ミゲル・シエラの覚醒秘話

セビージャで一躍脚光を浴びている新鋭ミゲル・シエラについて、かつてアビレス・インダストリアルで彼を指導したマノロ・サンチェス・ムリアス監督がその素顔と急覚醒の裏側を熱く語った。

2025年10月にアビレスの指揮官に就任した際、サンチェス・ムリアス監督はベンチに埋もれていた若いミゲル・シエラと出会った。アベゴンドで行われたデポルティーボ・ラ・コルーニャのBチーム戦で後半から投入すると、試合を決定づける圧巻のパフォーマンスを披露。そこから一気にレギュラーの座を射止めたという。

恩師は当時の第一印象を振り返り、『最初に出会った時から、自分の中に特別な何かを秘めていると自覚している少年の輝きを感じた。非常に謙虚で目的意識がはっきりしており、才能に恵まれ、礼儀正しかった。当時はモチベーションや精神面で最高の状態ではなかったかもしれないが、日々の練習で一度も腐ることがなかった』と絶賛する。

さらにミゲル・シエラは冬の移籍市場での他クラブへの移籍を拒否し、1月に圧巻のプレイを見せてセビージャのスカウト陣を確信させた。

当時30万ユーロほどだった彼の市場価値は、現在なんと700万ユーロ(約11億円)にまで跳ね上がっている。サンチェス・ムリアス監督は『セビージャにとって極めて価値の高い資産だ。若さと潜在能力、そして伸び代を兼ね備えている。トップレベルの選手たちとプレーすることで、彼の才能はさらに引き出されている。彼に天井はなく、これからさらに大きく成長していくだろう』と太鼓判を押している。(via ESTADIO デポルティーボ・ラ・コルーニャ)