フリアン・アルバレスの移籍願望発言とアトレティコ・マドリードの激怒
アルゼンチン代表のフリアン・アルバレスが、W杯のオーストリア戦勝利後に自身の去就について爆弾発言を行った。ミックスゾーンでマイクを握った彼は、『クラブの人たちとは話をした。移籍するのが全員にとって一番良いことだと思う。自分の夢を叶えたいんだ』と公言した。この「夢」という言葉は、彼が幼少期から憧れていたFCバルセロナでのプレーを指していると広く解釈されている。
この発言はアトレティコ・マドリードの首脳陣を激怒させた。クラブはアルバレスを2030年まで契約を残す非売品として扱っており、ライバルであるバルセロナへの売却は絶対に認めない方針を固めている。ミゲル・アンヘル・ヒル・マリンCEOは、『彼の発言は非常に残念だ。メッシやアルゼンチン代表の日であって、彼が話す日ではなかった』とタイミングの悪さを指摘したうえで、『FCバルセロナは我々を軽視している。我々を弱いか愚かだと思っているようだ。彼らは選手やメディア、そして自らのファンにも嘘をついている』と猛烈に批判した。アトレティコは、契約保護期間中にある選手と無断で交渉を行ったとして、バルセロナをFIFAに提訴する構えを見せている。
さらに、この騒動はSNS上のファンにも飛び火した。アルバレスがアルゼンチン代表の勝利を祝う投稿をした際、チームメイトでありディエゴ・シメオネ監督の息子であるジュリアーノ・シメオネがハートの絵文字をコメントした。これに対し、怒りの収まらないアトレティコファンから『プライドを持て』『何をしているんだ』とジュリアーノへの非難が殺到する事態となっている。クラブ側はアルバレスに対し、バルセロナへの移籍は不可能であると通達し、もし本人が移籍を強行するなら、アーセナルやパリ・サンジェルマンといったプレミアリーグや他国のクラブへの売却(ビクトル・ギョケレスを含むトレード案など)のみを検討するとしている。
(via SPORT)
(via MARCA)
(via ElDesmarque)
クリスティアーノ・ロナウド、批判を一蹴&メッシへの質問に不快感
ポルトガル代表のクリスティアーノ・ロナウドは、コンゴ民主共和国との初戦で不発に終わり、ポルトガル国内で大きな批判を浴びていた。「チームのイチ選手にすぎない」という若手ジョアン・ネヴェスの発言や、身内からの擁護も相まって周囲が騒がしくなる中、ウズベキスタン戦でロナウドは自らの足で雑音をかき消した。試合開始早々にジョアン・カンセロのクロスに合わせて先制点を奪うと、前半終盤にはブルーノ・フェルナンデスのスルーパスから見事な追加点を記録した。
この2ゴールにより、彼はW杯で通算10ゴール目に到達し、ポルトガルのレジェンドであるエウゼビオの記録を抜いて同国歴代トップに立った。さらに、2006年、2010年、2014年、2018年、2022年、そして2026年と、史上初となる「W杯6大会連続ゴール」という金字塔を打ち立てた。
試合終了後、カメラに向かって『俺は戻ってきたぞ!』と叫んだロナウドは、ミックスゾーンで『俺がもう引退したと思っていた奴らもいるだろう。本当に暗い一週間で、正直キツかったよ。でも俺は自分の仕事を信じているし、今まで通り持ちこたえた。俺はまだここにいる』とアンチを一蹴した。
一方で、記者会見ではライバルへの対抗心を隠さなかった。ある記者が質問の冒頭でリオネル・メッシの名前を出した瞬間、ロナウドは明らかに機嫌を損ね、『スペイン語で? まあいいだろう』と一度は応じかけたものの、すぐに別の記者に向かって『次、次、次の質問だ。質問の内容によっては答えないぞ』と遮り、メッシに関する話題を完全にシャットアウトした。
(via MARCA)
(via Mundo Deportivo)
パラグアイ人記者、W杯生放送でFIFA会長らを「泥棒」と呼び追放処分に
今大会からFIFAが導入した「口を手で覆って話すことを禁じる」という新ルールが、ピッチ外で大きな波紋を広げた。パラグアイ対トルコ戦において、パラグアイのミゲル・アルミロンが相手選手に向かって口を覆いながら話しかけたとして、このルールが適用され一発退場となった。
この判定に激高したのが、ABC Deportesのパラグアイ人コメンテーター、ホルヘ・チピ・ベラだった。彼はテレビの生放送中、判定を下したエルサルバドル人のイバン・バルトン主審と、FIFAのジャンニ・インファンティーノ会長を名指しして『泥棒』と罵り、『彼らはサッカーを殺している』と痛烈な批判を展開した。
この放送直後、FIFAは即座に重い処分を下した。ベラのW杯取材アクレディテーション(パス)を剥奪し、スタジアム内外を問わず今大会に関する一切の取材活動を禁止したのである。ベラは後日自身のSNSで、『自国の選手が退場になり、代表チームが不当な扱いを受けているというフラストレーションの中で、衝動的に不適切な表現を使ってしまった。私が言ったことは間違っていたし、責任は私にある。あの数秒間、私は良い模範ではなかった』と謝罪の声明を発表した。
(via Estadio Deportivo)
(via MARCA)
セネガル代表の内部崩壊危機、給与未払いや食事への不満が噴出
W杯グループリーグで苦戦が続くセネガル代表の周辺で、ピッチ外の深刻な内部問題が次々と表面化している。チームの指揮を執るパペ・ティアウ監督が、実は数ヶ月間正式な契約を結んでおらず、給与の遅配が続いているという異常な事態が発覚した。
