新ベニート・ビジャマリン建設計画の全貌と詳細な進捗

🏟️ フェデリコ・マルティネス・フェリアGMが、本拠地ベニート・ビジャマリンの全面改修工事に関する詳細な進捗を報告した。新スタジアムは2028-2029シーズンの開幕からの使用開始を予定しており、収容人数約6万人の規模を維持する。ピッチは現状から20〜40センチメートル下がり、ラファエル・デ・ラ=オズ・カスタニェス氏が設計する新しい屋根によってスタジアム全体を覆い、音響効果を高めたボンボネーラのような熱狂的な空間を演出する。フェリアGMは『スタジアムを包み込む屋根や外装が、ボンボネーラのような感覚を与えることになる。間違いなくスタジアムをかなり密閉することになり、ピッチとの近さを感じさせるだろう。サッカーをより間近で体験できるはずだ』と語っている。また、オサスナのエル・サダルのような安全な立ち見席をゴル・スールに導入し、スタンドを一体化させる案も検討されている。

プレフェレンシア・スタンドの隣には地下駐車場を備えた巨大な併設ビルが建設される。現在は50人以上の作業員が掘削と土留め工事を行っており、幅1メートル、深さ26メートルの壁を構築している。フェリアGMは『解体フェーズが終了し、現在はスタジアムに隣接する区画の土留め工事を行っている。幅1メートル、深さ26メートルに達する壁を建設し、駐車場と併設ビルの全構造を収める空間を囲む予定だ。その後、残りの区画の掘削と、基礎および構造物の建設段階に入る』と順調な進捗を明かした。この基礎工事は夏の終わりから秋の初めには完了する予定である。

併設ビル全体の80%は4つ星スーペリア以上の外資系大手ホテルが占める計画で、現在6つのホテルチェーンから関心が寄せられており、夏までに最終候補の3社から運営会社が決定される。フェリアGMは『常にホテルがメインのテナントになると考えており、面積の約80%を占めることになる。それを1階部分の他の用途で補完する』と述べている。ホテル以外のスペースにはスポーツクリニック、美容クリニック、スポーツファッションの商業施設、ジム、スパなどが入る。

資金調達にはプロジェクト・ファイナンス方式が採用されており、スタジアムの運用によって得られる年間約2000万ユーロの追加収益から建設費を返済していく。現在、潤沢な資金を持つ投資ファンドなどを選定中で、建設期間の猶予を含め25年から30年で完済する計画となっている。フェリアGMは『以前から発表していたように、このプロジェクトはプロジェクト・ファイナンスのモデルで実行したいと考えている。基本的には、スタジアムの運営で得られる追加資金の一部を使って、建設費そのものを投資して支払うというものだ。現在、融資者の選定段階にある。幸いなことに市場は活発で、十分な流動性がある』と経済面での自信を示した。現在行われている第一フェーズの工事費は約1000万ユーロにのぼる。

代替地として使用しているラ・カルトゥーハ・スタジアムについて、フェリアGMは『我々にとって、ラ・カルトゥーハは正解だった。アクセスに問題はあるが、快適で満足している。ここでは、新ベニート・ビジャマリンで展開する予定のプロジェクトや活動のいくつかをすでにテストできている。だから非常に満足しているが、新スタジアムに合わせて常に調整や適応を行っている』と現状を高く評価している。スタジアムへのアクセス改善の鍵となるセビリア地下鉄3号線の新駅設置についても、都市計画当局と密に連携している。改修後のスタジアムはUEFAの基準を完全に満たし、将来的にヨーロッパのカップ戦の決勝戦を誘致することも目標に掲げられている。(via Estadio Deportivo)

【本日の総括】

21年ぶりのチャンピオンズリーグ復帰という快挙に沸く一方、今夏のベティスはスタジアムの全面改修とスカッドの記録的な大刷新が同時進行する歴史的な転換期を迎える。ワールドカップ落選や主力退団など様々なドラマが交錯する中、来季の新たなステージへ向けた力強い歩みが始まっている。