ヴォジーニャの悲喜こもごも

スペイン代表を相手に好セーブを連発し、マン・オブ・ザ・マッチに選ばれたカーボベルデ代表の40歳GKヴォジーニャ。ポルトガル2部のシャヴェスに所属し、市場価値は5万ユーロにも満たない彼だが、この試合を機にSNSのフォロワーが4万人からわずか24時間以内で800万人へと激増した。アメリカへ向かう飛行機の中では、機長から直々に挨拶を求められるほどの熱狂的な人気を集めている。

しかし、その栄光の裏で彼は深い悲しみを抱えていた。アメリカの厳格なビザ規定と高額な手数料の壁に阻まれ、彼が最も愛する母親と兄弟をアトランタのスタジアムに招待することができなかったのである。試合後、すでに他界している祖父母の思い出を胸に、ヴォジーニャは涙ながらに語った。『アメリカのルールが変わり、母や兄弟を連れてくるために多額の費用を払わなければならず、手続きが間に合わなかった。最後の試合には来られるかどうか。私は祖父母と共に育ってきたから、彼らが生きてこの瞬間を見てほしかった。これは私のキャリアにおける最大の成果だ』

(via MARCA)

ティム・ペインのバイラル現象

ニュージーランド代表の右サイドバック、ティム・ペイン(32歳)の周囲が異常な盛り上がりを見せている。オーストラリアリーグのウェリントン・フェニックスでプレーする彼は、大会前はSNSのフォロワーが5000人にも満たない無名選手だった。しかし、アルゼンチンのインフルエンサーであるバレン・スカルシーニ(通称エル・スカルソ)が、「今大会で最も無名な選手をバズらせよう」という企画を立ち上げたことで事態は一変。数日のうちに彼のフォロワーは580万人を突破し、ニュージーランドの総人口(約530万人)を超える規模にまで膨れ上がった。

この異常なバイラル現象に目をつけたクラブが早くも動き出している。パラグアイの名門オリンピアが彼の獲得に乗り出し、公式SNSでニュージーランド国旗を投稿して匂わせを行った。さらに、アルゼンチンのデポルティーボ・リエストラからは、18回払いで総額35万ドル(月額約19,444ドル)という具体的なオファーが提示されたことが暴露されている。

(via MARCA)

ラファ・ミルとアセンシオの裁判

スペインフットボール界を揺るがす2つの裁判が大きな局面を迎えた。

バレンシア県ベテラの自宅で発生した性的暴行事件により、セビージャからエルチェに期限付き移籍中のラファ・ミルに対し、バレンシア地方裁判所は懲役8年半の有罪判決を下した。さらに被害者への64,000ユーロの賠償と、10年間の500m接近禁止命令が言い渡された。同席していた友人のパブロ・ハラにも懲役2年が科されている。判決後、ミルはSNSで『判決には全く同意できない。数日中に控訴する。私は司法を信じている』と徹底抗戦の構えを見せた。

これに対し、保有元のセビージャは声明を発表し、あらゆる暴力や性的暴行を強く非難した上で、懲戒解雇や契約の一次停止、さらには損害賠償請求など、あらゆる法的シナリオを検討している。エルチェは5万ユーロの買い取りオプションの行使を見送る方針を固めた。スペインサッカー連盟の規律規定に基づき、ミルには2年から5年のライセンス停止処分が下る可能性も浮上している。なお、被害者側は控訴審が終わるまで刑務所収監などの予防措置は求めない方針を示している。

一方で、未成年者を含む性的動画を同意なく拡散した疑いで起訴されているレアル・マドリードのDFラウル・アセンシオについては、カナリア諸島検察が求刑していた懲役2年半を取り下げる方針を示した。その条件は、裁判の場でアセンシオが被害者2名に対して直接謝罪を行うことである。被害者側はすでに賠償金を受け取っており、アセンシオへの告発を取り下げている。共に起訴されているフェラン・ルイスら他の3選手に対しては、動画の撮影と拡散を主導したとして懲役4年7ヶ月の厳しい求刑が維持されている。

(via ElDesmarque)

