アトレティコ・マドリード

ラ・リーガ第10節のデポルティーボ・ラ・コルーニャ戦において、アトレティコ・マドリードは1-0の辛勝を収めた。この価値ある決勝ゴールを決めたのはFWフリアン・アルバレスである。後半開始直後の47分、左サイドを鋭く抜け出したアレックス・グリマルドからの低いグラウンダークロスに対し、ゴール前へ素早く走り込んで右足で合わせた。夏の移籍市場でFCバルセロナ移籍を志向した経緯から一部サポーターとの間に隔たりが生じ、今季のメトロポリターノでは選手紹介時などにブーイングを浴びる場面もあったが、水曜日のUEFAチャンピオンズリーグ・シュトゥットガルト戦に続く公式戦2試合連続ゴールを記録。今季のリーグ戦においてホームスタジアムで決めた待望の初ゴールとなり、スタンドのサポーターからは大きな声援と惜しみない拍手が贈られた。(via AS)

アトレティコ・マドリード

試合を通じてアトレティコが苦しい時間帯を凌ぎ切れたのは、守護神ヤン・オブラクの驚異的なセービングのおかげである。前半27分、イエレマイの鋭い直接フリーキックを自ら弾いた後、そのこぼれ球に詰めたロレンツォ・ヤマトゥッチの至近距離シュートに対し、驚異的な反応で右足を伸ばして失点を阻止した。さらに1-0で迎えた後半アディショナルタイム96分、相手のラストプレイで右サイドのアダマ・トラオレが送った絶妙なクロスから、フリーのケビン・サンチェスが放った至近距離のシュートを、ヤン・オブラクがゴールラインぎりぎりで完璧にキャッチ。土壇場での失点を防ぎ、劇的なクリーンシート(無失点勝利)を達成した。(via ElDesmarque)

アトレティコ・マドリード

ディエゴ・シメオネ監督によるハーフタイムの思い切った采配が試合の流れを完全に変えた。前半は4-3-3のシステムで臨んだものの、中盤でパブロ・バリオスが9度のボールロストを重ねるなど機能せず、アデモラ・ルックマンも相手バックラインへのプレスがかからずに停滞。指揮官はハーフタイムでパブロ・バリオスとアデモラ・ルックマンを下げ、ロバン・ル・ノーマンとジュリアーノ・シメオネを同時投入した。マルコス・ジョレンテを中盤へ押し上げ、右サイドにジュリアーノを配したことでチームの運動量と縦への推進力が飛躍的に向上。後半開始直後の47分に即座に決勝点を生み出す原動力となった。後半途中から入ったアレクサンダー・セルロートも前線での激しい身体を張ったキープでアディショナルタイムの逃げ切りに大きく貢献した。(via AS)

デポルティーボ・ラ・コルーニャ

デポルティーボ・ラ・コルーニャのDFホセマ・ヒメネスにとって、このアトレティコ戦は特別な感情が交錯する一夜となった。13シーズンにわたりアトレティコのディフェンスリーダーとして活躍し、今夏デポルへ移籍したアレックス・ヒメネスが、敵チームの選手として初めてメトロポリターノのピッチに立った。試合前にスタジアムのスピーカーから名前が読み上げられると、スタンドからは万雷の拍手と『ウ・ル・グアイ』のコールが鳴り響き、南スタンドには『常に我々をリスペクトしてくれた男にリスペクトを。アレックス・ヒメネス、君は我々の仲間だ』との横断幕が掲げられた。ピッチ上でもベテランらしい高い統率力を発揮し、古巣サポーターの前で健在ぶりを示した。(via AS)