【今日のラインナップ】

 

✅ [CLニューカッスル戦] 劣勢を耐え抜き後半アディショナルタイムのPKで劇的ドロー

✅ [フリック監督の試合後談] ボール保持に苦言も若き守備陣の奮闘と結果を高く評価

✅ [選手たちの声] アラウホがレフェリーの判定に怒り、クバルシはエスパルトを絶賛

✅ [ラミン・ヤマルの記録] イングランド初得点&CL30試合出場の最年少記録を更新

✅ [シャビ・エスパルトのデビュー] 「ラームのよう」と指揮官も絶賛の18歳が初陣

✅ [負傷者・コンディション情報] エリック直前離脱、ベルナルは痙攣、ペドリの出場時間管理

✅ [ダニ・オルモと急造守備陣] 値千金のPK獲得と、無敗を誇るCBコンビの活躍

✅ [ガビの復帰] 次節セビージャ戦でついにピッチへ戻る可能性が浮上

✅ [テバス会長の反論] チャビらの「メッシ復帰合意」発言を完全否定

✅ [バルトメウ元会長の逆襲] ラポルタ政権のメッシ放出と経営手腕を猛烈批判

✅ [ビクトル・フォントの公約] チケット半額案やメッシ名誉会長案を掲げ選挙戦へ

✅ [会長選・スタジアム情報] シリアが異議申し立て、カンプ・ノウは62,652人収容へ

✅ [移籍市場の噂] フリアン・アルバレスが去就に含み、ファン・デ・フェンの動向

✅ [欧州での守備データ] チャンピオンズリーグで12試合連続失点という懸念材料

✅ [ニューカッスル戦の裏話] ドーピング検査の悲劇やベンチでのシュチェスニーの優しさ

✅ [メディアの論争] バルサの消極的なプレースタイルを巡りラジオ番組で激論

✅ [レジェンドたちの視点] クーマンが語るメッシとペドリ、トレゼゲのレヴァンドフスキ評

 

■【CLニューカッスル戦:極限状態のバルサ、死闘の末に劇的ドロー】

 

チャンピオンズリーグ・ラウンド16の第1戦、セント・ジェームズ・パークでのニューカッスル戦は1-1の引き分けに終わりました。

負傷者と極度の疲労を抱えるバルセロナは、スタジアムの熱狂的な雰囲気とニューカッスルのハイプレスに大苦戦。エランガとオスラのスピードに圧倒され、前半は自陣に釘付けになる時間が続きました。ジョアン・ガルシアの再三にわたるビッグセーブで何とか無失点で折り返します。

後半に入ってもニューカッスルが押し込む展開が続き、フリック監督は69分にペドリとレヴァンドフスキを下げてダニ・オルモとラッシュフォードを投入し、ハフィーニャを中央に配置して打開を図ります。

しかし86分、アラウホが足をつってピッチ外に出された隙を突かれ、マーフィーのクロスからバーンズに先制点を奪われてしまいます。

敗色濃厚となった96分、ダニ・オルモがペナルティエリア内で見事な切り返しを見せ、マリック・チャウのファウルを誘いPKを獲得。この極限のプレッシャーの中、ラミン・ヤマルがGKラムズデールを完全に騙してゴール右へ蹴り込み、起死回生の同点弾を記録。シュート数で10対16(枠内3対5)と劣勢を強いられたものの、来週カンプ・ノウで行われる第2戦に向けて、非常に価値のある引き分けを手にして生き残りました。

(via SPORT)

 

■【フリック監督の試合後談:守備陣を称賛しつつボール保持には苦言】

 

ハンジ・フリック監督は試合後、結果には満足しているとしつつも、チームのパフォーマンスについて冷静に分析しました。

『ボールを持っている時は良い試合ができなかった。簡単なミスでボールを失いすぎた。これはまさにニューカッスルが望んでいることであり、彼らはボールを奪うとトランジションが非常に速い』と攻撃面の課題を指摘しました。