さらに選手たちへの待遇も劣悪で、前回のアフリカネイションズカップの優勝ボーナスや、今回のW杯出場決定ボーナスがいまだに支払われていないことが判明した。金銭問題だけでなく、アメリカでの滞在環境に対する不満も爆発している。スポーツ・ニュース・アフリカの報道によると、セネガルサッカー連盟は専属シェフをニュージャージーのホテルに帯同させず、現地の食事環境が代表チームに相応しいものではなかった。そのため、一部の選手たちがホテルの食事を拒否し、自費で外に食事を買いに出るという事態にまで発展している。大会の真っただ中におけるこの惨状が、チームの士気に大きな影を落としている。
(via Estadio Deportivo)
(via SPORT)
メキシコシティ、W杯のチェコ戦に向けて「禁酒令」を発動
メキシコ政府は、W杯のグループリーグ第3戦メキシコ対チェコ共和国戦が開催される6月24日、首都メキシコシティの一部地域でアルコール販売を禁止する「ドライ・ロー(禁酒令)」を発動した。
この異例の措置の背景には、前週に行われた韓国戦の勝利後の大混乱がある。メキシコの勝利に歓喜した約40万人のファンが独立記念塔周辺に集結したが、路上飲酒が横行した結果、暴徒化した一部のファンが器物を破損し、メトロバスの屋根に登って破壊活動を行った。さらに祭りの後には約40トンものゴミが散乱するなど、治安と衛生面で深刻な問題を引き起こしていた。
今回発令された禁酒令により、午後3時から翌朝7時まで、スーパーマーケットや露店などでの未開封の酒類の販売が完全に禁止される。ただし、レストラン、ホテル、会員制クラブ、映画館など、ライセンスを持つ屋内施設で食事とともに提供されるアルコールについては例外として認められている。政府はこの措置により、公共の秩序を維持し、再び制御不能な群衆の暴走が起きるのを防ぐ狙いがある。
(via MARCA)
W杯中の「出産立ち会い」を巡る選手の選択とSNSでの大論争
W杯という大舞台と、新しい命の誕生。この二つの間で揺れる選手たちの選択が、ピッチ外で大きな議論を呼んでいる。
マンチェスター・シティに所属するベルギー代表のジェレミー・ドクは、第一子となる息子「プレイズ」の誕生に立ち会うため、代表キャンプを一時離脱してロンドンへ飛ぶ決断を下した。ベルギーサッカー連盟はこの離脱を快く許可したが、この行動に対して一部から批判の声が上がった。あるフランス人女性ジャーナリストが『出産において父親の役割は何も無いし、出産の光景は気持ち悪い。W杯に出場するサッカー選手は特権階級なのだから、ファンに尽くすべきだ』と発言したことで、SNS上で激しい論争が巻き起こった。
一方で、ノルウェー代表のDFレオ・オスティゴールは代表キャンプに留まることを選び、FaceTimeのビデオ通話を通じてパートナーの出産を見守った。彼は『完全に疲れ果てたけれど、本当に素晴らしい瞬間だった。彼女は信じられないような仕事をしてくれた。僕はあまり言葉をかけられなかったけれど、彼女をサポートすることだけはできた』と語っている。また、レアル・ベティスに所属するコロンビア代表のクチョ・エルナンデスも、子供の誕生の瞬間に立ち会わず、代表チームへの合流を優先する選択をしている。
(via Mundo Deportivo)
(via Esport3)
キュラソー代表チームドクター、「試合前の性行為推奨」のデマを完全否定
W杯で健闘を見せているカリブ海の小国キュラソー代表を巡り、思わぬデマが拡散され、チームドクターが公式に否定する騒動があった。
発端は、イギリスのタブロイド紙やイタリアのスポーツ紙などが、『キュラソー代表のメディカルチーフであるスザンヌ・フールマン医師が、長丁場のトーナメントにおける選手の心理的負担を軽減するため、選手たちがパートナーと同室に宿泊することを許可し、試合前の性行為を推奨している』と報じたことだった。
しかし、フールマン医師はこの報道に激怒し、声明を発表。『準備の一環として性行為を推奨したことなど一度もない。拡散された情報は事実無根であり、ジャーナリズムとしての検証も全くなされていない』と完全否定した。また、彼女の言葉として引用されたインタビュー自体が存在しない架空のものであると明言し、この記事を掲載した全てのメディアに対して、個人の尊厳とキュラソー代表の名誉を傷つけたとして、即時の訂正と明確な謝罪を要求している。
(via MARCA)
レアル・マドリードvsラ・リーガ、CVC協定を巡る法廷闘争の行方
レアル・マドリードとハビエル・テバス会長率いるラ・リーガの法廷闘争において、双方が異なる裁定を手にする慌ただしい一日となった。
最も重要な案件である「ラ・リーガと投資ファンドCVCとの資金提携合意(プラン・インプルソ)」を巡る裁判において、マドリード地方裁判所はレアル・マドリードとアスレティック・クラブの控訴を棄却した。裁判所は、CVCへの報酬は放映権の商業化にかかる費用であり、合意に参加しなかったクラブには影響を与えないとして、協定の合法性を支持した。この判決を受け、レアル・マドリードは『司法の判断を尊重するが、結論には深く同意できない。この判決はスペインのプロサッカー界の現在と未来にとって極めて重要な法的・経済的問題に十分な答えを出していない』と声明を発表し、最高裁判所へ上告することを明らかにした。
