから55周年を記念する爆竹(Traca)イベントが、3月28日にメスタージャで開催される。UVAMが主催し、音楽やイラストの贈呈などが行われる。(via SPORT)
■【ヘタフェ】🔵
セルビア代表に招集されたネマニャ・ビルマンチェヴィッチが、スペイン代表との親善試合でスタメン出場した。ヘタフェではほとんど出場機会がない中での抜擢となったが、後半にボレーシュートでゴールネットを揺らすも、直前のククレジャへのファウルを取られてゴールは幻となった。(via AS)
■【ベティス】🟢⚪
ドミニカ共和国代表としてプレーするフニオル・フィルポが、エルサルバドルとの親善試合で、相手のミスを突く強烈なシュートを放ち、先制ゴールを記録した。一方、スペインU-21代表に招集されたパブロ・ガルシアはキプロス戦で出番がなかった。(via Estadio Deportivo)
負傷者が多い中、ジオヴァニ・ロ・チェルソは順調に回復しており、次戦のエスパニョール戦での復帰が見込まれている。アントニーは恥骨炎の影響で引き続きジムでの調整を行っており、イスコとアンヘル・オルティスも回復プログラムを続けている。エクトル・ベジェリンは問題なく全体練習に参加している。(via Mundo Deportivo)
移籍市場の動きとして、アルゼンチンのエストゥディアンテスに所属する21歳のミッドフィルダー、ミケル・アモンダラインに熱視線を送っている。ベティスのスカウト陣は現地での視察で彼のプレーに「驚愕した」とされ、保有権の80%に対して約300万ユーロのオファーを提示。移籍金は500万ユーロ前後で決着する可能性がある。(via Estadio Deportivo)
さらに、冬の移籍市場の最後に獲得が合意していたペルーのウニベルシタリオに所属する18歳のセンターバック、ラファエル・グスマンの合流日が決定した。ビザの問題が解決し、現在参加中のペルーU-20代表の活動が終了次第、セビージャへ飛んでまずはフベニルAに合流する予定だ。(via Estadio Deportivo)
■【レガネス】🥒
イゴール・オカ監督がマラガ戦に向けた記者会見に出席し、「マラガは今大会最高の調子で、ホーム最強のチームだが、我々には彼らに勝つ能力がある」と力強く語った。また、プリード、ラロ、ペーニャ、ロベルト・ロペス、フィゲレド(出場停止)、シセ(代表招集)の6人が欠場することを明かした。(via SPORT)
■【バジャドリード】🟣⚪
フラン・エスクリバ監督は、ブルゴスCFとのダービーマッチに向けた会見で、ミランデス戦での敗戦の痛みを乗り越える重要性を強調した。「これほど簡単に多くの失点を許すことはできない」と守備の強度とアグレッシブさの向上を強く求めた。マルコス・アンドレとガリエルがケガで欠場し、ペテル・フェデリコも出場停止となるが、ダビド・トーレス、ノア・オヒオが復帰し、ギリェルメ・フェルナンデスも復帰間近となっている。(via Estadio Deportivo)
【本日の総括】
代表ウィークの真っ只中、各国代表として躍動するラ・リーガの選手たちの活躍が目立った一日となった。特にスペイン代表ではオヤルサバルがエースとしての風格を漂わせ、ビクトル・ムニョスのような新星も輝きを放った。また、各クラブは代表戦の裏で負傷者の回復や新監督の戦術浸透、さらには来季を見据えた補強戦略を水面下で着々と進めており、リーグ再開に向けた準備に余念がない。久保建英をはじめとする主力選手たちの復帰状況も、今後の終盤戦の鍵を握ることになるだろう。