パーティのカナダ入国拒否

ガーナ代表のトーマス・パーティ(ビジャレアル)が、W杯に向けたカナダへの入国ビザを拒否されるという前代未聞の事態が発生した。理由は、彼がイギリスで2020年から2022年にかけて4人の女性から性的暴行で告発され、2027年に裁判を控えているためである。本人は無罪を主張している。

ガーナ代表はトロントで行われるパナマ戦に向け、アメリカのロードアイランド州のキャンプ地から移動したが、パーティはこれに帯同できなかった。この決定に対し、ガーナ政府と外務省は激怒。『カナダ当局の決定は極めて不公平で横暴だ。国際法およびカナダの法律に基づいて利用可能なすべての外交的、法的、行政的手段を尽くし、正当な手続きを保証させる』と強く非難し、カナダの連邦裁判所に提訴を行った。

(via SPORT)

ドイツ代表キャンプの恐怖

アメリカのノースカロライナ州ウィンストン・セーラムにベースキャンプを構えるドイツ代表が、予期せぬ現地の野生動物の脅威に晒されている。

キャプテンのヨシュア・キミッヒが取材に応じ、施設内に猛毒を持つヘビ「カッパーヘッド(アメリカマムシ)」が出現したことを明かした。『昨日ヘビを見て、毒があると言われた。噛まれたらすぐに病院に行かないといけない。死ぬことはないと思うが、確実に危険だ。もしあんなヘビを踏んでしまったら最悪の事態になる。だからここの動物たちとは距離を置くようにしている。ドイツにはこんなに危険な動物はいないからね』と恐怖を語った。これを受け、チーム関係者は選手たちに対して屋外の森林地帯での散歩や活動を制限する措置を取っている。

(via SPORT)

ヤマルへの批判と恋人の応援

スペイン代表のラミン・ヤマルの足元が大きな論争の的となっている。彼が着用している特注のスパイクには、自身の名前と共に、両親のルーツであるモロッコと赤道ギニアの国旗がデザインされているが、スペイン国旗が描かれていない。これに対し、スペインの一部ファンから「スペインを代表しているのに国旗がないのはおかしい」との批判が殺到。同時に、モロッコのファンからも「最終的にスペイン代表を選んだくせに、モロッコ国旗をスパイクに入れるな」との非難が相次いでいる。モロッコサッカー連盟のファウジ・レクジャー会長までもがこの騒動に反応し、『決勝でヤマルと対戦し、彼が正しい決断をしたかどうか確かめたい』と挑発的なコメントを残した。

そんな喧騒の中、アトランタのメルセデス・ベンツ・スタジアムのスタンドには、ヤマルの恋人であるセビリア出身のインフルエンサー、イネス・ガルシアの姿があった。彼女はヤマルの名前が入ったスペイン代表のユニフォームを身にまとい、熱心に声援を送る様子を自身のSNSで共有し、変わらぬサポートを示している。

(via 3Cat)

F1マドリードGPの全貌

2026年9月11日から13日にかけて開催されるF1スペインGPの舞台、マドリードの「MadRing(マドリング)」サーキットの公式プレゼンテーションがIFEMAで華々しく開催された。イベントにはアユソ・マドリード州知事やアルメイダ・マドリード市長、そしてアンバサダーを務めるウィリアムズのカルロス・サインツと同名の父が出席した。

お披露目の目玉となったのは、ストレートの終端にそびえ立つ54メートルのポールに掲げられた、面積420平方メートルという世界最大のスペイン国旗だった。コースの最大の特徴は、15%から18%の傾斜を持つ全長547メートルの「モヌメンタル」と呼ばれる巨大なバンクコーナーである。サインツは『マドリードの自宅から20分の距離でレースができるなんて信じられない。モヌメンタルは上も下もラインが選べるし、他にも追い越し可能なポイントが複数ある』と太鼓判を押した。さらに、ファン向けに特別価格で観戦できる自身の名前を冠した「Grada Team Fifty5」を用意することも発表した。

(via MARCA)

