FIFA会長インファンティーノ、W杯の給水タイム導入を「暑さ対策」と徹底擁護
W杯の全試合で導入されている「給水タイム(クーリングブレイク)」について、試合のテンポを崩すとして監督やファンから批判が相次いでいる中、FIFAのジャンニ・インファンティーノ会長がこの制度を強く擁護した。
インファンティーノ会長はインタビューで、『テレビ放送の広告枠を増やすための商業的な理由だという疑いがあるようだが、我々FIFAはこれによって一銭も得ていない。純粋なスポーツと健康上の問題だ』と反論した。
さらに、『あるスタジアムでは暑いから休憩が取れて、別のスタジアムでは涼しいから休憩が取れないというのは、コンディションに不公平が生じる。だから全試合で導入しているんだ』と説明。また、極端な暑さではなかったチャンピオンズリーグ決勝でも給水タイムが実施されたことを引き合いに出し、『誰も何も文句を言わなかったではないか。W杯は39日間で8試合をこなす過酷な日程だ。選手が休む時間を確保するのは非常に重要だ』と正当性を強調した。
(via Estadio Deportivo)
(via Mundo Deportivo)
ラシン・サンタンデールの若手DFを巡るバルサとアトレティコの場外乱闘
フリアン・アルバレスの移籍を巡って冷戦状態にあるFCバルセロナとアトレティコ・マドリードが、今度は全く別の若手選手の獲得を巡って場外乱闘を繰り広げている。
ターゲットとなっているのは、ラシン・サンタンデールに所属する19歳の有望な左サイドバック、ホルヘ・サリナスだ。バルセロナのデコ・スポーツディレクターは、契約解除金以下の金額でサリナスを獲得しようと交渉を進めていた。しかし、そこへアトレティコ・マドリードのマテウ・アレマニー(元バルサSD)が介入し、サリナスに目を付けたのである。
アトレティコはアルバレスへのバルサの執拗な接触に腹を立てており、バルサの補強を妨害し、価格を釣り上げる目的でサリナス争奪戦に首を突っ込んだと見られている。かつてマルク・ククレジャやベルナルド・シウバの獲得を巡ってバルサとマドリードのクラブが牽制し合ったように、今回もサリナスという若手選手をダシにして、クラブ間の政治的な当てつけ合いが行われている。
(via Mundo Deportivo)
ルイス・エンリケの少年時代の恩師が語る、貧しい家庭環境と勝負強さの原点
現在パリ・サンジェルマンを率い、選手・監督として数々のタイトルを獲得してきたルイス・エンリケ。彼が少年時代を過ごしたヒホンでのエピソードを、当時の恩師であるホセ・マリア・フェルナンデス・デ・ブリト氏が回想した。
ルイス・エンリケは、ヒホンのプマリンという労働者階級の地区で育った。父親はトラック運転手、母親はお針子として働き、『食べるのには困らなかったが、人生を楽しむ余裕は全くない非常に貧しい家庭の長男だった』という。路地裏でボールを蹴る毎日の中で、彼は勉強よりもサッカーに熱中し、地元のフットサルクラブ「シェイトサ」でその才能を開花させた。
デ・ブリト氏は、『彼は試合中、更衣室からピッチへと続く階段を上るのが一番好きだった。そこには近所の人間が全員集まって彼を見ていたからだ』と、幼い頃から大舞台とプレッシャーを好む負けず嫌いな性格だったと語る。数え切れないほどのトロフィーを手にしてきたルイス・エンリケだが、彼の妻エレナさんによれば、今でも家で一番大切に磨いているのは、彼が1981年に子供の頃に初めて獲得したアストゥリアス州のフットサル大会の優勝トロフィーだという。
(via SPORT)
コンポステラ、昇格パレードの熱狂の中でスポーツ株式会社化への移行を発表
SDコンポステラが2部RFEFへの昇格を果たし、サンティアゴ・デ・コンポステーラの街はお祭り騒ぎとなった。選手、コーチングスタッフ、理事会メンバーを乗せた青と白に塗られた1981年製のレトロなバスが、オブラドイロ広場に到着し、ファンから熱狂的な歓迎を受けた。
選手たちは『100%ピチェレイロス(地元民)』と書かれたTシャツを着て市庁舎のバルコニーに立ち、ゴレッティ・サンマルティン市長から『わずか1年での歴史的な昇格』と祝福された。その後、一行はサンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂を訪れ、聖ヤコブ像にチームのマフラーを巻いて感謝の祈りを捧げた。
この祝賀ムードの中、クラブの幹部であるアントニオ・アグラサル氏から重大な発表が行われた。彼は『今日、我々はスポーツ上級委員会に対し、クラブをスポーツ株式会社(SAD)へ移行するための申請書を提出した』と宣言した。この法的・経営的な構造転換により、クラブの財政基盤を強化し、プロリーグへのさらなる復帰に向けたより強固なプロジェクトを築く狙いがある。
(via SPORT)
【本日の総括】
フリアン・アルバレスの移籍発言によりアトレティコとバルサの間に修復困難な亀裂が走り、FIFA提訴も辞さない強硬姿勢へと発展。一方でC・ロナウドの歴史的偉業とアンチへの反論、退場劇にブチギレて追放されたパラグアイ人記者、さらには内部崩壊寸前のセネガル代表やメキシコでの禁酒令発動など、W杯周辺はピッチ外での事件や舌戦でカオス状態に陥っています。また、エムバペのピッチ清掃員への指示や、ノルウェー代表発の「舟漕ぎ」の大流行など、選手たちの行動がSNSを通じて瞬時に世界的なミームとなる現代ならではの現象も際立った一日となりました。