一方で守備については、『ボールがない時はチーム全体で一緒に戦い、守った。守備のパフォーマンスは本当に良かった。ここでのプレーは環境とプレッシャーのせいで決して簡単ではなかった。結果には一番満足している』と称賛しました。

アラウホの右サイドバック起用については、『多くのポジションを変えたくなかった。クバルシとジェラール・マルティンをCBでプレーさせることは明確で、ロナルドにサイドバックでプレーできるか聞いたら、イエスと答えた。彼は良い仕事をした。最後は疲れ果てていて失点時には戻れなかったが、エリア内にはカバーできる選手がいた。不運な失点だった』と説明しています。

若手守備陣の奮闘にも触れ、『とても若いチームだが、特に2人のCBは素晴らしい仕事をしている。ここ数試合で彼らがどれだけ向上し、一緒にうまくプレーしているかを見るのは素晴らしい。我々には大きなポテンシャルがある』と語りました。

過密日程については、『今は休む時期だ。選手たちの仕事は休むことと、日曜日の試合に向けて準備することだ。準備する日は数日あるが、休日はお預けだ。それは普通のこと。このレベルで戦っていれば、3日か4日に1回試合があるのは当たり前であり、適応しなければならない』と気を引き締めました。

(via Estadio Deportivo)

 

■【選手たちの声:アラウホの不満とクバルシの自信】

 

右サイドバックとしてフル稼働したロナルド・アラウホは、失点時のマルコ・グイダ主審の対応に強い不満を示しました。

『ルールの解釈が理解できない。足がつっているなら、立ってでも這ってでもピッチに入れるはずだ。なぜレフェリーが私を再び外に出したのか理解できない。その後、エリアに戻ることができなかった』と悔しさを露わにしました。

それでも試合全体については、『結果には満足している。コパ・デル・レイのアトレティコ戦での0-4の敗戦から学んだことを強調したい。今日は賢く戦った。もう少し相手の陣地で脅威を与え、ボールを持ちたかったが、素晴らしいライバルと圧力をかけてくるスタジアムでのタフな試合だった。勝負はホームで決まるので、良い感覚を持って帰る』と手応えを口にしました。

 

センターバックとして躍動したパウ・クバルシは、『守備面で素晴らしい試合をした。小さなディテールのミスで失点してしまったが、前線には一瞬で状況を変えられる選手たちがいる。ダニ・オルモが入ってきてやるべきことをやり、PKを獲得した。引き分けは良い結果だ』とコメント。

『ここが難しいスタジアムでファンがプレッシャーをかけてくることは分かっていた。前線での精度を欠いたかもしれないが、時には引いて守り、ミドルブロックで結果を出す戦い方も必要だ。厳しい週が続いており少し疲労を感じていた。90分間プレスをかけ続けることはできないから、いつプレスをかけるか見極める必要があった』と極限の戦いを振り返りました。

また、親友であるシャビ・エスパルトのデビューについて『少し前まで自分も同じ状況だった。同い年で一緒に多くの時間を過ごしてきた。難しいピッチで素晴らしい試合をし、パーソナリティを見せて、失点を防ぐ良い守備も見せた。最高だった』と絶賛しています。

(via Estadio Deportivo)

 

■【ラミン・ヤマルの記録:最年少記録更新とイナズマイレブン騒動】

 

ラミン・ヤマルはニューカッスル戦のキックオフの瞬間、18歳240日でチャンピオンズリーグ30試合出場に到達し、大会の最年少記録を更新しました。

試合では最初のボールタッチからニューカッスルサポーターの強烈なブーイングを浴びましたが、96分という究極のプレッシャーの中で見事にPKを沈め、自身にとってイングランドの地での初ゴールを記録し完璧な復讐を果たしました。

ゴール後のセレブレーションでは、肩をすくめた後に片方の耳を塞ぎ、もう片方の手で口の前にチャックをする(または口笛を吹く)ような仕草を見せました。これがアニメ「イナズマイレブン」のキャラクター・鬼道有人が「皇帝ペンギン」の技を繰り出す際のポーズだという憶測が飛び交いましたが、ヤマル本人は番組に対して皇帝ペンギンを呼び出すジェスチャーではないと明確に否定しています。

