マドリーが狙うコナテの悲痛な告白

レアル・マドリードのフロレンティーノ・ペレスが補強の目玉として名を挙げているリヴァプールのフランス代表DFイブラヒマ・コナテが、自身が重いうつ病と闘っていたことをフランスのラジオ番組で赤裸々に告白した。

悲劇の始まりは2025年夏、チームメイトであり隣人でもあったディオゴ・ジョタが交通事故で亡くなったことだった。コナテは『ロサンゼルスにいる時に訃報を聞いて信じられなかった。今でも受け入れるのに苦労している。彼のロッカーはそのまま残っていて、毎日の練習で彼がまだ一緒にいるように感じる。彼は名声に興味がなく、ただ家族や仲間と幸せに過ごしたいだけの素晴らしい男だった』と友を偲んだ。この悲しみに加え、2026年の初めには長く闘病していた自身の父親も亡くなり、コナテは精神的に完全に崩壊してしまったという。

『何もかもに興味を失ってしまった。父が入院していた時、実家に帰ってサッカーを辞めるべきか本気で悩んだ。でもチームは僕を必要としていたし、誰に相談していいか分からず全てを自分の中に抱え込んでしまった。うつ病はお金があるとかないとか関係ない。心が侵され、脳に行き、体全体を乗っ取られてしまう深い病気なんだ。だからこそ、みんなには周りの人に話すことを勧める。隠してはいけない』と、サッカー界におけるメンタルヘルスの重要性を強く訴えかけている。

(via MARCA)

ラージョGKダニ・カルデナスもうつ病を告白

ラージョ・バジェカーノのGKダニ・カルデナスもまた、精神的な闇に落ちていた過去を告白した。ラージョに加入後、控えという副次的な役割に馴染めず、ピッチ外の日常生活にまで深刻な影響が出たという。

『気分が落ち込んで、どこにも行きたくなかった。ただ一人になりたかったし、泣きたかった。それが現実だった』と当時の苦悩を振り返ったカルデナス。彼を救ったのは妻の言葉だった。『彼女が毎日苦しむ僕を見て「こんな状態を続けるわけにはいかない。これはうつ病だから、前に進まないと」と言ってくれたんだ』。この一言をきっかけに心理士など専門家の助けを借り、精神的な成熟を手に入れたという。

またカルデナスは、敗れたカンファレンスリーグ決勝後のサポーターの振る舞いにも深く感謝している。『勝ってファンと祝えたら最高だったけれど、彼らは僕たちを一切責めず、逆に僕たちが彼らを慰められるくらい応援してくれた。応援が足りなかったんじゃないかと謝りに来るファンまでいて、「謝る必要なんてない、僕たちが感謝しているんだから」と伝えたよ』と、ラージョファンの温かさを称賛している。

(via MARCA)