ククレジャ移籍の舞台裏

チェルシーからレアル・マドリードへ、移籍金5000万ユーロ(プラス出来高500万ユーロ)で電撃移籍を果たしたマルク・ククレジャ。バルセロナやアトレティコ・マドリードも獲得を狙い慎重に交渉を進めていたが、マドリードのフロレンティーノ・ペレス会長とジョゼ・モウリーニョ監督の動きはわずか24時間という驚異的なスピードだった。

この移籍を決定づけた裏には、幼い頃から熱狂的なマドリードファンである妻クラウディア・ロドリゲスの存在があった。引退後はマドリードに住むことを夢見ていた彼女にとって、このオファーは断れないものだった。さらに、モウリーニョ監督自らがアメリカに滞在中のククレジャに直接電話をかけ、『もし君が同意するなら、あとは私に任せろ』と口説き落としたことが決め手となった。

発表後、マドリードの公式SNSはククレジャの写真と動画で完全に埋め尽くされた。一方で、元選手のトロイ・ディーニーは『チェルシーであれほど酷いプレーだったのに、うまくいった途端にSNSで自分がどれだけ素晴らしいかを語るのはやめろ。黙ってろ』と痛烈な批判を浴びせた。なお、この移籍により、かつて彼を育成したバルセロナにはFIFAの連帯貢献金として135万ユーロが支払われる。

(via Mundo Deportivo)

イラン代表の過酷な現実

アメリカとイランの間の深刻な政治的対立と軍事的緊張が、ワールドカップの舞台に暗い影を落としている。アメリカ政府の厳格なビザ制限により、イラン代表の選手やスタッフの大半はアメリカ国内での滞在を許可されていない。

そのため、イラン代表は国境を越えたメキシコのティフアナにベースキャンプを置くことを余儀なくされている。試合のたびにアメリカに入国し、終了後にはその日のうちにメキシコへ出国しなければならないという、プロのアスリートにとってあり得ない異常なスケジュールを強いられている。メフディ・タレミは『すべてが災難だ。不公平だが言い訳はしたくない』と疲労の色を隠せず、モハンマド・モヘビも『試合の2日前に到着するはずだったのに、当日の朝に練習場へ直行した。疲労困憊だ。公平な大会が必要だ』とアメリカ当局の対応を非難した。

(via ElDesmarque)

実況アナのあり得ないミス

イラン対ニュージーランドの試合を中継したトルコのスポーツチャンネル「TRT Spor」で、前代未聞の放送事故が発生した。担当した30年のキャリアを持つベテランアナウンサーが、試合中ずっとイランとニュージーランドのチーム名や選手を逆に実況し続け、さらには試合の経過時間すらも全く違う時間をアナウンスし続けたのである。

このあまりにも酷い実況はすぐにSNSで拡散され、視聴者から抗議が殺到した。事態を重く見たテレビ局側は即座に声明を発表。『30年の経験を持つスポーツジャーナリストとして到底容認できないミスであり、長年維持してきた我々の放送基準と品質の概念に完全に反する。当該アナウンサーはW杯の放送チームから直ちに外された』とし、即時解雇処分を下した。

(via ElDesmarque)

韓国代表メディアボイコット

メキシコのグアダラハラでキャンプを行っている韓国代表と、同行している韓国メディアの間で決定的な亀裂が生じた。

FIFAのトルネオ規定により非公開とされていた練習の直前、韓国メディアがライブ配信のテストを行っていた際、マイクがオンになっていることに気づかず、キャプテンであるソン・フンミンの兵役免除を揶揄する発言を行ってしまった。動画には『まるで兵役中のように走っている。兵役すらまともに終えていないのに』という侮辱的な音声が記録され、そのまま放送されてしまったのである。

この事実を知り激怒した韓国代表の選手たちはソン・フンミンを支持し、予定されていた韓国メディアとの個別インタビューや記者会見を全面ボイコットする強硬手段に出た。韓国サッカー協会は不適切な発言を遺憾とする声明を急遽発表したが、なぜか数時間後に削除された。ソン・フンミンは問題のジャーナリストから直接謝罪を受けたものの、選手たちがボイコットを解除するかどうかは未だ不透明なままである。

(via Mundo Deportivo)

