レアル・マドリード会長選挙 ペレス対リケルメの場外乱闘と舌戦のすべて
20年ぶりとなるレアル・マドリードの会長選挙が日曜日9時から20時までバルデベバスのバスケットボールパビリオンで開催される。アクセス用の無料シャトルバスも運行される厳戒態勢の中、両候補の舌戦が極まっている。
フロレンティーノ・ペレス(ACS株などで51億ユーロ超の資産)に対し、新進気鋭のエンリケ・リケルメ(Cox株などで6億9300万ユーロの資産)は、公証人付きでアーリング・ハーランドとロドリの獲得を公約に掲げた。さらにリケルメは、ラウル・ゴンサレスSDを通じてユルゲン・クロップを監督に招聘すると発表。クラブの流動性が7億7000万ユーロ以上失われ、金庫が99%減少したと深刻な財政危機を指摘し、ペレスの右腕アナス・ラグラリがバルサ救済で私腹を肥やしたと非難。『ソシオを真のオーナーに戻す』と息巻いた。また、テレビ番組に出演した際は、マスコット案としてアンチが使う蔑称である『レアル・マンドリル』を選んで笑いを取るパフォーマンスも見せた。
しかし、クロップの代理人マルク・コシケは即座に『迷惑だ。彼はレッドブルでの役割に満足しており、クラブで働く野心はない』とこれを完全否定。
ペレスは300人の前で行った閉幕イベントでリケルメを猛批判。『ショーの司会者のためにユニフォームを披露するようなことはしない。アンチマドリーが選んだマスコットでクラブを侮辱し、笑い者にする司会者と同調するなど、クラブへの敬意がない。レアル・マドリードのエンブレムは嘘で汚されてはならない』と怒りを露わにした。クロップ招聘案についても『昨夜監督候補を発表し、数分後に本人から無駄な努力だと一蹴された。最初は別の監督を確保していたのではなかったのか。彼らには何でもありだ』と一刀両断。ラモン・カルデロン時代の不正投票を『恥の総会』と呼び、『私の下ではあのようなことは起きない』と断言した。
ペレスは対抗策として、チャンピオンズリーグ出場クラブの選手(バイエルンのマイケル・オリーズと目されるが、バイエルン側は断固拒否の姿勢)に最低でも1億5000万ユーロのオファーを火曜日に出すと宣言。さらに自身が勝利すれば、違約金1500万ユーロをベンフィカに支払い、ジョゼ・モウリーニョを監督に復帰させることを発表した。イブラヒマ・コナテのフリー獲得とデンゼル・ドゥンフリース(2000万ユーロ)の獲得もすでに公言している。
また、ペレスの娘クチ・ペレスのインタビューも話題を呼び、2006年の父の辞任をタクシーのラジオで知りパニック発作を起こした過去や、父の七光りという偏見と戦った苦悩を告白。『父はGstaadに別荘を持てるのに持たない質素な人だ』と素顔を語った。
(via SPORT, ElDesmarque, MARCA, Mundo Deportivo)
教皇レオ14世がマドリディスタを公言、ペレス会長もスピーチで歓喜
スペインを訪問中のローマ教皇レオ14世(ロバート・フランシス・プレボスト)が、ローマからマドリードへ向かう機内でジャーナリストからバルサとレアル・マドリードのどちらのファンか問われ、『教皇としてはすべてのチームを応援するが、プレボスト個人としてはレアル・マドリードのファンだ』と公言した。この発言はSNSで大きな反響を呼び、フロレンティーノ・ペレス会長も選挙活動の閉幕スピーチの冒頭で『教皇がレアル・マドリードファンだと言ってくださったことは我々の誇りだ。ようこそ、聖下』と満面の笑みで歓迎した。
(via MARCA)
ペップ・グアルディオラがバルサに愛の警告とシウバ獲得への太鼓判
マンチェスター・シティの監督を退任したペップ・グアルディオラが、故郷マンレサの小学校でのクライフ・コート落成式に出席した。フリック監督率いるバルサについて『ラ・マシア出身であれ外部からであれ、結果以上の素晴らしい2年間を過ごしている。フリックの大ファンだ。この魅力的なサッカーが何年も続いてほしい』と絶賛した。
一方で、『チャンピオンズリーグはプロジェクトを破壊する。バルサがそうならないことを願う。安定をもたらすのはリーグ戦だ。CLで優勝できなかったり、決勝に進めなかったからといって、悪いシーズンだったと考えないでほしい。ベースはリーグ戦にある』と古巣に愛の警鐘を鳴らした。また、バルサやアトレティコが関心を寄せる教え子ベルナルド・シウバについて『彼はどんなチームにも適応できる。素晴らしすぎる選手だ』と太鼓判を押した。自身の去就については『ここの学校に戻って先生になろうかな』と冗談を交えつつ、『しばらくここに滞在するが、何をするかは自分でもわからない』と語った。
(via ElDesmarque, SPORT)