このゴールにより、ヤマルは今シーズンの公式戦ゴール数を20(リーグ戦14、CL4、コパ2)に乗せ、自己最高記録をさらに更新し続けています。

(via Mundo Deportivo)

 

■【シャビ・エスパルトのデビュー:18歳の新星がCLの舞台へ】

 

極限状態のディフェンス陣を救うべく、18歳の若きサイドバック、シャビ・エスパルトが88分からアラウホに代わってピッチに立ち、トップチームおよびチャンピオンズリーグデビューを果たしました。

フリック監督は以前から彼を高く評価しており、『彼のボールに対する自信が好きだ。フィリップ・ラームに似ている。「6番」でも「2番」でもプレーでき、ボールの有無にかかわらず良い動きをする』と絶賛していました。

エスパルトは試合後、『ここでデビューできるなんて夢のようだ。まだ信じられない。考える暇もなかった。気づいたらピッチの中にいた。落ち着いて自分の知っているプレーをし、楽しむように心がけた。フリック監督からは自分のプレーをして楽しめと言われた』と喜びを語りました。

短い出場時間ながら、4回のボールタッチ、パス成功率100%、1回のボール奪取、1回のクリアを記録し、ジョアン・ガルシアのエリアへの侵入を阻止する決定的な守備も披露。試合後のロッカールームやSNSでは、マルク・ベルナルから「フィリップ」、フェルミンから「おめでとう、クラック」と祝福され、元バルサのマルク・ギウやディエゴ・コチェンからもメッセージが寄せられました。

(via Esport3)

 

■【負傷者とコンディション情報:野戦病院化するスカッド】

 

バルセロナのスカッドは疲労と負傷で野戦病院化しています。

エリック・ガルシアは試合直前にハムストリングの過負荷を訴え、急遽欠場が決定しました。フリック監督は『彼は複数のポジションでプレーできる重要な選手であり、リスクを冒したくなかった』と説明。水曜日に精密検査を受けますが、次節セビージャ戦も休養する見込みです。

73分にはマルク・ベルナルがピッチに倒れ込み交代を要求。医療スタッフと退場したため大きな怪我が懸念されましたが、単なる痙攣であることが確認され大事には至りませんでした。

ペドリも70分にベンチへ退きました。指揮官は『ペドリの出場時間には注意しなければならない。今シーズンすでに2回怪我をしており復帰したばかりだ。誰もが彼と一緒にプレーしたがるが、60分から65分プレーさせる予定だった』と徹底した出場時間管理を行っていることを明かしました。

チームは水曜日に休養を取りますが、ガビ、クリステンセン、バルデ、クンデ、筋肉の負傷で約6週間の離脱となるフレンキー・デ・ヨングの5人は、引き続きシウタ・エスポルティバでリハビリを行います。

(via SPORT)

 

■【ダニ・オルモと急造守備陣の評価:勝負を分けた采配】

 

エリック・ガルシアの直前の欠場により、フリック監督はアラウホを右サイドバック、クバルシとジェラール・マルティンをセンターバック、カンセロを左サイドバックに配置する急造の4バックを採用しました。

結果として、クバルシとジェラール・マルティンのコンビは驚異的なパフォーマンスを披露。特にジェラール・マルティンは左利きのセンターバックとして完全に適応しており、CBとして出場した16試合で15勝1分と無敗記録を継続しています。

そして攻撃面でチームを救ったのがダニ・オルモでした。70分から投入されると、試合終了間際の95分、ペナルティエリア内でマリック・チャウのタックルを誘発する見事な切り返しを見せ、起死回生のPKを獲得。複数のポジションをたらい回しにされ本来の調子を落としていたオルモですが、得意のエリア内での決定的な仕事で自身の価値を改めて証明しました。

(via Mundo Deportivo)

 

■【ガビの復帰:セビージャ戦でついにピッチへ】

 