ビエルサ監督の反抗的ポーズ

スタジアムの巨大スクリーンやメディア向けに使用されるFIFAの公式プロフィール写真。各国の監督や選手が堂々としたポーズをとる中、ウルグアイ代表のマルセロ・ビエルサ監督だけが、眼鏡をかけたままカメラを一切見ず、うつむいた姿勢のまま撮影を終えた。

この異様な写真は瞬く間にSNSで拡散され、様々なミームを生み出し、一部からは大会開催国であるアメリカへの政治的抗議ではないかとの批判も巻き起こった。しかし、これについて問われたビエルサ監督は、『説明することには限度がある。眼鏡をかける理由や、目を合わせる理由を説明しなければならないのか? 下を見ることに何も悪いことはない。我々には、何の意味もない要求を尊重して、モデルのように振る舞う義務はない』と一蹴し、独自の美学を貫いた。

(via ElDesmarque)

マルセロのクラブ創設

レアル・マドリードのレジェンドであるブラジル人DFマルセロが、マドリードを拠点とする新たなサッカークラブ「Doze Madrid Club de Fútbol(ドゼ・マドリードCF)」の創設を正式に発表した。

クラブ名の「Doze」は彼がマドリードで背負い続けた背番号「12」に由来しており、エンブレムは彼を象徴する紫を基調としたデザインとなっている。マルセロは自身のSNSで『ピッチには11人、心には12番。長年サッカー界の内側にいて、ゼロから情熱と価値観を持ったプロジェクトを作りたかった。私と同じようにこのスポーツを愛する人たちと共に歩みたい。これはまだ始まりに過ぎない』と熱い想いを語った。マルセロはすでにブラジルのアズリスFCやポルトガルのCDマフラの経営にも参画しており、オーナーとしての手腕を広げている。

(via Mundo Deportivo)

バルサのAI香水

FCバルセロナが、AI(人工知能)を活用して作成した新しい公式香水「Passionate(パッショネイト)」と「Timeless(タイムレス)」の販売を開始した。

この香水はバルセロナのスタートアップ企業「Scircle」との協力で開発され、『様々な世代のファンの感情を統合し、形にすること』を目的としている。ピッチ上のエネルギーを表現するシトラス系の香りに加え、カンプノウの刈り立ての芝生を思わせるフレッシュなグリーンノート、クラブの伝統を示すウッディな香り、そしてサポーターの情熱を表現するバニラの香りがブレンドされている。価格は20mlで60ユーロに設定されている。

(via 3Cat)

ラウルの右腕の解雇

レアル・マドリードの下部組織「ラ・ファブリカ」で、カスティージャの監督を務めるラウルの右腕として第2監督を任され、フベニールBを見事にリーグ優勝へと導いたマルコス・ヒメネスが電撃的に解雇された。

表向きは組織再編とされているが、バルデベバス(練習場)の内部では、最近行われたクラブの会長選挙における派閥争いが原因だという見方が広がっている。フロレンティーノ・ペレス会長の対立候補であったエンリケ・リケルメ陣営が、ラウルをスポーツディレクター候補として名前を挙げていたため、その報復措置としてラウルの最も信頼する部下であったヒメネスが切り捨てられたと噂されている。

(via MARCA)

ウリアルテ会長への暴露

アスレティック・クラブの元役員であるイゴール・サン・ロマンが地元テレビ局のインタビューに応じ、ヨン・ウリアルテ会長のクラブ運営について沈黙を破り猛烈な批判を展開した。

彼は役員を辞任した理由について『彼は誰にも相談せずに独断で決定を下す。一緒にやっていくサイクルは終わったと悟った』と語り、今季のチャンピオンズリーグでの戦いを『失敗』と断じた。さらに、コパ・デル・レイ優勝を祝う伝統のガバラ船での水上パレードの時点で、すでに内部では深刻な亀裂が生じていたと暴露した。『あの時は泣くほど嬉しかったが、内部ではすでに物事がスムーズに進まなくなっていた。我々がファンに約束したプロジェクトは実現しないと気づいていた』とチームの裏側を赤裸々に語った。