一方で、別の訴訟ではレアル・マドリードが勝訴を収めた。2022年、スーパーリーグ構想の立ち上げを理由に、ラ・リーガが放映権管理機関の会議からレアル・マドリードとFCバルセロナを締め出した件について、最高裁判所はラ・リーガ側の上告を退け、両クラブの参加権が侵害されたとする判決が確定した。テバス会長は自身のSNSで、CVC案件での勝利を強調しつつ、『何年にもわたり、圧力をかけ、不当な政治的影響力を利用しようとするやり方を我々は苦しんできた。裁判所が語るとき、作られた作り話は終わる』とレアル・マドリードを皮肉った。
(via SPORT)
(via Mundo Deportivo)
(via MARCA)
イケル・カシージャスの2010年W杯決勝着用ユニフォーム、博物館から紛失
マドリードのプエルタ・デル・ソルにあるサッカー史の展示施設「レジェンズ・ミュージアム」から、スペインサッカー界の歴史的至宝が姿を消した。
紛失したのは、2010年南アフリカW杯の決勝戦で、スペイン代表がオランダを下して初優勝を飾った際に、正GKのイケル・カシージャスが着用していたユニフォームである。火曜日に行われた館内の定期点検の際、いつもの展示場所にこのユニフォームが無いことが発覚した。
このユニフォームは、博物館を訪れるファンにとって最も写真を撮られる人気展示の一つであり、スペインスポーツ史における象徴的な価値を持つアイテムである。博物館側は事態を重く受け止め、直ちにセキュリティプロトコルを発動して調査を開始した。関係者は『この作品の歴史的・スポーツ的意義を鑑み、何が起きたのか状況を解明するために全力を尽くしている』と述べているが、現時点でどこへ消えたのか、盗難なのかどうかは不明のままである。
(via MARCA)
(via SPORT)
サバデルGK、昇格祝賀会での首相侮辱チャント扇動でヘイトクライム告発へ
CEサバデルの2部昇格を祝うイベントが、政治的な大騒動へと発展した。市庁舎のバルコニーで行われた祝賀会で、元ビジャレアルのGKディエゴ・フオリがマイクを握り、『ここで一つ言葉を言うから、思いついたことを返してくれ。ペドロ・サンチェス!』とファンを煽った。すると、集まった群衆の一部からスペインのサンチェス首相に対する侮辱的なチャントが沸き起こった。
この振る舞いに対し、サバデルの近隣住民協会連合(FAVS)は激怒し、フオリをヘイトクライム(憎悪犯罪)の疑いで裁判所に告発した。さらに市議会に対して、彼を「ペルソナ・ノン・グラータ(好ましからざる人物)」に指定するよう要求し、クラブにも厳重な懲戒処分を下すよう求めている。
この問題は国政にも波及し、政府のエルマ・サイス広報官は『サバデルのゴールキーパーに聞きたい。彼が言及した首相が、スポーツ奨学金を8倍に増やし、トップアスリートの年金保護を強化した人物であることを知っているのか』と苦言を呈した。フオリ本人は後日、『悪気のない冗談のつもりだった。歴史的なシーズンの祝賀ムードをこんな馬鹿げたことで汚してしまって申し訳ない』と公開謝罪を行った。
(via Estadio Deportivo)
(via MARCA)
(via ElDesmarque)
アメリカ代表フォラリン・バログンの奇跡的な誕生秘話
今大会、アメリカ代表のストライカーとして活躍し、パラグアイ戦でも見事なゴールを決めたフォラリン・バログン。彼のアメリカ国籍取得にまつわる、まるで映画のような誕生秘話が注目を集めている。
ナイジェリアの血を引く彼の母親はロンドンに住んでいたが、妊娠7ヶ月の時にニューヨークへ休暇旅行に訪れた。そしてイギリスへ帰国しようと空港へ向かった際、妊娠後期の搭乗に必要な医師の許可証を持っていなかったため、航空会社のスタッフから搭乗を拒否されてしまったのである。帰国できなくなった母親は、そのままニューヨークに滞在し、2001年の独立記念日の前日である7月3日にバログンを出産。その後、8月下旬になってようやく母子はロンドンへ帰還した。
この偶然のトラブルにより、バログンはアメリカの出生地主義によって国籍を取得した。彼はアーセナルの下部組織で育ち、イングランドのユース代表としてもプレーしたが、最終的には自らの出生地であるアメリカ代表を選択した。もしあの時、母親が予定通り飛行機に乗れていれば、アメリカ代表の強力なストライカーは誕生していなかった。皮肉なことに、ドナルド・トランプ氏が掲げる移民政策では、こうした短期滞在ビザでの出産による国籍付与を制限しようとしており、時代の変化を感じさせるエピソードとなっている。
(via SPORT)
スペイン代表、チャタヌーガの練習中に竜巻と雷雨の警報で緊急避難
アメリカ・テネシー州チャタヌーガのベイラー・スクールの施設で調整を行っていたスペイン代表に、突如として自然の脅威が襲いかかった。
練習開始からわずか20分後、ルイス・デ・ラ・フエンテ監督や選手、スタッフの携帯電話が一斉に鳴り響いた。画面には米国国立気象局からの緊急速報が表示され、『竜巻警報発令中。すぐに地下または安全な建物の最下層に避難してください。窓から離れ、風で飛ばされる破片から身を守ってください』という恐ろしい警告文が記されていた。
同時に空は暗くなり、猛烈な雷雨と強風が吹き荒れ始めた。規定により、半径16キロ以内で落雷が確認された場合は30分間ピッチでの活動が禁止されるため、デ・ラ・フエンテ監督の指示でチームは急遽練習を打ち切り、全員が走って屋内のジムへと避難した。緊迫した状況だったが、マルティン・スビメンディが笑顔で走る姿や、ファビアン・ルイスが強風で大きく揺れる木々をスマホで撮影する様子など、選手たちは比較的落ち着いてこのハプニングに対処していた。
