アグメの3000万ユーロ拒否の真相

今季の中盤で圧倒的な存在感を放つリュシアン・アグメが、ラジオ番組『Radio Marca』の取材に応じ、今夏に届いたサウジアラビアからの巨額オファーを蹴ってセビージャ残留を決断した理由を明かした。

今夏の移籍市場終盤、サウジアラビアのクラブからセビージャに対して約3000万ユーロ(約49億円)に迫る移籍金オファーが提示され、選手本人にも破格の年俸が用意されていた。財政難に苦しむクラブにとっても魅力的な条件だったが、アグメは迷うことなく断りを入れたという。

アグメは決断の舞台裏について、『私にとってそれほど難しい選択ではなかった。確かに莫大な金額だったが、何のためにフットボールをするのかは人それぞれだ。自分自身のケースで言えば、セビージャに残ってここでプレイし続けることが第一希望だった。この決断を下せたことに本当に満足している』と断言。

さらにプレミアリーグなど他国からの関心についても『自分の人生では常にさまざまなクラブからの噂や関心がつきまとってきたが、一度も意識を向けたことはない。自分にとって大切なのは、フットボールを楽しみ、セビージャの仲間たちと共にピッチで闘うことだけだ』と一蹴した。

新指揮官のガルシア・プラサ監督についても『どんな相手に対しても最後まで同じ強度で戦い抜くことを求めてくる。戦った結果として負けることもあるが、戦い続けることで勝利の確率は間違いなく上がる』と全幅の信頼を寄せている。現在、Transfermarktにおけるアグメの市場価値は1800万ユーロに達し、チーム内で最も価値のある選手として輝きを放っている。(via Radio Marca)