最終節ビジャレアル戦に向けたチーム状況
アトレティコ・マドリードはラ・リーガの最終節で、日曜日の21時(現地時間)からエスタディオ・デ・ラ・セラミカにてビジャレアルと対戦する。アトレティコは前節ジローナを1-0で下して2連勝を飾っており、現在はビジャレアルを追い抜いて3位の座を奪うための重要な直接対決に臨む。コパ・デル・レイやチャンピオンズリーグに全力を注ぐために3位の座を諦めることも一度は検討されたが、連勝によってその目標が再び現実的なものとなっている。両チームともに数百万ユーロの価値がある順位を懸けて勝利を目指す、白熱した一戦となる。予想スタメンには、ムッソ(またはオブラク)、ルジェリ、ハンツコ、プビル、マルコス・ジョレンテ、バエナ、コケ、オベド・バルガス、ジュリアーノ、ルックマン、グリーズマンが名を連ねている。(via ElDesmarque / SPORT / MARCA)
アントワーヌ・グリーズマンのラストマッチ
前節のジローナ戦がアントワーヌ・グリーズマンにとってアトレティコ・マドリードのホームでの最後の試合となったが、このビジャレアル戦が彼にとってラ・リーガでアトレティコを代表する真のラストマッチとなる予定である。偉大な足跡を残したフランス人ストライカーは、この週末の試合を最後にアトレティコに別れを告げる。チームとしても、彼を勝利で送り出すために全力を尽くす構えだ。(via ElDesmarque)
シメオネ監督の悩みの種:大量8選手の欠場
ディエゴ・パブロ・シメオネ監督は、この最終節に向けて非常に多くの欠場者を抱えている。チーム最大のスターであるフリアン・アルバレスをはじめ、ホセ・マリア・ヒメネス、ナウエル・モリーナ、パブロ・バリオス、ニコ・ゴンサレス、ジョニー・カルドーゾが負傷や代表合流のためチームを離れている。さらにロビン・ル・ノルマンは前節ジローナ戦で5枚目のイエローカードを受けたため、累積警告で出場停止となっている。ロドリゴ・メンドーサも出場の可能性が疑われているが、起用される見込みは低い。一方で、前節出場停止だったマルコス・ジョレンテが復帰し、スタメンに名を連ねる見込みであることはチームにとってポジティブなニュースだ。(via ElDesmarque / SPORT)
アレックス・バエナの古巣帰還と現状
昨夏、アトレティコ・マドリードの目玉補強として加入したアレックス・バエナにとって、ビジャレアルの本拠地エスタディオ・デ・ラ・セラミカへの帰還は特別な意味を持つ。アンダルシア出身の彼はビジャレアルの下部組織で育ち、トップチームで才能を開花させた。しかし、アトレティコでの1年目は期待されたほどの輝きを放てていない。今季は45試合(先発27試合)に出場し、2245分間のプレーで2ゴール3アシストにとどまっており、ビジャレアルでの最終年(7ゴール10アシスト)やその前のシーズン(12ゴール6アシスト)を大きく下回っている。
それでもロッカールームでの彼への信頼は揺らいでいない。マルコス・ジョレンテはラジオ番組のインタビューで『バエナは今、兵役についているような状態だけど、とてもよくやっている。来年は間違いなく爆発すると確信しているよ。簡単な年ではないけれど、戦って自分の居場所を作ろうとしているのがわかる』と擁護している。バエナはワールドカップに向けて、そして来季の飛躍に向けて、自分を育てたピッチで良い形でシーズンを締めくくるチャンスを手にしている。(via MARCA / SPORT)
ベルナルド・シウバ獲得への強力な動き
アントワーヌ・グリーズマンの退団によって生じる巨大な穴を埋めるため、アトレティコ・マドリードはマンチェスター・シティのベルナルド・シウバの獲得を第一目標に掲げ、動きを加速させている。シティで9年間過ごしたポルトガル人ミッドフィールダーは退団を決意しており、アトレティコを次の理想的な移籍先に選んでいる。
最大の課題は給与面の調整である。マテウ・アレマニーは代理人のジョルジュ・メンデスとの交渉を強めており、両者の歩み寄りを図っている。グリーズマンの退団により、年俸約800万ユーロの負担が消え、給与総額に大きな余裕が生まれたことがアトレティコにとって追い風となっている。ベルナルド・シウバはフリーエージェントとして加入する見込みであり、移籍金が発生しない分、契約ボーナスや高い給与を提示することが可能だ。現在ヤン・オブラクが受け取っているチーム最高給(手取り年俸1000万ユーロ)に次ぐトップクラスの待遇が用意されると見られている。
選手側は、ポルトガル代表としてワールドカップの準備(アメリカ・マイアミでの合宿前、6月6日のチリ戦と10日のナイジェリア戦)に入る前に去就を決定したいと強く望んでおり、アトレティコも来週中には合意を取り付け、夏の最大のサプライズ補強を完了させたい考えだ。契約は2年+目標達成に応じた1年のオプションとなる予定である。(via ElDesmarque / MARCA)
マルク・ククレジャへの関心の噂
移籍市場が本格化する中、チェルシーのスペイン人サイドバック、マルク・ククレジャがアトレティコ・マドリードに関心を寄せられている選手のリストに浮上している。(via Mundo Deportivo)
マンチェスター・シティからのフリアン・アルバレス獲得の記録
ペップ・グアルディオラ監督が退任を発表したマンチェスター・シティの過去の移籍市場データの振り返りの中で、フリアン・アルバレスがアトレティコ・マドリードへ7500万ユーロという巨額の移籍金で売却されたことが改めて記載されている。彼がアトレティコの攻撃陣に加わったことは、シティにとっても大きな取引であった。(via MARCA / SPORT)
ジョアン・フェリックスのアトレティコ時代の回顧と現在
現在サウジアラビアのアル・ナスルでプレーし、今季のリーグ最優秀選手(MVP)に選出されたジョアン・フェリックスについて、彼のアトレティコ・マドリードでの過去が回顧されている。2019年にクラブ史上最高額となる1億2000万ユーロで加入した彼は、ディエゴ・シメオネ監督の戦術に従っている間は成長を見せたが、それに反発し始めると成長が止まり、最終的に急降下してしまったと評されている。昨夏にチェルシーからアル・ナスルへ移籍したことで、アトレティコはその前年にチェルシーに彼を5200万ユーロで売却した際の資金を間接的に回収したような形となった。アトレティコではその計り知れない才能を完全には開花させられなかった彼だが、サウジアラビアでの活躍により、批評家たちを黙らせ、ポルトガル代表としてワールドカップに臨む準備を整えている。(via Mundo Deportivo / SPORT / MARCA)
コパ・デル・レイでのバルセロナ撃破の記録
今季のラ・リーガを制したFCバルセロナに関するデータの中で、彼らが過去2年間で逃した唯一の国内タイトルがコパ・デル・レイであることが示されている。その大会において、バルセロナを準決勝で敗退へと追いやったのがアトレティコ・マドリードであった。(via SPORT)
【本日の総括】
最終節ビジャレアル戦に向け、グリーズマンの別れや多くの欠場者を抱えながらも3位奪取を狙うアトレティコ。一方で、ベルナルド・シウバの獲得交渉が佳境を迎えており、来季に向けた強力な新体制の構築が着々と進行しています。