(via Estadio Deportivo)

ヴィニシウスへの人種差別

4月14日に行われたチャンピオンズリーグ準々決勝、アトレティコ・マドリード対FCバルセロナの試合前、リヤド・エア・メトロポリターノのスタジアム周辺で、全く試合に関係のないレアル・マドリードのヴィニシウス・ジュニオールに対して人種差別的な暴言を吐いた27歳のアトレティコファンが国家警察に逮捕された。

この男は、スタジアムの外でヴィニシウスに対して『猿』や『チンパンジー』といった侮蔑的な言葉を叫んでおり、その様子がブラジルのテレビ局のカメラに捉えられ、SNSで広く拡散されていた。警察はマドリードとバレンシアの合同捜査により身元を特定し、ヘイトクライム(憎悪犯罪)の容疑で逮捕に踏み切った。

(via SPORT)

UFCトプリアの激闘とテロ計画

アメリカのホワイトハウスの庭園で開催されたUFCの記念イベント「UFC Freedom 250」で、これまで無敗を誇っていたスペインの英雄イリア・トプリアがジャスティン・ゲイジーに敗れた。トプリアは顔面に激しい打撃を受け、両目の眼窩骨を骨折する重傷を負って緊急搬送された。幸いにも骨のズレはなく、手術は回避できる見込みだが、長期間の離脱は避けられない。

この敗戦に対し、MotoGP王者のマルク・マルケスが『どん底に落ちた時こそ、なぜそこまで登り詰めたのかを証明する時だ』とエールを送り、親友の歌手オマール・モンテスも『お前の復帰はただの試合じゃない、伝説になる。誰もお前を終わらせることはできない』と熱いメッセージを寄せた。

一方で、この華やかなイベントの裏で、FBIが大規模なテロ計画を間一髪で阻止していたことが明らかになった。逮捕された5人のグループは、爆発物を積んだドローンで会場にパニックを起こし、逃げ惑う観客をスナイパーの射線に誘導した上で、最終的にホワイトハウスのゲートを襲撃するという恐るべき計画を企てていた。会場にはドナルド・トランプ大統領やマーク・ザッカーバーグら多くのVIPが出席しており、あわや大惨事となるところだった。

(via MARCA)

マラガファンの大移動

アルメリアとマラガが激突する昇格プレーオフの第2戦を控え、スタジアムのチケットを持たない約4000人の熱狂的なマラガファンが、決戦の地アルメリアの街に押し寄せる見込みとなっている。

これを受け、アルメリアの政府副代表であるホセ・マリア・マルティンは、この事態を『ハイリスク』な状況として扱い、国家警察と治安警備隊による最高レベルのセキュリティ体制を敷くことを発表した。彼はファンに冷静な行動を呼びかけると同時に、『純粋なスポーツの応援以外の目的で来る者には容赦しない。公共の秩序を乱す行為は一切許さない』と強い警告を発している。

(via SPORT)

デポルティーボの名称変更

創立120周年を迎えた名門デポルティーボ・ラ・コルーニャが、クラブの正式名称を変更するための拘束力のあるファン投票を開始した。

現在のスペイン語表記である「Real Club Deportivo de La Coruña」から、ガリシア語の公式地名に合わせた「A Coruña(スペイン語での使用時)」または「da Coruña(ガリシア語での使用時)」へと変更するかどうかが問われている。この取り組みは、地域のアイデンティティやガリシア語の推進、そして地元へのコミットメントを示すことを目的としている。投票が可決された場合、エンブレムに描かれている文字の「L」が削られ、「A」に変更される予定である。

(via SPORT)

コトヌー協定とセビージャ

セビージャがル・アーヴルからフリーで獲得したセネガル出身のDFアルナ・サンガンテ。彼はフランスでのプレー経験が長いものの、フランスのパスポートを所持していない。通常であれば非EU圏の外国人枠を占めるはずだが、特別な協定によりその枠を免除されることが確認された。

