ベルナルド・シルバの中央起用でポゼッション劇的向上!ジョゼ・モウリーニョが見出した中盤の解答
モウリーニョ率いるレアル・マドリードがチームとして確かな戦術的安定を手に入れた背景には、ポルトガル代表MFベルナルド・シルバのポジション変更と覚醒が存在します。ローマ戦での劇的逆転劇以降、モウリーニョ監督が行った様々な戦術修正の中で最も大きな成果を上げているのが、ベルナルド・シルバを中盤の中央インサイドに配置した選択です。🧠🇵🇹
前線にスピードとフィジカルに長けたアタッカーがひしめく中、モウリーニョ監督はベルナルド・シルバをより内側かつ低めの位置(インサイドMF/ボランチ)へ下げました。これにより、フェデ・バルベルデとオーレリアン・チュアメニのダブルピボットだけでは不足していた「ゲームメイクの明確さ」と安定したボール循環がもたらされました。プレシーズン中、モウリーニョ監督は『彼のようなタイプは夏休みの過ごし方によって体にキレが出るまで時間がかかる』と語り、最高のコンディションに達するまで慎重に起用を見極めていました。
その耐え忍んだ起用法はクラシコで結実しました。バルセロナの強力な中盤に支配される懸念が示されていた中、ベルナルド・シルバはロドリやペドリへのパスコースを遮断する泥臭い守備タスクを高次元で遂行しながら、ビルドアップ時に深く落ちてボールを引き出し、チュアメニをパス供給の重圧から解放しました。彼が出場している時間帯のチーム平均ポゼッション率は57%に跳ね上がっており(クラシコでの37%を除く)、彼が不在の時間の47%や今季全体平均の52%を大きく上回っています。ライプツィヒ戦では62%という驚異的なポゼッション率を記録しました。トニ・クロースやルカ・モドリッチが去り、ロドリなどの補強も実現しなかった中盤において、ベルナルド・シルバはポゼッション向上とゲームコントロールの絶対的なキーマンとして機能しています。(via MARCA)