(via Estadio Deportivo)
(via Mundo Deportivo)
フランス代表エムバペ、水没したピッチの清掃員に「指示出し」して話題に
フィラデルフィアで行われたフランス対イラクの試合は、激しい雷雨の影響でハーフタイムに2時間以上も中断されるという異常事態となった。
大量の雨によりピッチのあちこちに巨大な水たまりができ、試合の続行が危ぶまれる中、スタジアムの清掃員たちが総出でトンボやブラシを使って懸命に排水作業を行っていた。すると、すでにこの試合でゴールを決めていたフランス代表のキャプテン、キリアン・エムバペが作業中の彼らの元へ歩み寄った。
エムバペは清掃員たちに挨拶をすると、身振り手振りを交えながらピッチを指さし、「ここの水をあっちへ掻き出すんだ」とばかりに作業の具体的な指示を出し始めたのである。この思いがけないシーンはテレビカメラに捉えられ、SNSで瞬く間に拡散。ファンからは『エムバペが臨時のグラウンドキーパーに就任した』『監督の次はスタジアム管理も始めたぞ』と面白おかしくコメントされ、大雨による疲労感を和ませる微笑ましい一幕となった。
(via ElDesmarque)
スペイン代表選手たちのスパイクに込められた家族やルーツへの想い
W杯という大舞台を駆けるスペイン代表選手たちの足元には、それぞれのアイデンティティや大切にしている想いがデザインされている。
最も目を引くのはラミン・ヤマルのスパイクだ。彼を支える両親のルーツを称え、母親の母国である赤道ギニアと、父親の母国であるモロッコの国旗が刺繍されている。ニコ・ウィリアムズのスパイクには、敬愛する兄イニャキと父フェリックスの名前が刻まれ、さらに地元の友人たちを意味する「盗賊」という言葉と、忍者のアイコン、音符のマークがあしらわれている。ペドリのスパイクには「家族」という言葉と、故郷カナリア諸島を象徴するバナナのアイコンがデザインされている。
他にも個性的なデザインが並ぶ。エリック・ガルシアは自身の屈強さから例えられる「サイ」のマークを入れ、ビクトル・ムニョスはその圧倒的なスピードを示す「稲妻」のアイコンを刻んでいる。ボルハ・イグレシアスは彼のトレードマークである「パンダ」、ダニ・オルモは自身のゴールパフォーマンスである時計を指差すポーズの写真をプリントしている。マルコス・ジョレンテはスペイン国旗とともに「愛」という言葉を入れ、ペドロ・ポロは最愛の祖母マリ・カルメンの名前を刻んで共にピッチに立っている。
(via MARCA)
デポルティーボ、正式名称をガリシア語の「Deportivo de A Coruña」に変更
スペインサッカー界の古豪、デポルティーボが、クラブのアイデンティティを地元の言語に合わせる歴史的な決定を下した。
クラブは臨時株主総会を開催し、これまで使用してきたカスティーリャ語(スペイン語)由来の名称から、ガリシア語の公式地名を採用した「Real Club Deportivo de A Coruña」へと正式な社会名称を変更することを満場一致で可決した。この決定に先立ち、ソシオ(会員)を対象とした拘束力のあるアンケートが実施されており、投票者の約80%がこの変更に賛成していた。
この名称変更は、長年ガリシアの独自性を重んじるサポーターたちが待ち望んでいたものだった。デポルティーボのペーニャ(ファンクラブ)連合は『長年の努力と情熱がこの歴史的な日を可能にした』と喜びを爆発させた。さらに、同じガリシア州を本拠地とし、最大のライバルであるセルタ・デ・ビーゴの公式SNSも『我々の言語にとっての新たな一歩。この勝利を祝おう』と異例の祝福メッセージを送った。ア・コルーニャのイネス・レイ市長も『街の公式名称はA Coruñaであり、クラブがそれに合わせるのは極めてポジティブなことだ』と語り、街全体でこの変更を歓迎している。
(via SPORT)
(via MARCA)
セビージャFCの内紛、元会長と大株主がクラブ売却に向けた休戦協定で合意
深刻な経営権争いにより法廷闘争が泥沼化していたセビージャFCのフロント内部で、急転直下の動きがあった。ホセ・マリア・デル・ニド・ベナベンテ元会長と、現在の会長を支えるカストロ、アレス、カリオンといった大株主の家族たちが、互いの訴訟を停止することで口頭合意に達した。
この突然の休戦の理由は、クラブの「売却」である。両陣営は、公の場での罵り合いや絶え間ない裁判沙汰がクラブの信用を失墜させ、真剣な投資家や買い手を遠ざけてしまうことを危惧した。そのため、クラブ売却という共通の目標に向けて、少なくとも民事および商事における法廷闘争を一時的に凍結することで合意したのである。
しかし、この動きに激しく反発したのが、小口株主で構成されるグループ「Accionistas Unidos」だ。彼らは外国資本への身売りを徹底して拒否しており、SNSを通じて『2019年の“金のための協定”から、今回は“クラブ売却のための協定”だ。お前たちはクラブを法廷で麻痺させ、経済を血まみれにしてきた。もう邪魔をするな!辞任してクラブをセビジスタ(ファン)の手に委ねろ!』と、怒りに満ちた声明を発表している。
(via Estadio Deportivo)