アフリカ・カリブ・太平洋諸国とEUの間で結ばれた「コトヌー協定(現在はサモア協定として更新)」の効力により、これらの国々の出身者はスペイン国内の労働環境において外国人として扱われない特例が適用される。これにより、セビージャは現在ガブリエル・スアソの1枠しか外国人枠を使用していない状態となり、今後の補強戦略において大きなアドバンテージを得ることとなった。

(via ElDesmarque)

デミチェリスの電撃引き抜き

RCDマジョルカと2028年までの契約延長にサインしたばかりのマルティン・デミチェリス監督が、突如としてドイツのRBライプツィヒへ引き抜かれる見通しとなり、クラブ間に大きな波紋を広げている。

この寝耳に水とも言える事態に、マジョルカのアルフォンソ・ディアスCEOはテレビ番組で激怒した。『彼はまだ我々の監督だ。ライプツィヒのオファーについてはメディアの報道で初めて知った。もし彼を連れて行きたいのなら、契約解除金である250万ユーロをきっちりと払う必要がある。安売りはしない』と語気を強めた。マジョルカはすでに彼が去ることを見越し、ガルシア・ピミエンタ、アルベルト・リエラ、ルイス・カリオンらを後任候補としてリストアップし始めている。

(via ElDesmarque)

レヴァンドフスキへの「ピエロ」批判

バルセロナのロベルト・レヴァンドフスキが、MLSのシカゴ・ファイアーが提示するプロジェクトを直接確認するためにシカゴを訪問した。シカゴ側は年俸2000万ドル規模の破格のオファーを用意しているとされている。

しかし、この訪問が母国ポーランドで思わぬ批判を呼んでいる。元ポーランド代表のヤツェク・ゴラルスキがテレビ番組で『契約も結んでいないのに、ファンの前やクラブ関係者の前に出て行くなんてどういうことだ? もし結局契約しなかったら、ただピエロのように振る舞っただけになる。彼のステータスでやるべき行動ではない』と痛烈に苦言を呈した。レヴァンドフスキ自身は、家族の生活環境やプロジェクトの将来性を慎重に吟味しており、まだ最終的な決断を下していない。

(via SPORT)

メッシとベラサテギの壁画

アルゼンチンの町ベラサテギで、地元の壁画家レオネル・ガルシアと店舗オーナーのフェデリコが協力し、リオネル・メッシの超リアルな巨大壁画を完成させた。この壁画の最大の特徴は、背景が1100人以上の地元住民の直筆サインで埋め尽くされていることである。

SNSを通じてこのプロジェクトが拡散され、ジャーナリストを介してついにメッシ本人の目に留まった。すると、メッシから直接、彼らの作業と人々の愛情に対する感謝のビデオメッセージが送られてきたのである。このサプライズに制作者たちは感激し、『いつかメッシ本人と会い、彼のサインを壁に加えてもらいたい』と新たな夢を語っている。

(via Mundo Deportivo)

カーボベルデの歓喜と魂

スペイン代表と歴史的な引き分けを演じたカーボベルデ代表。センターバックのディネイ・ボルジェスは試合後、涙ながらに祖国の魂を語った。『我々の多くはどん底の深淵から這い上がってきた。家族と離れて異国で戦う意味を分かってほしい。スペイン相手に守備的だったと批判されるが、W杯では現実的で賢くならなければ生き残れない。これは我々の命なんだ』

一方、カーボベルデに滞在中のスペイン人インフルエンサー、モイ・フェラダスは、現地で狂気にも似たお祭り騒ぎを目撃し、その熱狂をSNSでレポートした。『道という道が人で溢れ、踊り狂っている。スペインがW杯で優勝しても、こんな狂ったような祝い方は絶対にしないだろう。スペインが勝つより、この光景を見られたことの方が1000倍マシだ。信じられない』と驚愕を隠せなかった。

(via MARCA)

ラホイ元首相のバズる解説

マリアノ・ラホイ元スペイン首相が、デジタルメディアに寄稿したスペイン対カーボベルデ戦の戦評コラムが、全く別の理由でSNS上で大バズりしている。

彼が綴った『スペインはゴールを決めることができず、また失点もしなかった。だから結果は0-0だった』という、あまりにも当たり前すぎる一文が切り取られ拡散。政治家時代から得意としていた「同語反復的」な迷言を彷彿とさせるこの文章に、『さすがラホイ、深い』『的確すぎる分析だ』と多くのミームや笑いが生まれ、試合そのものよりも大きな反響を呼んでいる。