長らく膝の半月板手術でリハビリを続けていたガビが、次の日曜日に行われるセビージャ戦でついに公式戦復帰を果たす可能性が高まっています。

ニューカッスル戦では医療的な最終クリアランスは下りていなかったものの、チームに同行しベンチ入りを果たしました。スポーツ部門、フィジカル部門、医療部門のすべてが、セビージャ戦での数分間のプレーにゴーサインを出す準備を整えています。

手術から約5ヶ月が経過し、フリック監督も『ガビはトップレベルのメンタリティと心を持つプロフェッショナルであり、我々には彼が必要だ』と全幅の信頼を寄せています。セビージャはガビがベティス下部組織時代から因縁のあるライバルであり、復帰の舞台として感情的にも最高の設定が用意されようとしています。

(via Mundo Deportivo)

 

■【テバス会長の反論:「メッシ復帰合意」を完全否定】

 

先日、チャビとマテウ・アレマニーが「2023年の夏にメッシ復帰についてラ・リーガの承認を得ていたが、ラポルタ会長が止めた」と発言した件について、ラ・リーガのハビエル・テバス会長が真っ向から反論しました。

テバス会長は、『ラ・リーガの承認など得ていなかったし、そもそも申請すらされていなかった。当時バルサは1:1のルールにも達していなかった。メッシがいくら稼ぐか分からない状態で承認を与えることは不可能だった。仮に低い年俸の契約を提示したとしても、ジョアン・フェリックスの時のように、選手の市場価値に基づいた評価が行われるため不可能だった。マテウ・アレマニーは勘違いしている』と断言しました。

この騒動についてフリック監督は、『チャビとは同僚であり、良い関係だ。私がバルセロナに来たとき彼の家を訪ね、楽しい時間を過ごした。妻や他の監督と話すとき、それはプライベートなことだ。私は真実を知っているが、何も言うつもりはない』と大人の対応を見せています。

(via Estadio Deportivo)

 

■【バルトメウ元会長の逆襲:ラポルタ政権を猛烈に批判】

 

ジョゼップ・マリア・バルトメウ元会長がインタビューに応じ、現在のジョアン・ラポルタ政権を強く批判しました。

『私の遺産についての言い訳はもう聞き飽きた。彼らは新型コロナウイルスの影響による問題を解決するために5年半の時間があったはずだ。私の最初の5年間の収支は1億900万ユーロの黒字で、13のタイトルを獲得した。パンデミックで収入が激減し、すべてのクラブが負債を抱えたのだ』と自身の経営を正当化。

さらにメッシの退団について、『ラポルタの最も悲惨な決断はメッシの放出だ。史上最高の選手に別れを告げなければならなかったのは非常に悲しい。彼にはまだ我々と一緒にプレーする力があり、今のラ・マシア出身の若手黄金世代と一緒にプレーできたはずだ。彼らはサッカー界の仕組みを知らず純真すぎた。損失を水増ししなければ、新型コロナによる損失として5年かけて償却できたはずだ』と痛烈に批判。

『彼はプログラムを持たず、直感で動いている。ソシオには多くの嘘が語られており、クラブの健康にとって良くない。2003年世代の時代は終わらせ、新しいアイデアを持つ若い世代に道を譲るべきだ』と退陣を要求しました。

(via SPORT)

 

■【ビクトル・フォントの公約:会長選に向けた独自の青写真】

 

次期会長候補のビクトル・フォントもインタビューに応じ、ラポルタ会長の姿勢を糾弾するとともに自身の公約を掲げました。

『彼がマカロニを作ったりハムを切ったりするのをやめてから、選挙戦は泥沼化した。彼は対立を煽り、良いクレと悪いクレを振り分けている。ソシオは、エチェバリアとテバスのバルサか、チャビとメッシのバルサかを選ばなければならない』と対決姿勢を鮮明にしました。

メッシとの関係修復については、『1つ目は名誉会長への就任提案。2つ目はジョーダンとナイキのようなブランド提携による経済的利益。3つ目はスポーツ面で、フリックやスポーツ部門が良しとし、本人が望むなら、最高の形でキャリアを締めくくることだ』と3つの柱を提示。