(via ElDesmarque)
前セビージャ監督アルメイダを退場させた審判3名が揃って降格
昨シーズンのラ・リーガで、セビージャの監督を務めていたマティアス・アルメイダは、度重なる不可解な判定に激しく抗議し、最終的に7試合のベンチ入り禁止処分を受け、そのままチームを去ることになった。しかし、彼を苦しめた審判たちに、今シーズン思わぬ形で「カルマの裁き」が下った。
スペインサッカー連盟の審判技術委員会(CTA)は来季の審判編成を発表し、アルメイダと衝突した3人の審判員を揃ってプリメーラ(1部)から降格、またはVAR専任へ異動させた。
一人目は、アラベス戦でアルメイダを退場させたイオス・ガレチ・アペステギア。彼は昇格したばかりだったが、不可解な判定を連発して1年でセグンダへ降格となった。二人目は、レアル・マドリード戦でハーフタイムに彼を退場させたアレハンドロ・ムニス・ルイス。彼もVAR担当へと異動になった。そして最も驚きを与えたのが、バレンシア戦のハーフタイム通路でアルメイダと激しく口論したベテラン国際審判のギジェルモ・クアドラ・フェルナンデスの降格である。この時、アルメイダは副審の女性グアダルーペ・ポラスへ性差別的な発言をしたとして警告を受けていた。セビージャのファンからは、『遅れてやってきた神の正義だ』と囁かれている。
(via Estadio Deportivo)
(via ElDesmarque)
ネイマール、自身のプレミアムワインブランドを発表
ブラジル代表のネイマールが、ピッチ外で新たなビジネスベンチャーを立ち上げた。彼は自身の名を冠したプレミアムワインブランド『Le Prince(ル・プランス)』を発表した。
このブランドは、伝統、洗練、そして革新の融合をコンセプトとしており、チリ、スペイン、フランスなど世界中から厳選された6種類のワインで構成されている。ワインの選定には、ワイン界の最高峰の資格であるマスター・オブ・ワインの称号を持つブラジル人、ディルセウ・ビアンナ・ジュニオールがアドバイザーとして参加している。また、スペインの権威あるファウスティーノ・ワイナリーとも提携し、リオハ産のワイン「Le Prince by Faustino Crianza 2002」もラインナップに含まれている。
ネイマールと彼の父親が推進するこのプロジェクトは、熟練のワイン愛好家だけでなく、ワインを飲み始めたばかりの若い世代にもワイン文化を広めることを目的としている。先日ブラジルで開催されたラテンアメリカ最大級の食品見展示会でお披露目され、高級感あふれるデザインと品質で注目を集めている。
(via Mundo Deportivo)
マルコス・ジョレンテ、娘のための「電磁波・スクリーンなし」の学校建設構想を披露
アトレティコ・マドリードのマルコス・ジョレンテが、ポッドキャスト番組『Acento Noor』に出演し、自身が考える理想の教育環境を実現するための学校建設プロジェクトを構想していると明かした。
彼が計画しているのは、自身の娘を含む6歳までの幼児を対象とした学校だ。『自然光がたっぷり入り、屋外でのアクティビティが多く、電磁波から保護された環境にしたい。iPadなどのスクリーンは一切置かず、昔ながらのおもちゃで遊ばせるんだ』と、独自の哲学を語った。さらに、提供する食事の質や「毒素の排除」にも徹底的にこだわるという。
ジョレンテはこれまでにも、ブルーライトカットの黄色いサングラスの着用や、原始時代の食生活を模したパレオダイエットの推奨、カロリー計算の否定など、独自の健康法を公言してきた。今回の「電磁波からの保護」という発言についても、日常的な電磁波の被曝が健康に悪影響を与えるという科学的コンセンサスは得られていないため、彼の極端な健康志向に対してSNS上で再び議論と批判を呼んでいる。
(via MARCA)
アイタナ・ボンマティ、アメリカでのキャンプ開催と海外移籍の可能性
女子バロンドールを3度受賞しているFCバルセロナのアイタナ・ボンマティが、アメリカのサンディエゴとロサンゼルスで、自身初となる海外でのサッカーキャンプを開催した。現地の子供たちと交流した彼女は、『地球の裏側に来て、私たちのやっていることが届いているのを見るのは言葉にならない。今日という日を一生忘れない』と感動を口にした。また、MLBサンディエゴ・パドレスの試合では始球式も務めた。
インタビューでは、アレクシア・プテジャスやマピ・レオンといった長年のチームメイトがバルサを去っていく現状について問われ、『サッカーでは常に変化がある。それが人生の法則。私もいつかその時が来るかもしれないけれど、バルサは自分たちのアイデンティティを持ち続ける』と冷静に受け止めた。
さらに、自身の将来について聞かれると、『将来、メキシコやアメリカでプレーすることを除外することはできない。絶対に無いとは決して言わない。ただ、今はバルサに集中しているし、契約もある』と答え、将来的にはスペインを離れて海外のリーグでプレーする可能性も視野に入れていることを明かした。
(via SPORT)
(via MARCA)
イニャキ・ペーニャ、14年過ごしたバルサへ感動の別れメッセージ
ギリシャのパナシナイコスへの完全移籍が発表されたGKイニャキ・ペーニャが、自身のInstagramを通じて、14年間を過ごしたFCバルセロナへの感動的なお別れのメッセージを綴った。
