フランス代表エムバペ、水没したピッチの清掃員に「指示出し」して話題に
フィラデルフィアで行われたフランス対イラクの試合は、激しい雷雨の影響でハーフタイムに2時間以上も中断されるという異常事態となった。
大量の雨によりピッチのあちこちに巨大な水たまりができ、試合の続行が危ぶまれる中、スタジアムの清掃員たちが総出でトンボやブラシを使って懸命に排水作業を行っていた。すると、すでにこの試合でゴールを決めていたフランス代表のキャプテン、キリアン・エムバペが作業中の彼らの元へ歩み寄った。
エムバペは清掃員たちに挨拶をすると、身振り手振りを交えながらピッチを指さし、「ここの水をあっちへ掻き出すんだ」とばかりに作業の具体的な指示を出し始めたのである。この思いがけないシーンはテレビカメラに捉えられ、SNSで瞬く間に拡散。ファンからは『エムバペが臨時のグラウンドキーパーに就任した』『監督の次はスタジアム管理も始めたぞ』と面白おかしくコメントされ、大雨による疲労感を和ませる微笑ましい一幕となった。
(via ElDesmarque)
スペイン代表選手たちのスパイクに込められた家族やルーツへの想い
W杯という大舞台を駆けるスペイン代表選手たちの足元には、それぞれのアイデンティティや大切にしている想いがデザインされている。
最も目を引くのはラミン・ヤマルのスパイクだ。彼を支える両親のルーツを称え、母親の母国である赤道ギニアと、父親の母国であるモロッコの国旗が刺繍されている。ニコ・ウィリアムズのスパイクには、敬愛する兄イニャキと父フェリックスの名前が刻まれ、さらに地元の友人たちを意味する「盗賊」という言葉と、忍者のアイコン、音符のマークがあしらわれている。ペドリのスパイクには「家族」という言葉と、故郷カナリア諸島を象徴するバナナのアイコンがデザインされている。
他にも個性的なデザインが並ぶ。エリック・ガルシアは自身の屈強さから例えられる「サイ」のマークを入れ、ビクトル・ムニョスはその圧倒的なスピードを示す「稲妻」のアイコンを刻んでいる。ボルハ・イグレシアスは彼のトレードマークである「パンダ」、ダニ・オルモは自身のゴールパフォーマンスである時計を指差すポーズの写真をプリントしている。マルコス・ジョレンテはスペイン国旗とともに「愛」という言葉を入れ、ペドロ・ポロは最愛の祖母マリ・カルメンの名前を刻んで共にピッチに立っている。
(via MARCA)
デポルティーボ、正式名称をガリシア語の「Deportivo de A Coruña」に変更
スペインサッカー界の古豪、デポルティーボが、クラブのアイデンティティを地元の言語に合わせる歴史的な決定を下した。
クラブは臨時株主総会を開催し、これまで使用してきたカスティーリャ語(スペイン語)由来の名称から、ガリシア語の公式地名を採用した「Real Club Deportivo de A Coruña」へと正式な社会名称を変更することを満場一致で可決した。この決定に先立ち、ソシオ(会員)を対象とした拘束力のあるアンケートが実施されており、投票者の約80%がこの変更に賛成していた。
この名称変更は、長年ガリシアの独自性を重んじるサポーターたちが待ち望んでいたものだった。デポルティーボのペーニャ(ファンクラブ)連合は『長年の努力と情熱がこの歴史的な日を可能にした』と喜びを爆発させた。さらに、同じガリシア州を本拠地とし、最大のライバルであるセルタ・デ・ビーゴの公式SNSも『我々の言語にとっての新たな一歩。この勝利を祝おう』と異例の祝福メッセージを送った。ア・コルーニャのイネス・レイ市長も『街の公式名称はA Coruñaであり、クラブがそれに合わせるのは極めてポジティブなことだ』と語り、街全体でこの変更を歓迎している。
(via SPORT)
(via MARCA)
セビージャFCの内紛、元会長と大株主がクラブ売却に向けた休戦協定で合意
深刻な経営権争いにより法廷闘争が泥沼化していたセビージャFCのフロント内部で、急転直下の動きがあった。ホセ・マリア・デル・ニド・ベナベンテ元会長と、現在の会長を支えるカストロ、アレス、カリオンといった大株主の家族たちが、互いの訴訟を停止することで口頭合意に達した。
この突然の休戦の理由は、クラブの「売却」である。両陣営は、公の場での罵り合いや絶え間ない裁判沙汰がクラブの信用を失墜させ、真剣な投資家や買い手を遠ざけてしまうことを危惧した。そのため、クラブ売却という共通の目標に向けて、少なくとも民事および商事における法廷闘争を一時的に凍結することで合意したのである。
しかし、この動きに激しく反発したのが、小口株主で構成されるグループ「Accionistas Unidos」だ。彼らは外国資本への身売りを徹底して拒否しており、SNSを通じて『2019年の“金のための協定”から、今回は“クラブ売却のための協定”だ。お前たちはクラブを法廷で麻痺させ、経済を血まみれにしてきた。もう邪魔をするな!辞任してクラブをセビジスタ(ファン)の手に委ねろ!』と、怒りに満ちた声明を発表している。
(via Estadio Deportivo)
(via ElDesmarque)