現政権の不透明な取引(New Era Visionary Groupとの提携やLimakへの発注など)を批判し、具体的な公約として以下の3点を約束しました。

1. スタジアムに80%以上来場するソシオのシーズンチケット代を半額、翌年も維持で75%引きにし、待機リストの先頭5000人にチケットを割り当てる。

2. 5000人規模の欧州一の応援スタンド(Grada d'Animació)の創設。

3. 新パラウの建設とバスケットボールなど各セクションの自立化とプロ化。

また、フリック監督については『2027年までの契約を尊重し継続してほしい。彼はFCラポルタの従業員ではなくFCバルセロナの従業員だ』と支持を表明しています。

(via SPORT)

 

■【会長選とスタジアム情報:投票に向けた動きと収容増】

 

会長選の候補者から外れたマルク・シリアは、142の署名が無効とされた判定に対しカタルーニャサッカー連盟に異議を申し立てており、選挙期間のやり直しと投票日の延期を求めています。また、ビクトル・フォント陣営からの合流打診があっても断る意志を示しました。

過去の会長選挙の投票率を見ると、歴代トップは2010年(サンドロ・ロセイ当選)の48.11%(57,088人)。次いで2021年のパンデミック下(ラポルタ当選)の50.42%(55,611人)となっており、今回の投票率にも注目が集まります。

スタジアムに関しては、選挙投票日と同日に行われる次回のセビージャ戦から、カンプ・ノウの北ゴール裏2層目の使用許可(フェーズ1C)がバルセロナ市議会から下りました。これにより収容人数が62,652人に増加し、さらに22,000人のソシオが観戦可能となります。

一方で、スタジアムの貴賓席(パルコ)の名称から、内戦時に暗殺された元会長「ジュゼップ・スニョル」の名前が外された問題が浮上しており、クラブ側の「改修中で特定の名称はつけていない」「カタルーニャ語の厳密な綴りであるSunyolにするため」という苦しい釈明が批判の的となっています。

(via Esport3)

 

■【移籍市場の噂:フリアン・アルバレスとファン・デ・フェン】

 

来季に向けた補強の噂も絶えません。

バルセロナが獲得を熱望しているアトレティコ・マドリードのFWフリアン・アルバレスは、自身の去就について『どうなるかはわからない。イエスかもしれないし、ノーかもしれない。ここアトレティコでとても幸せだし、クラブの悪口を言ったことはない』とバルサ移籍の可能性を完全には否定しませんでした。ラポルタ会長は『彼は素晴らしい選手でバルサのシステムに合うと言われているが、まずは本人が来る意志を示し、合理的な価格でなければならない』と発言していますが、市場価値1億ユーロ、契約解除金5億ユーロという条件は財政的に極めて困難な壁となっています。

また、強化部が注目しているトッテナムの左利きCB、ミッキー・ファン・デ・フェンについて、元トッテナム監督のハリー・レドナップは『彼はバルセロナに行きたがっているだろう』と語りました。しかし、彼もまた移籍金が1億ユーロを超えるとみられており、直近の試合で退場や致命的なミスを連発している点に懸念の声が上がっています。

(via SPORT)

 

■【欧州での守備データ:続くクリーンシート不足の呪縛】

 

バルセロナはヨーロッパの舞台で深刻な守備のデータを抱えています。チャンピオンズリーグでは直近12試合連続で失点を喫しており、クリーンシートを達成できていません。

最後に無失点で終えたのは2025年4月のボルシア・ドルトムント戦(4-0)。今シーズンはここまで9試合すべてで失点しており、計15ゴールを許しています。シュチェスニーやジョアン・ガルシアがゴールマウスを守り、オリンピアコス戦(6-1)やコペンハーゲン戦(4-1)のような大勝した試合でも必ず失点しており、欧州の舞台での守備の改善が急務となっています。

(via MARCA)

 