ペーニャは、少年時代からトップチームでの出場に至るまでの自身のハイライト動画とともに、『2012年、緊張と大きな夢を抱いてマシアにやってきた。良い日もあれば、静かに学ばされる日もあったけれど、ここでGKとして、そして何より人として成長できた』と振り返った。
さらに、『バルサのゴールを守ることは大きな責任であり誇りだった。そして、目立たないところで働いて、このクラブを機能させてくれている全ての人たちにも感謝したい。さよならを言うのはいつも辛いけれど、バルサは僕の人生の半分を過ごした家だ。たくさんの思い出と学んだこと、そして出会った人たちを胸に旅立つよ』と、クラブスタッフやファンへの深い感謝の意を表した。ペーニャはアテネで正GKとしての地位を確立するため、新たな挑戦に臨む。
(via SPORT)
(via Mundo Deportivo)
マドリードの高層ビルで火災、有毒な煙で作業員が避難
マドリード北部のビジネス街にそびえ立つ4つの超高層ビル「クアトロ・トーレス」の一つ、トーレ・モエベ(旧セプサタワー、高さ248メートル)で火災が発生した。
午後5時15分頃、25階にある電気設備室から爆発音とともに火の手が上がり、巨大な黒い煙の柱が立ち上った。煙はマドリード市内の各地から目撃され、騒然となった。ビル内には警報が鳴り響き、内部で働いていた作業員やオフィスワーカーらが緊急避難を余儀なくされた。
マドリード市消防局が急行して消火にあたり、火はすぐにコントロールされたが、有毒な煙を吸い込んだ作業員2名が軽傷を負い、パニック発作を起こした通行人の女性1名が救急隊の治療を受けた。ビルの周辺は落下物の危険があるとして警察によって広範囲にわたり封鎖された。アマンシオ・オルテガ氏の投資会社が所有するこのビルでは、わずか半年ほど前にも地下の変圧器で火災が起きたばかりだった。
(via Mundo Deportivo)
(via MARCA)
ノルウェー代表の「バイキングの舟漕ぎ」パフォーマンスがアメリカの街中で大流行
W杯でグループリーグ突破を決めたノルウェー代表が、ピッチ外でもアメリカのファンを熱狂させている。セネガル戦の勝利後、選手たちはスタジアムの芝生に座り込み、キャプテンのマルティン・ウーデゴールが叩く太鼓のリズムに合わせて、全員でオールを漕ぐ動きを模した「バイキングの舟漕ぎ(Viking Row)」のセレブレーションを披露した。
選手とスタンドのサポーターが完全にシンクロしたこの壮大な光景は、瞬く間にSNSで拡散された。このパフォーマンスは大会の枠を超えて大流行し、ニューヨークのタイムズスクエアやボストンの駅のエスカレーターなどで、ノルウェーのユニフォームを着たファンたちが集団で舟を漕ぐ様子が次々と動画で投稿されている。
さらにこの熱狂はノルウェー本国にも届き、国会議事堂で政治家たちが代表チームへの支援を示すために揃って舟を漕ぐという異例の事態にまで発展している。2016年のEUROでアイスランド代表が見せた「バイキング・クラップ」に続く、新たな北欧発のアイコニックなセレブレーションとして世界中の注目を集めている。
(via Esport3)
(via ElDesmarque)
(via MARCA)
シャキラ、W杯公式ソングのスペイン語版をコロンビア戦で初披露へ
コロンビアが誇る世界的ポップスターのシャキラが、W杯の熱狂をさらに盛り上げるサプライズを発表した。現在、ナイジェリアのバーナ・ボーイとコラボレーションしたW杯公式ソングの英語版『Dai Dai』が大ヒットしているが、彼女はコロンビア対コンゴ民主共和国戦のテレビ放送に合わせて、待望のスペイン語バージョンを世界初公開することを明かした。
ダラスで行われたアルゼンチン対オーストリア戦を息子たちと観戦したシャキラは、メッシの活躍に感銘を受け、SNSで『あなたが家族や国、そして全てのラテン系の人々のために成し遂げていることをとても誇りに思う。あなたの献身は多くの人の模範だわ。輝き続けて!』と熱いメッセージを送った。
また、別のポッドキャスト番組では、最近のツアーで自身の曲『Pies descalzos』をスペイン語でカバーしたデュア・リパについて言及し、『彼女はスペイン語を完璧に話すし、本当に素晴らしい。ぜひ彼女とコラボレーションしたいわ』と、次なる世界的ヒット曲の構想を覗かせている。
(via MARCA)
(via SPORT)
ユーチューバーのホセ・エリアス、バルサ会長選出馬への野心を語る
冷凍食品チェーン「La Sirena」のオーナーであり、大富豪のユーチューバーとしても知られる実業家のホセ・エリアスが、将来的なFCバルセロナ会長選への出馬に向けた野心を隠さず語った。
彼は2021年の会長選挙において、ジョアン・ラポルタ会長が必要とした巨額の資金保証(アバル)の拠出に協力したキーマンの一人である。インタビューの中でエリアスは、『ラポルタはもう再選できないから、バルサは孤児のようになる。だから今が良いタイミングだと思う』と、次の選挙を見据えていることを明言した。
さらに、『ただ出馬するだけではなく、カルレス・プジョルやジェラール・ピケのような素晴らしいチームを連れてくる必要がある』と、具体的なレジェンドの名前を挙げて青写真を語った。また、以前レアル・マドリードの会長選に出馬した友人エンリケ・リケルメと共に食事をした際、『片方がバルサの会長になり、もう片方がマドリードの会長になったら面白いな、と空想したことがある』という豪快なエピソードも披露している。