(via Mundo Deportivo)

ライオンのW杯勝敗予想

イギリスの動物保護区「ビッグ・キャット・サンクチュアリ」で、ライオンたちがイングランド代表の試合結果を予想するユニークなイベントが開催された。

対戦国の国旗が描かれたエサの入った箱をライオンに選ばせるというもので、アマニとリラという2頭のメスライオンはクロアチア戦での勝利を、オスのロリはガーナ戦での勝利を予想した。しかし、ヴァンダというメスライオンだけが、パナマの国旗が描かれた箱を選び、イングランドがグループリーグの最終戦で思わぬ敗北を喫することを予言したため、イギリスのファンの間で話題を呼んでいる。

(via MARCA)

NYでの大乱闘

試合を翌日に控えたニューヨークのタイムズスクエアで、アルジェリアのファンとアルゼンチンのファンが入り乱れ、殴る蹴るの猛烈な大乱闘に発展した。

両国のサポーターがチャントを歌い合っていたところから徐々にエスカレートし、最も人通りの多い交差点の中心で激しい暴力沙汰へと発展。フランス人ジャーナリストのレミ・ビュイジーヌがその映像を捉えており、W杯の熱狂が最悪の形で爆発した瞬間として世界中に拡散されている。

(via ElDesmarque)

ホアキンの娘の交際宣言

レアル・ベティスの永遠のレジェンド、ホアキン・サンチェスの長女であり、インフルエンサーとして活躍するダニエラ・サンチェス(20歳)が、新たな恋人の存在をSNSで公にした。

お相手は、かつてマラガを昇格に導き、現在はニューカッスルに所属するスペインの若手有望株アントニオ・コルデロ(20歳)である。コルデロが自身のSNSにビーチでのツーショット写真を載せ『悪くない計画だ』と投稿すると、ダニエラもハートの風船で埋め尽くされた部屋の写真を公開し、二人の関係を正式に認めた。

(via MARCA)

パウ・ガソルの女子サッカー投資

元バスケットボールの世界的スターであるパウ・ガソルが、自身の投資会社「Gasol16 Ventures」を通じて、スペインの女子プロサッカーリーグ「リーガF」に対して5500万ユーロ(約90億円)という巨額の投資を行う提案を提出した。

この資金は、リーグの商業モデルの完全なプロ化や、国際的なブランド展開を加速させるために充てられる予定である。すでにWNBA(アメリカ女子プロバスケットボール)やNWSL(アメリカ女子プロサッカー)への投資実績を持つガソルによるこの提案は、実現すれば女子スポーツの歴史において最大規模の民間投資となる。

(via Mundo Deportivo)

フットサル決勝の大荒れ

スペインフットサル1部リーグのプレーオフ決勝第1戦、FCバルセロナ対エルポソ・ムルシアの試合が、凄まじい大荒れの展開となった。

試合開始わずか3分、バルサのエースであるピトがVAR判定の末に一発退場となる。これに激怒したバルサのウルトラス「Dracs」が『連盟の腐敗だ!』と何十回も絶叫し、パラウ・ブラウグラナは異様な雰囲気に包まれた。その後も不可解な判定が続き、フアビ・ロドリゲス監督にもイエローカードが提示されるなど大混乱。バルサは一時0-3と絶望的なリードを許したが、最終的に怒涛の追い上げを見せ、PK戦の末に大逆転勝利を収めた。

(via SPORT)

【本日の総括】

ワールドカップという大舞台の裏で、カーボベルデGKのSNS爆発やイラン代表の過酷な移動制限、さらにはUFC会場でのテロ未遂事件など、フットボールの枠を超えたドラマが世界中で巻き起こっています。ククレジャ移籍の裏にある家族の存在や、ラファ・ミルを巡るシビアな裁判の行方など、ピッチ外の動向から目が離せない1日となりました。