■【ニューカッスル戦の裏話:ピッチ外でのエピソード】

 

過酷なアウェイゲームの裏側では様々な出来事がありました。

ラミン・ヤマルは最初のボールタッチで相手ファンから強烈なブーイングを浴びましたが、最後のPKで見事に復讐を果たしました。

試合後、フェルミンとジェラール・マルティンがUEFAのドーピング検査に指名されました。フェルミンは無事に終えてチームと共に空港へ向かいましたが、ジェラール・マルティンは尿が出ず、チームが去った後もプルナ医師と共にスタジアムに残り、現地時間23時30分になってようやくクラブのバンでスタジアムを後にするという災難に見舞われました。

また、マルク・ベルナルが負傷交代してベンチに戻った際、シュチェスニーが彼が冷えないようにジャージのジャケットを着せてあげるという心温まる気遣いを見せました。

フリック監督は試合中ずっとベンチの前に立ち、プレスの指示を出したり、ミスに怒ったり、イタリア人レフェリーの判定に激しく抗議するなど感情を露わにしていました。そして恒例のジンクスとして、ラミンのPKの瞬間は見ないようにしていました。試合後にはエリック・ガルシア、フェルミン、アラウホがニューカッスルのベンチの選手と言い争う一幕もありました。

(via SPORT)

 

■【メディアの論争:バルサのプレースタイルに賛否両論】

 

バルサのニューカッスル戦での防戦一方のプレースタイルを巡り、スペインメディアでは激しい論争が巻き起こっています。

COPEのラジオ番組「El Partidazo de COPE」では、マノロ・ラマとダニ・セナブレが激しく衝突。ラマが『100試合すべてで自分たちの望むようにプレーできると思い込んでいるのが問題だ。フリックがシュートを打つな、デュエルに勝つなと指示したとでも言うのか?』と主張すると、セナブレは『フリックが望むようにね。今年は期待されたパフォーマンスを出せていない。ヨーロッパで何もしていないからクソみたいなプレーだったと言うのか』と反論。司会のフアンマ・カスターニョが仲裁に入るほどの緊張状態となりました。

また、解説者のマルディーニも『バルサがこれほど攻撃面で何もできなかった試合は記憶にない』と苦言を呈し、ニューカッスルのシュート16本に対し、バルサが10本(枠内3)に終わった事実を指摘しています。

(via SPORT)

 

■【レジェンドたちの視点:クーマンとトレゼゲの証言】

 

元バルサ監督であり現オランダ代表監督のロナルド・クーマンが、ペドリの才能について回想しました。『私はペドリを知った最初のバルサの監督だった。当初クラブは彼をレンタルに出す計画だったが、2日間の練習を見て信じられない選手だと分かった。特にメッシが常に彼とコンビネーションを組もうとしていたのが印象的だった。メッシはペドリにしかパスを出さなかった。メッシは評価していない選手にはパスを出さず無視する。あの二人の関係を見て、ペドリを残す決断が正しかったと確信した』と明かしています。

また、元フランス代表のダビド・トレゼゲは、レヴァンドフスキについて『私なら37歳でも無料で彼を獲得する。彼は別のカテゴリーの選手で、ハーランドと共に残された数少ない本物の9番だ。バルサでもコンスタントに出場していなくても14ゴールを決めている』と絶賛し、ユベントスに獲得を推奨する発言をしています。

(via MARCA)

 

【本日の総括】

CLニューカッスル戦は極限の疲労と負傷者を抱える中、オルモのPK獲得とヤマルのゴールで劇的なドローに持ち込みました。急造の守備陣、特にクバルシとジェラール・マルティンが躍動し、18歳エスパルトのデビューという明るい話題もありました。一方でピッチ外では会長選に向けたバルトメウやフォントによるラポルタ批判、メッシ復帰を巡るテバスの否定発言など、クラブの根幹を揺るがす政治的な動きが激化しています。次節カンプ・ノウでのセビージャ戦ではガビの復帰が濃厚となり、収容人数も6万2千人規模へ拡大。激動の1週間が続きます。