(via SPORT)
(via Mundo Deportivo)
アルゼンチン人記者、メッシと手を握り合って歓喜し「人生最高の写真」と感動
アルゼンチン対オーストリア戦で、ジャーナリストにとって夢のような瞬間が訪れた。リオネル・メッシが歴史的な2ゴール目を決めた直後、感情を爆発させたメッシはピッチを飛び出し、あろうことか記者席の付近に駆け寄ってきた。
そこで待機していたTyC Sportsのジャーナリスト、ホアキン・ブルーノは、我を忘れてメッシに向かって叫んだ。するとメッシはブルーノの顔を見て彼の手を力強く握りしめ、共にゴールを喜び合ったのである。
試合後、ブルーノは興奮冷めやらぬ様子で『これは僕の人生で最高の写真であり、ジャーナリストとして最高の瞬間だ。隣の記者を押しのけて、代表のゴールを叫んだ僕の反応のおかげでこの奇跡が起きた』と振り返った。さらに、『妻に、いくらお金をかけてもいいから、大きくて立派な額縁でこの写真を飾ってほしいと頼んだ。4歳の息子はメッシの熱狂的なファンだから、この写真を毎日見せるつもりだ』と語り、史上最高の選手から贈られた一生の宝物に感激しきりだった。
(via Mundo Deportivo)
イバイ・ジャノス、「大金を払ってでもマドリードで見たい」バルサの選手を告白
スペインの超人気ストリーマーであるイバイ・ジャノスが、ライブ配信中にライバルクラブの若き至宝に対する溢れんばかりの称賛を口にし、話題を呼んでいる。
アルゼンチンの配信者La Cobraとの対談で、スペイン代表がサウジアラビアに大勝した試合について語っていたイバイは、ラミン・ヤマルの名前を挙げた。熱狂的なレアル・マドリードのファンであるイバイだが、『彼がレアル・マドリードの白いユニフォームを着てプレーするのを見るためなら、大金を払ってもいい』と、本音を漏らしたのである。
ヤマルは生粋のバルセロニスタであり、彼がレアル・マドリードへ移籍することは100%不可能に近い。しかし、ライバルチームの熱烈なファンであり、影響力のあるイバイにすら「大金を払ってでも欲しい」と言わしめるほど、現在のヤマルの圧倒的なパフォーマンスと若さに似合わぬ成熟度が凄まじいことを象徴する発言として、SNS上で大きな反響を呼んでいる。
(via ElDesmarque)
ガイスカ・メンディエタ、解説中の「ケンペス見間違い」批判にSNSで皮肉の反論
W杯のアルゼンチン対オーストリア戦でスペイン国営放送(RTVE)の解説を務めていた元バレンシアのレジェンド、ガイスカ・メンディエタが、思わぬ批判の的となり、SNSで反論する事態となった。
試合中、スタジアムの国際映像のカメラが観客席にいる元バレンシアの英雄でありアルゼンチンのレジェンド、マリオ・ケンペスを映し出した。しかし、解説陣はケンペスに触れることなく、まるで別人のスポーツ選手について話しているような実況を続けた。これを見たバレンシアのファンたちはSNSで『クラブのレジェンドの顔も忘れたのか』とメンディエタを猛烈に批判した。
翌日、メンディエタはこの騒動について自身のSNSで説明。『すぐに批判の引き金を引く人たちへ。テレビで配信されている映像と、我々がスタジアムで実況しているモニターの映像は同じじゃないんだ。家ではケンペスが見えていたかもしれないが、我々のモニターにはNFLのトニー・ロモとNBAのジノビリが映っていたんだよ』と皮肉交じりに反論し、バレンシアファンからの「故意に無視した」という陰謀論をバッサリと切り捨てた。
(via ElDesmarque)
FIFA会長インファンティーノ、W杯の給水タイム導入を「暑さ対策」と徹底擁護
W杯の全試合で導入されている「給水タイム(クーリングブレイク)」について、試合のテンポを崩すとして監督やファンから批判が相次いでいる中、FIFAのジャンニ・インファンティーノ会長がこの制度を強く擁護した。
インファンティーノ会長はインタビューで、『テレビ放送の広告枠を増やすための商業的な理由だという疑いがあるようだが、我々FIFAはこれによって一銭も得ていない。純粋なスポーツと健康上の問題だ』と反論した。
さらに、『あるスタジアムでは暑いから休憩が取れて、別のスタジアムでは涼しいから休憩が取れないというのは、コンディションに不公平が生じる。だから全試合で導入しているんだ』と説明。また、極端な暑さではなかったチャンピオンズリーグ決勝でも給水タイムが実施されたことを引き合いに出し、『誰も何も文句を言わなかったではないか。W杯は39日間で8試合をこなす過酷な日程だ。選手が休む時間を確保するのは非常に重要だ』と正当性を強調した。
(via Estadio Deportivo)
(via Mundo Deportivo)
ラシン・サンタンデールの若手DFを巡るバルサとアトレティコの場外乱闘
フリアン・アルバレスの移籍を巡って冷戦状態にあるFCバルセロナとアトレティコ・マドリードが、今度は全く別の若手選手の獲得を巡って場外乱闘を繰り広げている。
ターゲットとなっているのは、ラシン・サンタンデールに所属する19歳の有望な左サイドバック、ホルヘ・サリナスだ。バルセロナのデコ・スポーツディレクターは、契約解除金以下の金額でサリナスを獲得しようと交渉を進めていた。しかし、そこへアトレティコ・マドリードのマテウ・アレマニー(元バルサSD)が介入し、サリナスに目を付けたのである。
アトレティコはアルバレスへのバルサの執拗な接触に腹を立てており、バルサの補強を妨害し、価格を釣り上げる目的でサリナス争奪戦に首を突っ込んだと見られている。かつてマルク・ククレジャやベルナルド・シウバの獲得を巡ってバルサとマドリードのクラブが牽制し合ったように、今回もサリナスという若手選手をダシにして、クラブ間の政治的な当てつけ合いが行われている。
(via Mundo Deportivo)
ルイス・エンリケの少年時代の恩師が語る、貧しい家庭環境と勝負強さの原点
現在パリ・サンジェルマンを率い、選手・監督として数々のタイトルを獲得してきたルイス・エンリケ。彼が少年時代を過ごしたヒホンでのエピソードを、当時の恩師であるホセ・マリア・フェルナンデス・デ・ブリト氏が回想した。
ルイス・エンリケは、ヒホンのプマリンという労働者階級の地区で育った。父親はトラック運転手、母親はお針子として働き、『食べるのには困らなかったが、人生を楽しむ余裕は全くない非常に貧しい家庭の長男だった』という。路地裏でボールを蹴る毎日の中で、彼は勉強よりもサッカーに熱中し、地元のフットサルクラブ「シェイトサ」でその才能を開花させた。
デ・ブリト氏は、『彼は試合中、更衣室からピッチへと続く階段を上るのが一番好きだった。そこには近所の人間が全員集まって彼を見ていたからだ』と、幼い頃から大舞台とプレッシャーを好む負けず嫌いな性格だったと語る。数え切れないほどのトロフィーを手にしてきたルイス・エンリケだが、彼の妻エレナさんによれば、今でも家で一番大切に磨いているのは、彼が1981年に子供の頃に初めて獲得したアストゥリアス州のフットサル大会の優勝トロフィーだという。
(via SPORT)
コンポステラ、昇格パレードの熱狂の中でスポーツ株式会社化への移行を発表
SDコンポステラが2部RFEFへの昇格を果たし、サンティアゴ・デ・コンポステーラの街はお祭り騒ぎとなった。選手、コーチングスタッフ、理事会メンバーを乗せた青と白に塗られた1981年製のレトロなバスが、オブラドイロ広場に到着し、ファンから熱狂的な歓迎を受けた。
選手たちは『100%ピチェレイロス(地元民)』と書かれたTシャツを着て市庁舎のバルコニーに立ち、ゴレッティ・サンマルティン市長から『わずか1年での歴史的な昇格』と祝福された。その後、一行はサンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂を訪れ、聖ヤコブ像にチームのマフラーを巻いて感謝の祈りを捧げた。
この祝賀ムードの中、クラブの幹部であるアントニオ・アグラサル氏から重大な発表が行われた。彼は『今日、我々はスポーツ上級委員会に対し、クラブをスポーツ株式会社(SAD)へ移行するための申請書を提出した』と宣言した。この法的・経営的な構造転換により、クラブの財政基盤を強化し、プロリーグへのさらなる復帰に向けたより強固なプロジェクトを築く狙いがある。
(via SPORT)
【本日の総括】
フリアン・アルバレスの移籍発言によりアトレティコとバルサの間に修復困難な亀裂が走り、FIFA提訴も辞さない強硬姿勢へと発展。一方でC・ロナウドの歴史的偉業とアンチへの反論、退場劇にブチギレて追放されたパラグアイ人記者、さらには内部崩壊寸前のセネガル代表やメキシコでの禁酒令発動など、W杯周辺はピッチ外での事件や舌戦でカオス状態に陥っています。また、エムバペのピッチ清掃員への指示や、ノルウェー代表発の「舟漕ぎ」の大流行など、選手たちの行動がSNSを通じて瞬時に世界的なミームとなる現代ならではの現象も際立った一日となりました。
デスクコメント
戦術デスク
配置と起用法から読む
フリアン・アルバレスの移籍願望発言は、単なる個人の希望を超え、アトレティコの戦術的基盤を揺るがす事態です。シメオネ監督が構築してきた強固な規律と、選手個人のキャリア志向が衝突した際、チームの結束力は脆くも崩れ去るリスクを孕んでいます。特に、戦術的な歯車として機能していた選手が公然と離脱を口にすることは、ピッチ上の配置や役割分担に即座に悪影響を及ぼします。クラブが非売品と断言する背景には、代わりの駒を見つける困難さと、戦術的連続性を維持したいという切実な意図が見て取れます。
クラブ動向デスク
フロントとクラブの空気を追う
アトレティコとバルセロナの対立は、単なる移籍交渉の枠を超え、クラブ間の信頼関係を根底から破壊する政治的紛争へと発展しています。ヒル・マリンCEOの激怒は、バルセロナの強引な手法に対する長年の不信感が頂点に達した結果でしょう。SNSでのファン同士の衝突や、ジュリアーノ・シメオネへの非難に見られるように、この騒動はクラブのアイデンティティを巡る感情的な対立を煽っています。フロントが強硬姿勢を崩さないのは、クラブの尊厳を守るというメッセージを内外に示す必要があるからです。
移籍・契約デスク
契約・補強・登録を整理する
アルバレスの契約は2030年まで残っており、アトレティコが主導権を握っているのは明白です。バルセロナへの移籍を「不可能」と断じるのは、単なる感情論ではなく、契約保護期間中の無断交渉というFIFA規定違反を盾にした現実的な防衛策です。トレード案の浮上は、クラブが戦力ダウンを最小限に抑えつつ、経済的合理性を追求しようとする苦肉の策と言えます。今後、この移籍騒動が法廷闘争に発展すれば、選手の市場価値や登録枠の運用にも長期的な影響を及ぼすことは避けられません。